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Jリーグ発足30年を当時の自分とともに振り返ってみる
普段は野球の記事をもとにした投稿中心だが、1ヶ月ぶりの投稿をJリーグ発足30年をテーマに当時の自分やその周りとともに振り返ってみようと思う。
Jリーグ発足前
私が小学生の時はまだJリーグはなかった。
スポーツといえば野球。今や考えられないが
毎晩地上波で野球のテレビ中継があった。
放課後には友達と野球をしたし、所属していたソフトボールのチームでは一学年だけで十分チームが組めるほど部員も多かった。
もちろん仲の良い友達でサッカーチームに所属していた子はいたし、体育の授業で行うサッカーは楽しかったが、プロリーグもなければ日本代表がW杯に出場していなかったため、世界のサッカーに触れることはほぼなかった。
Jリーグ発足は中学生の時
日本のサッカーで記憶に残ってる出来事としては、92年のドーハの悲劇。普段サッカーを観ない私もその試合をテレビで観ていたのは覚えている。
そして翌93年のJリーグ発足。
地元にプロチームはなかったが、確か水曜と土曜に試合が行われテレビ中継も始まったのでサッカーに触れる機会が一気に増えた。
学校ではミサンガが流行り、多くの人が手首に巻きそれが切れると願いが叶うとか…
サッカー部員も一気に増えた。
プロリーグ発足は日本におけるサッカーというスポーツへの関心、人気の高まりに関して歴史的な出来事だったんだなと改めて思う。
W杯初出場は高校生の時
当時のJリーグにはジーコ選手を始め、欧州や南米の超一流選手が次々にJリーグに加入し、プレーで観る人を魅了し、同時に日本サッカーのレベル底上げに貢献した。
私自身今でも当時の外国人選手名を覚えているくらいなので、それだけ自分の中でも鮮明だったのだと思う。
そして悲願のW杯初出場を決めた97年ジョホールバルの奇跡。
そして98年フランスW杯出場。大会後の中田英寿選手のセリエA移籍。
当時の世界最高峰リーグと言われていたセリエAでの中田選手の活躍のおかげで、欧州旅行先で日本人だといえば現地の人から「ナカタ、ナカタ…」と言われた記憶がある…
それだけ日本人の活躍が与える欧州でのインパクトは絶大なものがあったのだろう…
そして何よりも02年の日韓W杯開催。
当時私は都内で生活していたが、大会中の都内の盛り上がりは本当に凄かった。
あの光景を日本でもう一度でも見られるのだろうか。
2000年前後から一気にサッカー熱が高まったような気がする。
W杯常連国そしてベスト16の壁
98年のW杯初出場以降全ての大会に出場。
02年、10年、18年、22年大会では予選突破したもののいずれもベスト16止まり。
ベスト16の壁は打ち破れていないものの記憶に新しいところでは、22年大会でのドイツ、スペイン撃破。
親善試合で強豪国に勝つことがあってもW杯本大会で強豪国を倒すことはこれまでなかっただけに、これら2カ国への勝利はJリーグ発足以降着実に日本サッカーが力をつけ成長してきた証だと思った。
この先10年20年とさらに成長していくことだろう…
なんとなく振り返ってみて…
なんとなく当時を振り返ってみたが、最近1年があっという間に過ぎていくなぁと年末になると毎年言っている気がするが、30年もあっという間に過ぎていったなと改めて思った…