優しさと思いやりの違い
先日、新宿のスタバで制服を着たJKたちが
「優しさと思いやりの違いってなんだろうね?」という話をしていた。
"優しさと思いやりの違い"
これに関して、私は元彼を通じて1つの答えを出したので聞いて欲しい。
当時同棲していた彼氏に、
「仕事をやめてくれ!じゃないと別れる!」
と言われたことがある。
その時わたしは転職して1年弱。
月に50時間ほどの残業をしていた。
毎日疲労困憊で帰ってくる彼女。
それはさぞかし見ていて辛かったと思う。
何度も仕事を辞めた方が良いんじゃない?
と、言われた。
でも辞めなかった。
ずっと憧れていた産業保健師。
狭き門と言われている産業保健師。
同じ場所でずっと続けるつもりはなかったけど
ここで辞めてしまったら、産業保健師を目指して頑張ってきた自分を否定することになる気がするし、仕事内容自体は楽しかったから、どうしてもその時に辞める決心はつかなかった。
もちろん彼氏にも、
辞めたくない理由はちゃんと伝えていたけど
まったく理解してもらえなかった。
そんなに言うならばと、転職活動もした。
22時過ぎに帰宅してそこから履歴書を準備して昼休みにオンライン面接を受ける日々。
休む暇なんてなかった。
「早く仕事を辞めて!」
「見てるこっちが辛いって分からない?」
「転職活動は進んでいるの?」
「全部優しさで言ってあげてるのに!!」
って言われるのが辛かった。
そしてわたしは「軽度うつ」になった。
彼氏にとっては、仕事を辞めさせることこそが
「正解」であり「優しさ」だと思い込んでいたのだと思うけど、私にとっては真逆だった。
優しさをぶつけ続けられて、うつになった。
優しさは、よく人を救いがちだけど、
時には人を攻撃する武器になる。
そう実感した瞬間だった。
元彼へ。
じゃあどうしたら良かったんだよ!!!
って思ってるかもしれないね。
正解はないけれど、
人を変えたいのなら、
自分から変わらなくちゃいけないよ。
仕事で疲弊している上に、転職活動でさらにボロボロになった私を、改めてもう一度思い出してください。
それが本物の「思いやり」だと思います。
とはいえ、不器用な人なりに私を気づかって心配してくれてたのは多分本当だったんだよね〜
ありがとうね〜。