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5人家族年越し海外旅行 vol.1 旅先の決め方

リノベが終わった家に住み始めて初めての年末年始。
最低限の大掃除を済ませて、実は家族揃って人生初の年越し海外でした。
そして今回の海外旅行は、我が家にとって実に2018年以来、6年ぶりと、とても久しぶりのものとなりました。

旅先で大晦日にみたカウントダウン花火。これもいい思い出。

今回どうして5人家族で海外で年越しすることになったか、そして目的地の決め方、ホテルの選び方や現地での実際の体験談、行ってよかった場所など、余すことなく旅行記として記録したいと思います。


なぜよりによって「年末年始」に海外へ!?

「海外で年越し」
といえば、年末年始にこぞってハワイに行く芸能人のイメージ。一年のうちでもっとも旅行費用が嵩むのが、年末年始と夏休み。
そんなもっとも旅費がかかる時期に海外に行くだなんて、私には縁がないものと思っていた。

それは去年の夏休みのこと。
年柄年中仕事をしていて、この数年子どもたちの中学受験(2021年長女、2023年長男)が続いていたことも相まって、夏休みらしい夏休みをまともに取っていなかった世帯主がふと呟いた。

「あれ、、、今年の年末年始、9連休取れるよ。
久々海外でも行ってみる?」

我が家の世帯主が年柄年中仕事をしているように、仕事も生活も基本自宅が中心の私は、家にいると常に掃除と仕事モードがONの状態。
そんな私が気持ちを思い切り切り替えることができるのは、やはり旅。
5人家族になってからは旅費の負担も大きく旅する機会がめっきり減ってっきていたけれど、本来私は旅が大好きなのだ。

やったーーーーーーーー!
久しぶりの海外旅行計画に小躍りしながら、早速旅の手配をはじめたのは2024年9月のことだった。

滞在スケジュール

2024年末〜2025年年明け、年末年始休暇のスケジュールは12月28日(土)〜1月5日(日)の9日間。
私は自営業なので自分の休みは自分で決められる。が、昨今家族全員の予定が調整しづらいのは、子どもたちがそれぞれ部活や塾など個別に予定が入っているから。
特に長男は男子校で運動部に入っていることもあって、部活のある日は休みたがらない。

旅行の計画を立て始めた9月には、部活の予定まではわからない。
だけど彼の予定を待っていたら、旅の計画はいつまでも立てられない。そんなわけで、この9日間のスケジュールの中でフライトの金額等をみながら先に予定を立ててしまうことにしたのだった。

旅先の選び方

それでは今回の旅先はどのようにして決めたか。
世帯主から提示された予算は100万円。
チケットを探し始めたのは旅行の約4ヶ月前、まずはその予算100万円を念頭におきながら、予算の大部分を占めることになるであろう航空券の検索からはじめたのだった。

旅先候補の変遷

それでは当初の旅先候補は?
振り返るとまだ長女長男が保育園時代。休暇が大人都合で自由にスケジューリングできていた時代に、2年連続でハワイに行ったことがあった。

「日本人はハワイ好き」とよく言われるけれど、フライト本数が潤沢にありあり日本から行き来しやすい、時差もそうなく、一年中温暖で治安もいい、ハワイというのはリゾートらしいわかりやすい良さのようなものがある。大人になって子連れで2回ハワイへ行ってみて、日本人に人気な理由もよくわかったし、ご多分に漏れず私も世帯主もハワイを好きになった。

そこでまずはザ・芸能人イメージのハワイから順にフライト金額の調査をはじめたのだった。
とはいえ前提条件として、以下の条件で旅先をふるいにかけることにしたのだった。

✔︎LCCは使わない
→過去3回ほど利用の経験があるが、フライトの遅延がよくあること、座席が非常に狭いこと、預け荷物の料金等色々と有料であることから。
✔︎片道の移動時間が12時間程度
→学生時代バックパックひとつで旅をしていたときには、空港のベンチで仮眠など、平気で耐えられた。しかし40代となり、子連れとなった今、どう見積もっても片道の移動は半日程度が限界だろうと考えた。

うろ覚えではあるが5名トータルのフライト費用で、以下のような結果が導かれたのだった。軽く調べて

1:ハワイ(ホノルル)
120〜130万円
→「さすが芸能人がこぞっていく年末年始!」と思ったのが本音。
世帯主からは「できればハワイに」と言われていたが、検索した最安値が軽く100万円オーバーだったのをみて、「フライトだけで予算を余裕でオーバー」と伝えたのだった。そうだよね。
2:ランカウイ島(マレーシア)
90万円

→海が美しいということ、また年末年始はちょうど乾季ということもあって水遊びを楽しめるかなと期待して調べた。が、想像以上にフライト代が高いという印象をもった。
3:サムイ島 or プーケット島(タイ)
80〜85万円
→実はこれまで5人家族で2回ほど、雨季のプーケットへ旅行をしたことがあった。
しかも、プーケットから更に高速ジェット船で移動するヤオノイ島という離島に。タイ料理は私たち夫婦の味覚にも美味しいと感じられる上、しかも手頃に5つ星ホテルに宿泊できる(できた。今はインフレで数年前のようにはいかない)。
ちょうど年末年始、プーケットもサムイもどちらも乾季でオンシーズン。そんなこともあってフライトを検索したら、これまた想像以上に高額で、諦めることとなったのだ。

検索キーワード「年末年始」「リゾート」で最終決定

昨今のインフレ、燃油サーチャージの高騰と、想像していたよりずっと、「予算100万円」はあっという間に底をついてしまいそうな予感。

そこで振り出しに戻って、改めて旅先探しを開始することにしたのだった。

検索ボックスに「年末年始」「リゾート」とワードを入れて検索スタート。
そう、この数年まともに長期休暇もとらず、家族で休みらしい休みを過ごしていなかった我が家。
長女も春には高2になり、大学受験勉強もはじまるだろうと見越し、この長期休暇をもって、しばらく家族での旅行はお預けになるかもしれない。

東京近郊の大型プールは来場者が多すぎて芋洗い状態、かつあまりの猛暑に大人は付き添うのもしんどい。それならこの休暇をつかって子どもたちを思い切りプールや海で遊ばせてあげたい。

その狙いで、その時期温暖でプールや水遊びを思う存分楽しめる旅先にと候補を絞ったのだ。

検索を続けるうち、いくつか候補が見つかった中で、狙いを定めたのはベトナムのフーコック島。
ホーチミンもしくはハノイから国内線に乗って40分程度で到着できる島で、韓国や中国からは直行便もあって人気な反面、日本ではまだ知名度が低く日本人利用者は少ないとのこと。

ベトナムといえば、実は大学2年生の時に学生時代の友人とバックパック旅行をしたことがあった。当時代官山にあったCOQUEというベトナム雑貨をメインに扱うお店が非常に人気で、雑誌でも特集が組まれることもあった。学生時代の私たちは、安宿を使ってチープな旅行を楽しんだのだ。
ベトナム料理は東京にもいくつか名店と言われるレストランがあるが、とにかく日本人の口にあって美味しい、そんな印象がある。

旅に出るなら、食事は美味しいほうがいい。
肝心のフライト代は、東京⇄ホーチミンが台北トランジットで往復55万円程度(5人分)、そしてホーチミン⇄フーコックは往復10万円程度(5人分)で済みそう。

ホテルはこだわりすぎなければ予算に合わせていくらでも選択肢がある。
かくして世帯主にも旅先のプレゼンをし、ひとまずフライトの予約を済ませたのだった。

今後の記事展開予定

学生時代には1年に2、3回は海外旅行をしていた私も、社会人になり、そして子どもの数が増えるごとに、残念ながらどんどん海外旅行とは縁遠くなってきてしまっていた。

かつコロナ禍を経て6年ぶりの海外旅行。
すっかり海外旅行で使う脳内OSが衰えてしまっていたのを感じた。と同時に、6年ぶりに海外に出て、とても便利と感じる新たなテクノロジーの進化も体感してきた。

インターネットで検索してもフーコック島に関する日本語の情報はまだまだ少なく、今回私たちが体験してきたフーコック島やベトナムでの体験記や情報は、今後旅を検討している方に何かしらのヒントになるであろう。

私は生きながら、自分の体験を伝えていきたい。
今回の旅での体験記も、今後「事前準備」「現地滞在記」「ホテルの選び方」「ハプニング」等様々な切り口から旅行記として記録をしていきます。


私:mizutamaについて。
執筆家、香り屋、messenger from KUU。
生きながらその生き様で伝えていきます。
世界中でみつけた、有形無形の美しきものを届ける人。
マガジン「5人家族ヴィンテージマンションリノベ 記
2023年秋、ひょんなことから賃貸していたヴィンテージマンションの購入、あわせてリノベーションをすることが決まりました。
家族構成は夫、私、高校生、中学生、小学生、合計5人家族。
同じような状況でリノベを検討している方や、状況は違えど住まいやインテリアについて興味を持っていらっしゃる方の何かのヒントになればとnoteの更新を続けております。
100本以上に及ぶ過去記事のINDEXは以下にまとめております。何かのヒントになることがあるかもしれません、ぜひご覧くださいね。

詳細な自己紹介はこちらの記事をどうぞ。


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