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REPORT ポップアップディレクター養成講座|DAY1 - ポップアップ企画の仕方

 挑戦するクリエイターやブランドを応援するPOPAP(ポパップ)による『ポップアップディレクター養成講座』の第3期が、2022年4月8日からスタートしました。第3期は1ヶ月4回完結型の連続講座となり、単発受講も受け付けています。

 今回の記事では、全4回の「ポップアップディレクター養成講座」DAY1の様子をお届けします。

 エディターの考えとして、ポップアップは近年のブランド認知のスタートダッシュとして欠かせないもののように感じます。またコロナ禍においても、ポップアップはオフラインでブランドのファンと交流できる貴重な場だと思います。そんなポップアップのディレクションができる人材を養成する講座は非常に魅力的です。

この講座は、ポップアップ型のイベント展示をディレクションする人材を養成するスクールです。

DAY1のゴール:「ポップアップ」の企画特性を理解し、企画を1人でできるようになろう

 DAY1では、ポップアップの特徴や構成する要素を理解し、ブランドに合った目標やコンセプトの定め方、ポップアップを開催する場所選びという部分に焦点を当てていきます。

参加者各々のブランドは何をつくっているのか?他のものに例えると?

 冒頭に、事前課題として行ってもらったシートを用い、参加者のブランドの紹介や運営内容、イメージを共有しました。参加者の皆さんのご意見を少しご紹介します!

Q,「このブランドは何をつくっていますか?表現していますか?」

明るい雰囲気の作品を通してより多くの人にhappyを届ける

若手クリエイターが純粋な気持ちで追い求める「好き」を集めた空間作り

ファッションと生活をより豊かにするためのアイテムを制作

Q,「このブランドを料理に例えると?」

パエリア。ひとつひとつの具材が味を出していて、見た目も華やか。みんなで囲む晴れの場の食べ物。

炭酸水。スカッとしたい時に飲みたい。

ケーキ。見た目も味も満足できなければならない。見た目もコンセプトも濃い活動をしていきたい。

各々のブランドの思いや考え方を伺い、見つめ直す機会になりました。

ここからは、講座の一部をご紹介します!

ポップアップの構成要素

講座の中でご紹介した「ポップアップの構成要素」は、この4つ。

・刹那性
・仮設性
・体験性
・新規性

  ポップアップといえば、仮設的に場所を借りて、一時的にやるものというイメージが強いと思います。しかし、それだけでは従来の店頭販売のようなものと差がなく、ポップアップとしての価値は薄まってしまいます。今のポップアップリテイリングでは体験価値も重要視されています。 つまり、刹那性と仮設性は状況的な条件とすれば、コミュニケーション設計において体験性と新規性は大事な要素になってきます。


ポップアップの目的

ポップアップの目的は大きくわけて、この4つ。

・販売目的
・PR・認知促進
・コミュニティ醸成
・リサーチ

 初めて店頭で販売するため試食など体験の場を設けてチャンネルを拡大する。お客さんは商品をどのように手に取り使っているかを調査する。など目的はそれぞれ。これらの目的を複数定める場合もありますが、1番の目的はどれなのか確認することが大切です。

講義中の質問

 講義内では、様々な質問が飛び交いましたが、一部をご紹介。皆さんが気になっている個々の事象についても、講師が詳しく答えました。

商品を陳列する際にたくさん並べると良いという話について、商品が安価に見えないか?

コロナ禍の空きテナントのスペースが大きい場合、小さな商品を販売するにはどのような良い方法があるのか?

参加者の皆さんの考えや悩み、販売方法を知ることができることも、オンラインで顔を合わせて講義を受けることができる魅力のひとつです!


DAY1まとめ

 DAY1のまとめとして、ポップアップの構成要素やコンセプト作り、目的を定める大切さ、ポップアップの場所選びについてレクチャーやワークを通して学びました。

 参加者の皆さんは、講義を楽しみながらも、熱意を持って真面目に受講しておられました。

 今回学んだ「ポップアップ企画の仕方」を基に、その後のポップアップの準備や実施の流れを残り3回の講義で学んでいきます。

 単発受講も受け付けています!志ある参加者の皆さんと頑張っていきたいです!

#オンライン講座 #ポップアップ #POPAP #ポップアップディレクター養成講座


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