いいしつこさとは。
「しつこさ」と聞くとネガティブなことを思い浮かべるかと思います。
道を歩いていてキャッチにひつこく勧誘されたり、断っても誘い続けるゾンビ営業など。
しつこさを一括りにするとマイナスイメージが目立ちますが、この「しつこさ」には2種類あると思います。
「いいしつこさ」と「悪いしつこさ」で、
先程述べたものは後者になります。
この2つの「しつこさ」の決定的な違いは、
「相手を思いやるかどうか」があるかないかになります。
悪いしつこさとは相手が嫌がっているのにも関わらず、自分のペースで接し続けます。
要らないと言っているのにもかかわらず商品を勧め続けたり、デートに誘って断られてるのに何度も誘ったり。
これは、自分が良ければなんでもいいと言う事で相手への配慮を欠いています。
自分の売上を上げたいから、自分の欲を満たしたいからといったように。
「悪いしつこさ」とは自分本意な接し方と言えます。
では「いいしつこさ」とはなんでしょうか?
相手の気持ちを配慮した上で接することです。
つまり、相手の反応をみて接するかどうかを判断するということです。
営業の場合だと、自分の売りたいモノとお客様が求めているモノが異なることがよくあります。
いいしつこさはここでお客様の求めているモノを考え提案を変えます。
それを繰り返しながらお客様の反応次第で撤退も考えるのです。
デートの誘いでも断られた時は時間を空けたり、負担にならないような提案などをしてあくまで相手を思いやることを重視します。
それでダメなら次に行くのみ。
なんでもそうですが、うまくいく人は押し引きが得意なのだと思います。
それも全て、「いいしつこさ」の条件なのだと思います。