PEPORT ポップアップディレクター養成講座 DAY3 "POP-UP SPACE DESIGN"
ポップアップ型のイベントや展示をディレクションする人材を養成するポップアップディレクター講座、今回は折り返しとなるDAY3の様子をレポートします。
DAY2の振り返り
前回はPOP-UP UX Design。ポップアップにおけるUXの要素などのセオリーや、戦略的なUX設計を学びました。
DAY3のゴール:ポップアップにおけるハードの活用方法を身につけよう
DAY3では、五感に訴求していく空間要素の設計、出店場所選びや会場のレイアウトなど、ハード面でのポップアップスペース設計に焦点を当てます。
事前課題:私がいいなと思ったポップアップ空間3選
今回は、各々が良いと感じたポップアップ空間と、またそれらを選んだ理由を共有しました。
選んだ理由:ソフト面
ここに来る人みたいに、おしゃれになりたい
好奇心が刺激される
食を切り口に、いろんなことを知れる
選んだ理由:ハード面
展示物を壁から剥がして持っていける体験設計
狭い空間を照明を活用し、広く見せる空間設計
以下、一部講座内容を紹介します。
Visual MerchanDising = VMD
VMDとは、店舗にて視覚要素でより売れるようにするか設計することを指します。つまり、消費者にとって、見やすく、買いやすい売り場をつくることです。ポップアップにおいては、視覚だけでなく五感全てで訴えます。
そのVMDの要素として次の3つがあります。要素それぞれの詳細は是非調べてみてください。
VP = Visual Presentation(ヴィジュアルプレゼンテーション)
PP = Point of Presentation (ポイントオブプレゼンテーション)
IP = Item Presentation (アイテムプレゼンテーション)
視覚的にわかりやすい空間設計が、お客様のお買い物を促進していきます。
ポップアップにおける空間設計の流れ
講義の後半では、ポップアップにおける空間設計の流れ、特にハード面における設計を学びました。出店場所やレイアウト、什器手配・看板制作など、それぞれの検討項目を確認しました。
ワーク:作りたいPOP-UPをペーパープロトで表現!
講義の最後に、紙やテープを使って、作りたいポップアップの模型を作成しました。頭の中のアイデアを三次元で表現すること意識しながら、ワークを行いました!
作成物には受講者それぞれの個性が現れていました。よりクリアにアイデアをシュミレーションできる良い機会でした。
講義中の質問
今回も多くの質問が飛び交いました。その一部を紹介します!
パブリックスペースを使うことの障壁っていうのは、街の活性化もしないといけないという点が障壁ということですか?
タクティカル・アーバニズムを上手く使っているポップアップはありますか?
屋外やゲリラ的なポップアップを行うような国内の動向は見られるのでしょうか?
素朴な疑問も、他の受講者の理解をより深めることに繋がります。
DAY3まとめ
今回は講義前半に空間デザインに関する理論や考え方のレクチャーを、後半では実際の空間設計の検討ポイント等を学びました。また、参加者は質問やワークを通して能動的に受講することができました。
次回、DAY4はPOP-UP PR Designになります。
いよいよ講座も後半戦。どんな学びが生まれるか楽しみです!
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