微笑みの国、タイに行った思い出。
最近は海外旅行に行けていないフラストレーションを記事にぶつけようと思う。
今からもう10年ほど前だったと思う。
友達と海外に行こうという話しに、なった。
台湾...。中国...。インドネシア...。インド...。オーストラリア?
みたいな感じで色々候補は上がった。
台湾はその時にはすでに6回は行っていた為、却下!
中国はPM2.5でサイレントヒル状態だった為、却下!
インドネシアはなんとなく有給の範囲でいけるか不安だから却下!
インドは自分探しで行く予定だから却下!
オーストラリア?有給で行けないから却下!
と言うことで、候補に無かったタイに決定!
「タイかー。」
「微笑みの国よね。どんなところかなー。」
「そもそもらいくらでいけるの?」
「なんとなくご飯は大丈夫そうだね。」
なんて話しをしながらもあっという間に出発日。
うちからは羽田より成田の方が行きやすいので成田の利用率高し!
飛行機に乗って、数時間でタイへ到着。
飛行機から出た瞬間の空気感で
「あー、海外だわ。」
ってワクワクする。
確かこれは王宮だったかな。
それか涅槃仏が安置されていた、お寺かどっちかだと思う。
もう覚えてない。笑
意外と、タイって都会で驚いた。なんか東京とは違うんだけど、どこに行っても結構大きな建物があって驚いた。
夜になると寺院はライトアップされてすごく賑やか。
飯は何を食っても美味かったし安かった。
トゥクトゥクは毎回値段交渉をするのが面倒だけど、風を全身に浴びられるから気持ちいい。
タクシーはメーターを動かしてくれない車両が多すぎて毎回
「Could you turn on the meter, please?」
といちいちお願いし、「No!!」と言われた瞬間にタクシーを降りまくって気がついたら渋滞してた。
王宮に行く時にタイ人に声をかけられた。
「私はタイで教師をしている。あなた達日本人か?今日はタイのお祭りだからいったほうがいいよ!トゥクトゥクを呼んであげよう。まってて。」
さすが微笑みの国...。
きっとその教師と名乗る男は俺たちに背を向けてほくそ笑んでいたに違いない。
おそらくグルのトゥクトゥクに乗せられ、色々な所を連れ回され、行きたくもないお店に行っては押し売りを断った。
途中で2時間半くらい経っても返してくれず、ムカついて保険会社経由で警察に電話をしてもらった。
そしたら、倉庫街みたいな所にトゥクトゥクが入って行き、チャオプラヤ川に突き当たったところで降ろされた。
そこには掘立て小屋があり、何人ものタイ人(反社風味)が座っていたのに急に立ち上がり近づいてきた。しかもみんなで。
川を渡してやるから、◯◯パーツ払え。と言われ、「No!!」と言い捨て、反対側に向かって気持ち早足で立ち去った。
確か1人5千円くらいのありえない金額だった気がする。
ありえないだろ。高すぎ。
そこからタクシーでもなんでも海外に行った時に、
「日本語で話しかけてくるやつにろくな奴はいない!」
と心に刻みそれからは難を逃れることができている。
そんなこんなで、色々なところを回ったり、スーパーマーケットで色々いつもの様に買ったりしてた楽しんだ。
そして残念ながら帰国の日になり、また絶対に来る!
とこころに決め、飛行機に搭乗し日本に無事到着したのであった。
そして、それから2ヶ月後、俺はまたタイのバンコクに降り立っていた。
あの時に行けなかった、「アユタヤ遺跡群」に行き、次は乗りたいと決めていた像に乗る事もできた。
「ワット・マハタート」も見ることができた。
「ワット・ロカヤスタラーム」も見ることができたし、前回はいかなかった夜のタイのクラブにも行ってみた。
(俺は酒が飲めないし、クラブの様な所は好まない。)
ある程度やりたいこと、みたい所には行けたし、マクドナルドの手を合わせている🙏ドナルドも見ることができたし、スーパーでよくわからない果物を買って食べる事もできて大満足だった。
あれからタイには行っていないけど、今度はプーケットとかに行ってみたいななんて思った。
絶対に行くと思ってると不思議といつの間にか行く事になっているからおもしろい。