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思いやりの心など育たない

きょうだい児の話題になると必ず出てくるメリット
思いやりの心が育つ

はあああ?
育つわけないだろぉ?

きょうだい児はね、水も肥料も与えられず、ご本人様という巨大な影に隠されて、日光も当たらないの。
どうやって育てと?

病気持ち、障害持ちと言うご本人様と、ご本人様しか愛さない目にいれない親に対して、恨み怨みつらみ妬み憎しみっていう糧だけを支えに生命を保つのがやっとと言う状態で、何をもって思いやりの心が育つと言えるのか不思議でならない。

親なんか万能じゃないんだから、ご本人様が存在すればきょうだい児なんて世間体と建前のために大事にしてる愛してるって言ってるだけで、ご本人様に対する愛に比べりゃぺらっぺらのペランペラン。羽より軽いわ。
差別しない区別しない分け隔てないなんてあり得ない。
ご本人様ときょうだい児を差別してるし区別してるし分け隔ててる。
当然でしょ、ご本人様はOMOTENASIしなきゃいけない存在なんだから。
親は大変だ。わかってるよ。
けれどご本人様はどうだい?
ケアされるのが当たり前、ケアされてることすら意識になく、やってもらって当たり前。
ちょっとでも自分の思いどおりにならなけりゃ、脅迫するようにわめきたてる。
暴力暴言は日常茶飯事、お前のものは俺のもの俺のものは俺のもののジャイアニズム全開で、言葉も通じない。

どうやって思いやれと...…?

きょうだい児は思いやりの心なんか持たなくていい。
そんなもの持てるのは恵まれてる人だけ。
きょうだい児って時点で、人生は勝手にハードモードに設定されてるんだから、他人を思いやってられるほど余裕なんかない。
思いやりの心なんか持たなくていい。

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