他人と競うと貧乏になる
他人と競う人ほど貧乏になると言われます。
よく競う項目になるのが「年収」です。
自分は同期と比べてもらっているか。
同業種の中でも年収が高い会社か。
年代での平均年収を超えているか。
と言ったことで比べます。
他の人よりももらっていれば安心するし、もらっていなければ落胆します。
特に社会人になりたての時ほどその思考になると思います。
でも、その考え方自体が貧乏思考だと思います。
なぜなら、
大事なのは今もらっている額よりも、自分がいくら稼げるようになるかどうかだからです。
新入社員の頃からしっかりと給料を保障してくれる大企業と、歩合率が高い中小企業とでは最終的にどちらが稼げると思いますか?
後者です。
大企業は確かに優遇されていることが多いですが、個人の成長スピードでは中小企業には劣ります。
大企業だと任される仕事が限られることが多いのと、ある程度の年数経たないと任せてもらえないという風習がまだ残っているからです。
一方で中小企業の場合は、仕事を自分で取ってこないといけません。だから若いうちから営業の数をこなします。ただ、大企業に比べると給料面や福利厚生で劣ります。
短期的にみると大企業の方がいいと思いますが、これからの将来自分で稼がないといけない時代なのに大企業のスピード感だと成果が出るまでに時間がかかり過ぎてしまいます。
その点中小企業では自分で稼ぐために場数をこなさないといけないので、最初はうまくいかないがあとあと売上につながってきます。
結果的に稼げるようになります。
だからこそ、年収などで他者と比べることには何も意味がないのです。
時間の無駄でしかありません。
比べるとしたら過去の自分と比べる必要があります。
先月の自分の営業成績と今月の営業成績を比べて足りない部分はなんなのか。
戦略を立てていくために比べます。
他人と比べている時点で負けていることに気づき、早く貧乏思考から抜け出しましょう。