1.デートの誘い方 その2

デートの誘い方 その2
「だったら戦略」

だったら戦略とは、
デートに誘うときに、使う「だったら」というフレーズを効果的に使うと、デートの誘いをOKもらいやすくなるものです。

突然ですが、あなたが一番好きな食べ物は何ですか?
例えば、急にあなたの人生が今日までになったとして、今晩、あなたの最後の晩餐に、最後一口何が食べたいですか?

もしあなたがお肉と答えたとしましょう。

そんなあなたに僕から提案です。
「だったら、僕が一番オススメしたい美味しい焼肉屋さん、食べに行きませんか?」
もしこういわれたとしたら、あまり断る理由なく、僕と焼肉屋さんに行こうと思うのではないでしょうか?

これが「だったら戦略」です。

ここには、色んなポイントが入っています。

もしあなたがお肉と答えたのにも関わらず、
「最後の晩餐にお肉ですかー・・・僕ならアイスクリームですかね。僕とアイスクリーム食べに行きませんか?」
何て言われたら、いい気はしませんよね。

これは第4章川瀬流トークの基本8選でも出てきた、3k(肯定・共感・興味)を意識し、
相手の「お肉好き」を肯定し共感しているというポイントがあります。

そして、最後の晩餐に食べたいものという、相手が特に好きなものを聞くという、これをうちの学校では「SB(最後の晩餐)理論」を利用しています。
自分がどうしても好きなものが食べられるとしたら、誰しもが食べたいのは当たり前です。

つまり相手からの究極のYESやWANTを拾って、そこに「だったら」を付け加えて落とすという方法です。

「だったら戦略」の使えば、どんな状況においてもデートに誘えるようになります。

あなた「平日はお仕事終わるの遅いですか?」
相手の女性「意外と毎回定時の18時で終わる日が多いんです!」
あなた「オー素敵ですね!だったら平日、仕事後にサクッと飲みに行きませんか?僕も月曜水曜なら早く終わりますので。」

次に、女性の返事パターンを変えた場合、

あなた「平日はお仕事終わるの遅いですか?」
相手の女性「そうですねーいつも帰るの遅いです。。。」
あなた「僕も結構そんな感じです。お互い忙しいですね。だったら、週末に都合合わせて飲みにでも行きませんか?」

だったら戦略を使うポイントとすれば、
何でもしっかり受け止める。それを否定せず、肯定し、「だったら」という言葉をつけて、その流れのまま流すこと。別の言い方をすれば、空手のように自分からの意思で攻撃をするのではなく、
合気道のように、相手の力を利用し、自然に倒すようなイメージです。

だったら戦略と別のテクニックを絡めたデートの誘い方を2つお伝えします。

1.共通点合わせ
あなた「いつもどこでよく飲まれたりしてます?」
相手の女性「よく恵比寿とか行きます。」
あなた「おー!恵比寿!僕もよくいきます!だったら恵比寿で僕が行ってみたいお店があるんで一緒に行きませんか?」

ポイント
この場合、たとえ恵比寿に普段いかなくても、強引にあわせてしまう(共通点合わせをする)こと
合わせてしまった後に、つまりデートのOKをもらったあとに、恵比寿で行きたい店を探せばいいのです。

2.ドアインザフェイス
あなた「一緒に土日で温泉旅行いきませんか?」
相手の女性「いやー泊まりはちょっと・・・」
あなた「そうですよね、いきなり泊まりは嫌ですよね、残念。だったら、日帰り温泉ならどうですか?」

ポイント
心理学の用語である「ドアインザフェイス」を使っています。最初に大きな要望をお願いし、断られた後、承認しやすい小さな要望をする方法です。
「1万円かして!」「いやだ」「じゃあ1000円だけでいいから」

3.~なので~
あなた「休みの日に行きたいところはありますか?」
相手の女性「水族館とか好きですね」
あなた「おー!水族館!だったら一緒に水族館付き合ってくれませんか?最近ムショーに水族館で癒されたいなーって思っていたので!」

ポイント
人は、何か理由を付けられると応じてしまいやすくなると言われています。
この場合、とても水族館に行きたかったということを理由にしていますが、ポイントとしては、理由の内容よりも「~なので」という言葉を付けることにより、人に応じやすくさせるということです。

「●●ちゃんとどうしてももう一回会いたいので、」
「最近、毎週土曜日の夜にお肉を食べないと体調崩すことがわかったので」
「●●ちゃん、見てたら焼肉食べたくなってきたので」

といったように、「何その理由~!?」と言われながらも、デートの誘いをもらうこともできるようになります。


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