夜
どうしても強がれない夜。昨日と今日とで抱えているものは同じなのに、なんとかなるって思えない。
誰が読むのかわかんない本をつくっている。でもそれこそ出してみないとわかんない。
思い返せばいつだって一か八かの人生だったし、志望校がE判定でもひとまずぶち当たってみる人生だった。ぶち当たってみて後悔したことは一度もない(負けそうな闘いに挑む人って少ないらしく、無謀に思える時ほどうまくいくことが多い)。
だからこの本もこれでいいんだと思う。というかそう思いたい。
間違いなく魅力があって、面白い。それを生かすのも殺すのも私にかかってるようで、ほんとはこんなに面白いのに台無しにするのは私かもしれないのが怖い。
経験も知識も発想も足りない。あると言えば若さくらいだ。でも若いだけが取り柄の人間なんて何がいいんだろう。
雨かつ深夜だと暗くなっちゃうね。
寝よう。
明日は明るい日だ。