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【5人家族都心ヴィンテージマンションリノベ記】ショールーム巡り引き戸編:Panasonic

ショールーム巡り、今回はデザイナーさんが見繕ってくれた引き戸と、洗面台を見にPanasonicへ。今回のリノベでドア・扉関係で唯一見に行ったSRがPanasonic。今日はそこで見て感じたことを記事にしようと思う。

引き戸の箇所は
●子ども部屋1
●子ども部屋2
●トイレ
●洗面室
●主寝室
の合計5箇所。


前提:ドア類は引き算(減額)ポイントにしたい!

ドアまで拘ろうとすれば正直、「取手はこの作家さんのものをつけたい」など、拘りたくなるポイントはいくらでもあった。ただ、時間的にも費用的にもそこまで拘ることはできないだろうと踏んで、「ドアは極力拘らない」という腹決めでいた。
とはいえ細かいことの気になる性分上実物は絶対に確かめたい。SRへは、「
私の考える一定基準をクリアしているかどうか」を確認しくという目的だった。

「扉」に関して私が唯一出していた要望:廊下とリビングをつなぐ黒いドア

実は既存の家には、玄関入ってLDKへつなぐ部分のドアが存在しなかった。そのせいか、暖房効率の悪さがあるのか、とても寒く感じられていたのだ。それに、インテリア的にも室内ドアの存在は重要だ。
兼ねてより施工事例がとても好みでサイトをよく見ていたランドスケーププロダクツ。今回リノベするにあたってデザイナーさんにもランドスケープの事例を「好きな事例」としてたくさん共有していた。
こんなイメージの黒いドアが空間内にあるのが理想の風景の一つだった。

ランドスケーププロダクツ「千駄ヶ谷の住宅」より引用

自分の性分を考えると、ドアにこれ以上の要望を出しはじめると、もうキリがなくなるだろう。ということで、主役を1点据えて、それ以外は漆喰の壁と調和がれていればOK。その選択基準で決めることにしていた。

PanasonicSRで見たもの

Panasonic汐留ショールームへ。
この日は「引き戸とドア、洗面台を見てきてください」と事前にデザイナーさんから告げられていた。

Panasonicって正直家電会社のイメージですが、住宅も販売しているし、住宅設備もキッチン、トイレ、床材まで、本当に豊富に取り扱っているんですね。この日SRヘ行って色々と驚きました。

引き戸はデザイナーさんが選んでくれていた、壁の漆喰のイメージで商品がつくられている「しっくいホワイト」。その名の通り漆喰に近い色のマットな白で、我が家の空間にも自然に馴染みそう。

種類は多くないけれど、色、持ち手の種類など数ある選択肢の中から組み合わせられる。

扉面の色の種類が選べると言うのは納得でしたが、このような選択肢の中から持ち手や取っ手の種類を選ぶことができる。
これまでの打ち合わせの中で、私の並々ならぬ真鍮への熱い思いを汲み取ってくれたデザイナーさんによって、主寝室と洗面室のみ最低金額より12,500円高い真鍮(メッキ)色をチョイス。

本当は金具は極力真鍮に統一したかった。が、真鍮に拘ると手間がかかりすぎる箇所もある。
良し悪しはありますよね。

先に述べた、扉関係で唯一こだわりたいと思っている"廊下とリビングをつなぐ黒いドア"。今のところ他メーカーのものを考えているが、予算削減を考慮するとPanasonicの方が金額が安い。「念のため実物を見てきてください」といわれたので確認すると、個人的には「可も不可もない。が、主役というのにはちょっと寂しいかも」。記憶の片隅にいれておくことにした。

好みがはっきりしていると意思決定はすごく早い

実はこの日のSR見学は「1時間半を予定しています」と冒頭に告げられていたものの、なんとものの30分で終わってしまった。笑
好みがはっきりしていると言うより、デザインとして苦手なものや嫌いなものがものすごくはっきりしているので、悩む必要のないことは即答できるのだ。

Panasonicの引き戸「しっくいホワイト」は可も不可もなく、私にとって「嫌だな」と感じる余計な主張がなかったので、そういう意味で過不足ない。「引き算ポイント」として十分に活きた提案をしてもらったなと、発注が全て終わっている今でも思っている。

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