家、あたたかくなった!?リノベして初の寒い日を迎えて。【5人家族都心築52年マンションリノベ記】
今日東京都心部は最高8度。屋外ではぁ〜っと息を吐くと、白さが見える。まともな紅葉もみていない気がしますが、すっかり冬の空模様。明日からまた気温は少し高くなるようですが、いよいよ本格的に寒い季節を迎えようとしています。
先週末最高24度で半袖を着ていた身体には戸惑うばかり。でもリノベしてインナーサッシつけてあったかくなったんじゃないの?
こればかりは住んでみないとわからないとは覚悟していましたが、フルリノベした自宅に2024年5月1日に戻って初めて寒い季節をむかえようとする今日。(建築)計画と実際に住んでみての率直な感想を、書きたいと思います。
我が家で施した断熱・調湿対策
待望のリノベを終えて、いくつかの後悔は残ったものの、住んでみてしみじみ思ったこと。それは、住まいというのは、オシャレであるより何より、「住み心地の良さ」が一番大切である、ということ。
それに代表される存在が、あまり期待せず採用したインナーサッシの存在。(今確認したところ、2024年度の予算消化率はまだ50%とのこと。還元された金額をみて、「ありがたいな」と思えるほど助成金の交付額は大きかった)
上記の記事にも書いたポイントをまとめると、我が家が防寒対策として施したのは以下の3点。
セルロースファイバー(全床下、北側壁面)の施工
全ての窓への二重サッシ施工
玄関ホールとLDKの間に空間を仕切るドアを施工(リノベ前の家はこれがなかった)
さて、その効果はいかほどか。
最高10度を下回ったとても寒い今日の日に率直な感想を書きたい。
冷え症の私が期待していた寒さ対策。その効果のほどは?
正直言って期待していたほど、あたたかさはないように感じています。
厳密にいうと、帰宅してリビングへ入ると「あたたかい」とはなるが、長い時間デスクワークをしていると、今日なんかは本当に寒い!
期待値としては、「暖房不要なほどのあたたかさ」を期待していたものの、さすがにそこまでは難しいな、ということを感じました。
実は私、寒い季節になると手足の末端が冷え切る末端冷え症でして、10月頃からスリッパは履くようにしていました。(基本は自宅では裸足が好きなので、夏は裸足。さらさらした無垢床は夏時期は、とても気持ちが良かった)
昨日から今日にかけて急に冷え込んで身体が慣れていないということもあるかもですが・・・、リノベ前の家と同じ、毛布&湯たんぽ作戦でデスクワークに応戦。
本来であれば我が家はガスストーブがあるので、真冬の時にはガスストーブをつけるつもりではあります。が、また明日から気温も再び上昇傾向であたたかくなるようなので、今日のところはひとまずアラジンの遠赤外線ヒーターで対応。
これはこれで、すぐに暖かくなるし、風が出ないので乾燥することがなく快適で気に入っています。
実際に室内の気温をはかってみた
先ほど(16時頃)中2の長男が帰宅して、リビングに入ってくるなり、「あったか!」と。
確かに北向きの子ども部屋と比べると、ヒーターをつけていることもあってか随分気温は異なるように感じる。
それでは実際気温はどの程度の差があるのかと、(IKEAのタイマーを兼ねた数百円のチープなものではあるけれど)計測を試みてみた。
まぁ子ども部屋は先ほどまで人が不在にしていて、かつ電気関係も一切つけていない状況。このくらい差が生じたとしても、単なる比較にはならないのかなぁとも思うので、あくまで参考まで。
ところで無垢床ってあたたかくないの?
末端冷え症である私は、当然床暖房等も気にならないわけではなかった。実は無垢対応の床暖房があるということは知っていた。が、昨今のガス光熱費高騰や、リノベにかかるトータル費用等を考え、「ランニングコストを極力あげないエコ」に挑戦してみたかった、というのが正直なところ。
それでも事前に、「無垢材は、突き板に比べたら温かみがある」ということは聞いていた。実際に今、手のひらで無垢床を触ってみると、冷たいが、突き板などに比べると刺すような、底冷えするような冷たさはない。
ただ、同時に、ここまで気温が下がると、暖かくも感じない。
更にいうと、我が家が採用したオーク(ナラ材)。
広葉樹にあたるオークは、針葉樹(檜、杉、松)に比べるとあたたかみに欠かける。すなわち、冷んやりと感じる質感の木材なのだ。
インナーサッシの効果は?
これもまだ本格的に暖房をつけていないし、「よくわからない」というのが正直なところ。
ただ、確実に言えるのが、たとえば今日のこの気温(都心部、最高9度)でインナーサッシを開けた瞬間、窓との間に確かな冷気がたまっているということ。冬場、サッシから逃げていく熱は全体の48%。寒さも暑さも窓に対策を施すことがとても大切と聞いていて、その通りな体感はある。
今後冬が深まっていくにつれて、たとえばガスストーブをつけたときにその暖かさが持続するか。そう言った点でも、住環境による体感の変化を観察し続けたいと思う。
私:mizutamaについて。
夫、私、高校生、中学生、小学生それぞれ1人ずつ、合計5人家族のヴィンテージマンションリノベ記録。同じような状況でリノベを検討している方や、状況は違えど住まいやインテリアについて興味を持っていらっしゃる方の何かのヒントになればとnoteの更新を続けております。マガジンに過去記事全てを格納しております。
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