⚫︎落ち込む時はとことん落ち込め
人間には必ず落ち込む時があります。
仕事でうまくいかない時、好きな人に振られた時など、かなり身近で落ち込むことが必ずあります。
中にはこの人の落ち込んだところを見たことないという人もいると思いますが、それはその人が人前で落ち込まないようにしているだけです。
実際には落ち込んでいます。
人間には「感情」という性質があるので嬉しさや悲しみを感じるのです。
だから落ち込むことは人間にとっては当たり前のことなのです。
落ち込みたくないと思うかもしれませんがそれは無理なのです。なぜならそれは人間の感情表現の一部だからです。
では、落ち込むことは避けられないことがわかった上でどういう風に対処すればいいでしょうか?
それは、
とことん落ち込むことです。
自己啓発本では落ち込みすぎないことを書いてあることが多いですが、それができるのなら苦労しないのです。
むしろそれをするとかえって自分の気持ちに嘘をつくことになり苦しくなるのです。だからこそ、これ以上ないくらいに落ち込むのです。
でも、落ち込む時に一つだけ条件があります。
「必ずいい方向に向かう」という言葉を忘れないということです。
物事には必ず「波」というものがあります。
例えば、景気。
景気がいい時もあれば悪くなる時もあります。ずっといいことはありません。
運もそうです。
うまくいかないことも続きますが、ある時からなんかうまくいくようになることもあります。
人生なんてそれの繰り返しなのです。
勝負事もそうです。
2人で戦う場合、勝つ人がいれば負ける人もいます。でもそれはずっと勝負していればお互いに勝ったり負けたりします。
たまにずっと勝ち続けたり負け続けたりすることもありますがいつかは勝ったり負けたりするのです。
それは普通のことなので、心配する必要は全くありません。
今はあまり調子良くない時期なんだなくらいで落ち込むのがいいのです。
ただ、波があることを忘れてしまうと過剰に落ち込んでしまい、自分を傷つけてしまうことがあるので気をつけましょう。