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レアモデル列伝-31:   自分的には珍しい1/18モデル

 自動車モデルの収集は1/43がメイン。時に1/18を購入することもあるが、それは非常に気に入った車で細かいところまで知りたいがため、とは言えフルパカモデル(ドアやボンネット・トランク等が開く)はモールドが甘くなるので11台中2台のみ。

 今回12台目の1/18モデルを入手した。
 1965年のIndyを走ったのDan Gurney1/43 YAMAHA Specialを2020年に入手したことがある。写真の写りが悪かったので一寸引いたが、何しろ実車の写真はモノクロのみ、それでも珍しいので落札した。送られてきたモデルはマフラーが折れて脱落、リアサスペンションアームが曲がり、タイヤがアッチ方向にむいたもの。1番の違いはノーズの赤い柄が青い柄になっていて、マフラーも赤から青になっていた、これでは修理もできそうも無く、それでもスクラップ箱で保存していたのは何か閃くものがあったのか。それで時々eBayや新車のモデル案内を見ながら時を過ごした。

1/43  SMTS eBayのオークションで提示されていた写真
フロントの青柄と青いマフラー、Noも青いので最初は?と
破損の全景、マフラーが2本ともポッキリに唖然
左サスペンションもグニャリと曲がり、タイヤがアッチを向いている
今回購入のモデルと良く似ているがYAMAHA Splの文字がない(参考写真)

 最近、Tecno Modelからその探していた1/18のLotus 38が2台発売された。1台は65年のIndyに優勝したJim ClarkのNo.82、もう1台が探しに探していた同レースを走ったDan GurneyのNo.17   Car NameはYAMAHA Special、戦績は予選3位であったが、レースは42周、Timing Gearsのトラブルで結果は26位というもの。カラー写真が少ないのは致し方ない。世界で115台、数台の輸入らしく、早い者勝ちとの注釈が付いた製品、当然手を挙げたのは言うまでも無い。115台生産の85番目の製品であった。

早速、その嬉しさを手記としたのはお分かりだろう。      2023.08.05

1/18 Tecno Model社製
ノーズのこの赤い柄が特徴だが
85/115 番目のモデル この頃のIndy Carは左廻りのため左の幅が短く、右が広い
ロールバーの色が一寸異なる様にも見えるが
左はTecno Modelの1/18 Lotus38  右は優勝したJim Clarkの1/43 Lotus 38 

参考文献
Andrew Ferguson  TEAM LOTUS THE INDIANAPOLIS YEARS      Haynes Publishing UK 1996

Donald Davidson & Rick Shaffer AUTOCOURSE Official History Of The INDIANAPOLIS 500  Icon Publishing USA 2013


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