【全文無料】ルギアおじさんのシティリーグ2024S3振り返り
▪️前説
お世話になります。大阪在住のたいらーと申します。今回は、シティリーグの振り返り記事を書かせていただきます。
あらかじめ申し上げますが、私は素人プレイヤーです。そのため、考察が浅い部分や誤っているところも多々あるかと思います。
それらは、皆様の反面教師にしていただければ、幸いです。
早速で恐縮ですが、
今回のシティの結果は
3勝2敗でした。
応援いただいた皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。私のような不器用なおじさんを応援いただける方がいてくださり、心底救われてます。
結果から分かるように、決して他のプレイヤー様のような華々しい成績ではありません。
そのため、それくらいのレベルのプレイヤーのnoteであることをあらかじめご了承ください。
ですが、それで諦めるつもりはありません。ここからしっかり振り返り、次に活かしたいと思います。
このたび、私事ながら第一子が産まれました。そのため、シティには当面出るつもりはありませんでした。
ところが、急遽キャンセル空きの会場があり、シティに出ることになりました。
そのため、練習はほぼなし。なにも準備できていませんでした。
ギリギリまで、私がシティに出る資格があるのか悩みました。公式大会という真剣勝負の場です。軽い気持ちで出る訳にはいきません。
でも、スタンでルギアを使える最後のレギュ。1戦でも多く、この子達と戦いたい。そんな想いが、私を突き動かしました。
悩んだ末に3日前に出場を決定。
出場を決めてから、残り数日でしたが、友人宅で仕事終わりから、深夜3時まで毎日悪リザ対面を練習させていただきました。
本当にありがとうございました!!友人には頭が上がりません。
大会に出るからには、限られた時間の中で自分にできることは全てやりたかった次第です。
さて、そんなこんなで、初めて平日開催のシティリーグに参加することになりました。
場所は滋賀トレカショップVOWさんです。
最後までお父ちゃん頑張るからな💪!!
途中で負けても絶対最後までやる!!
メンタルバキバキにされても、ドロップは絶対にしない!
そんな気持ちで挑みました。
本記事は投げ銭形式にしておりますが、全文無料となっております。
応援頂けましたら幸いです!
チラチーノルギアについては、過去に記事を書いてますので、もしご興味ある方はそちらも参照ください。
なお、ルギアとはなんぞや?という方は後述のコラム①、②、③をそれぞれ参照ください。
①、②は過去の記事から再掲しておりますが、③は今回新規で書き下ろしました。
不要な方は飛ばしてください。
▪️コラム①ルギアデッキとは?
メインポケモンである、ルギアVstarの特性アッセンブルスターにより、本来なら進化して場に出すためのハードルが高い最強ポケモンアーケオスを、瞬時に最大2体まで場に展開、アーケオスの特性『プライマルターボ』にて、毎ターン追加効果のある特殊エネルギーを4枚ヤマから加速、本来ならエネ要求が重たい代わりに強いワザを持つポケモンを速攻で起動させることで、相手に序盤から中〜高打点を叩き込むことを主眼としたデッキです。
ただ、その真の強さは、選択できるアタッカーの多さと、それに伴うデッキの多様性により、カードプールや環境が変わるたびにカスタマイズできる、柔軟性を持ち合わせていることです。
ダーウィン云はく、強いモノとは変化に適応したものである、とあります。ルギアもその部類に入ると思います。
ガチ〜ネタまで、かなり面白い構築ができるため、一度ハマると抜けられなくなります。
用法容量を守って正しく服用して下さい(?)
▪️コラム②ルギアデッキの魅力
⚫︎プレイが分かりやすい
分岐が少なく、脳のリソースを使わなくて済むため、長丁場の大会での疲労度が少なめ。
ただ、だからと言って何も考えず勝てるデッキでもない。ルギア独特の盤面管理が求められます。そこも含めて奥深いデッキです。
⚫︎プレイ時間が短い
ポケモンカードの公式試合では、25分間の制限時間があるが、双方で共有するため、単純計算で自分が使える時間は12分程度。
時間内にプレイを完結できるのが魅力。
両負けになることが、他の環境デッキと比べて少ないのは、かなり大きいです。
⚫︎エネ加速に困らない
アーケオスのおかげで毎ターン加速できるため、エネが引けなくて動けない、みたいな展開になりにくい。
また、エネを抜くことで強いヤマを作りやすい。
⚫︎毎ターンリソース確認できる
アーケオスの特性で毎ターンヤマ確認ができます。また、シャッフルできるため、相手のナンジャモでこちらのキーカードを沈められても、即座にヤマを混ぜられるため、ハンドに戻る確率を上げられる。リソース確認を随時できるため、自分のプレイの安定性が高いです。
以上を踏まえると、初心者の方にもお勧めしやすいデッキだと、個人的には考えています。
▪️コラム③プレイングを早めるコツ
⚫︎環境デッキ対面の大まかなインプット
対面ごとに必要なアタッカーとエネの枚数を理解しておく。正解ルートはひとつとは限りませんが、予めどう対処するかをイメージしておくことが、プレイを早める重要な要素です。ルギアはリソース回復が難しいデッキです(特殊エネを戻せるカードが限られているため)。そのため、ハイボや博士でエネを落した後に気付いても後戻りできません。
ルギアを早く回すためには、座学は不可欠です。対面ごとのアタッカー配置などは、前述の過去記事を参照ください。
⚫︎デッキの展開の流れを理解する
当たり前のことを書きます。
ですが、『基本』が何よりも大切です。
ここを疎かにすると、ルギアはただの脳筋パワーデッキ、と勘違いしてしまい、負けた時の振り返りが浅くなりがちです。
デッキが回らなかったから、とか
コインで裏が出たから、とか。。。
運要素の多いデッキだからこそ、確率を高めるためのヤマ圧縮やプレイングができているかが、他のデッキよりも大事です。
ちゃんと考えないと見えにくい部分になります。
各フェーズで何をどうするべきか、因数分解をすることがデッキを使い込むうえで重要だと考えております。
①ルギアVを場に出す
②アーケオスを2枚以上トラッシュに落とす
③ルギアVstarに進化
④アッセンブルスターを宣言
⑤プライマルターボでエネ加速
⚫︎①について
単純にルギアを出すと言っても、ただ闇雲に並べても意味がありません。
現環境では、サイド2のルギアが負け筋になることが多く、できれば最小限の1枚にとどめたいところ。
ですが、ロスバレや未来バレットなど、後1でルギアをワンパンするデッキには、ルギア2面セットしなければなりません。
対面ごとにルギアVを何枚場に出すか、実は最初のステップで重要な分かれ道があります。
⚫︎②について
アーケオスの落とし方について、整理しておきましょう。
私は最初、対戦スタートまでの時間を使って、大まかにプレイの方向性を立てるようにしています。
そのなかで、最も影響を与えるのが、この②になります。
・デッキから落とす
➡️ポケストップ、トレッキングシューズなど(今回の構築には不採用)
・ハンドから落とす
かぜよみ
ハイパーボール
博士の研究
セレナ
➡️この4種類のカードをうまく使う必要があります。
・アーケオスをサーチできるカード
ハイパーボール
キャプチャーアロマ(表)
ジニア
➡️前述のカードと組み合わせてアーケオスを落とすルートを考える必要があります。
今回の構築はハンドから落とすギミックしかないため、
デッキから引き込むまたはアーケオスをサーチ➡️ハンドからトラッシュ
の流れをスムーズにイメージすることで、判断の速度がぐっと早くなります。
特に、ジニア➡️ハイパーボールの流れはかなり強いです。
➡️ジニアをサーチするためにネオラントを使う
➡️ネオラントをサーチするために、ハイボかアロマ裏を出す
このあたりのルートを叩き込んでおきましょう!
③について
進化するだけですが、もしルギアVを2枚展開していたら、どちらを進化させるか、盤面を見ながら考える必要があります。
・ルギアVstarをサーチできるカード
ハイパーボール
キャプチャーアロマ(表)
ジニア
④について
Vstarパワーを使う際もケアレスミスには要注意!
・トラッシュにアーケオスは2枚以上あるか?
・ベンチの空き枠は2枠以上あるか?
・崩れたスタジアムでベンチ枠が狭くなっていないか
緊張しているとプレミしやすいので細心の注意を払いましょう。
私はトラッシュにアーケオスを落としたら、トラッシュから分けて置かせてもらうようにして、アーケオスの枚数を確認するようにしています。
⑤について
1回の加速でつけられるのは1体に2枚まで
そのため、宣言前にあらためてどのアタッカーを動かすかチェックするようにしましょう!
各対面ごとのエネの貼り方やアタッカー配置案については、前述の過去記事を参照ください。
⚫︎ルーチンのコミュニケーションを早くする
ルギアでは、キャプチャーアロマやどっすんグースカカビゴンのおかげで、コイントスをする場面が多くなります。
そのため、ここをスムーズにプレイできるか、が地味ながら大切です。
私はコイントス前に相手に確認する際に、『裏上(コインの裏を上向けにしてコイントス)でよろしいですか?』と聞くようにしてます。
あとは、コイントスの練習あるのみ。
大事なのは、コインから逃げないこと。逃げたら、トスは上手くなりません。大一番で緊張しないように、普段からコインに慣れることが本当に大切。
ワタシも最初は苦手でめっちゃ敬遠してました。
↑↑参考にコイントスの動画🎥上げておきます。下手くそですが、コインが空中で3回以上回ればOK!自撮りのため、画角が終わってます💦
わざわざカドショに行って、1人で撮影する虚しさ、、、
⚫︎ヤマ確認
スピードアップに欠かせないのがヤマ確認です。ただ、25分の試合の中でじっくり全てを見る余裕はありません。
だいたい1分以内に収める必要があります。
できれば1ターン目に、ハイボ、ネスト、アロマあたりで見れるのが理想。
スーパーボールだとヤマ確認できないのが、個人的に悩ましいところ。
サンプルに私が行う手順は以下のとおりです。(諸説あり)
・エネの枚数を数える(合計枚数のみ)
余裕あれば、ダブルターボがそのうち何枚かも見ておく
・大切なサポをチェック
ジニア、セレナ
他はアッセンブルしてからでOK
セレナも博士と違って、アーケオス2枚をシンプルに落とせる札なので初動確認で見ておいて損はありません。
・ポケモンをチェック
ルギアV、Vstar
アーケオス
ネオラント
➡️これらは初動に関係するため、絶対見る
チラチーノ、チラーミィ
➡️進化ラインのアタッカーのため、チェックせずにハイボのコストにすると、たいへんなことになります。
初手にサイド落ちをある程度想定して動けるかどうかが、プレイ速度アップには欠かせません。
以上、細かい話でしたが、プレイ速度を上げるコツでした。
ルギアはプレイ時間が短いと言われがちですが、だからこそ、もっと早くプレイして考えるところに時間を充てるべきです。
・事前の環境インプット
・デッキの回し方の理解
・対戦時のヤマ確認
このあたりが大切になるかと思います。
▪️直近の環境
さて、前置き長くなりましたが、直近の環境を確認しましょう。下表をご覧ください。
ポイントは下記のとおり
⚫︎リザは相変わらず首位
⚫︎CL2024福岡の影響で優勝デッキのルギアが増加
⚫︎ロスバレ増加
⚫︎未来バレット増加
⚫︎パオ減少
CLでルギアが優勝した影響は強く、各会場でルギアが増えております。
いよいよここまで増えてきました。
その一方で、ロスバレや未来バレットも増えております。
これらのデッキは、共通してテツノカイナexを強く使えるデッキになります。
いずれもルギアにとってかなり厄介なデッキが増えてきました。
先日のCL福岡のマッチアップを確認しても、ロストに対してルギア側が苦戦していることが伺えます。
CL後1週間でメタが流行り出してます。
特に未来バレットについては、こちらもCLの配信卓で大活躍したカウンターカイナというデッキタイプの開拓の影響が大きいです。
さて、それを踏まえて今回の構築をどうするか、ですが、、、
依然としてリザがTier1に君臨しているため、リザ意識のプレーンなレシピで挑む、という、選択をとりました。
その理由は下記のとおり。
⚫︎そもそもの練習時間が確保できていない。そのため、細かい対策札を入れた状態でデッキ回しができておらず、直前にヤマをいじるべきでないと判断。
⚫︎今のルギアの構築はアーケオスを強引に落とす構築であるため、器用にメタカードを使いにくい。
⚫︎カイナなどの雷対面は不利対面であるため、そこは割り切る。あたったら仕方ない。
特に、練習時間のところが大きいです。実践経験のない飛び道具的なギミックに頼るのは、得てして悪い状況に陥りやすいです。
なにごとも実践せずに試してうまくいった試しはありません。
そこで、不利対面は割り切り、練度で潰しにいく、と腹を括ります。
シティの直前に出た自主大会の感触を信じて、レシピは変えず、残された時間でひたすら対面練習しました。(主に悪リザ)
▪️今回の構築
CL2024福岡でも、優勝を飾ったチラチーノルギアという構築になります。
以下、採用枚数について
微妙に過去記事と枚数を変更しているところや、考えが変わったところもあるため、改めて記載しますが、前述の過去記事を参照されたなら、真新しいところは少ないかもしれません。。。
【ポケモン】20枚
⚫︎ルギアV 4枚
いろいろ悩みましたが、最大枚数採用になりました。何よりも、アッセンブルするには、ルギアVを場に出せなければ始まりません。ルギアVに最初のターンに触れる確率を上げるため、ここは削れませんでした。
⚫︎ルギアVstar 3枚
3枚あれば、事故が起きにくいと回していて感じたため、こちらの枚数に収束。アーケオスを博士で落とす時に巻き添えになることもしばしば。前述のコラムのとおり、巻き込みをやる際にヤマ確認せずに行うと大事故になるため、ネストボールを採用しています。
⚫︎アーケオス4枚
最大枚数。やや強引ですが、ハイパーボール、博士、セレナ、かぜよみを駆使して落とす。アーケオスを博士で落とすために、多少巻き添えになってもいいようにエネは多めに採用しています。
ただ、事故る時には本当に事故ります。いかに早くアーケオスを抱えられるかがまずは最初の関門です。
⚫︎チラーミィ 3枚
なかまをよぶがエライ。後攻の場面でルギアを呼びやすくなったのは大きい。
でも、ルギアは原則先攻をとるデッキなので、あくまで後攻を取らされた時のリカバリーにとどめる。
なかまをよぶは、ワザなので先攻1ターン目には使えないところに注意⚠️
また、なかまをよぶで、チラーミィ2面の展開をすると、手裏剣のマトになるため、ゲッコウガを起動される対面では、1体はチラーミィ、もう1体はチラチーノにして、手裏剣のサイド2枚取りを防ぐのが大切。
ちなみに、マフォクシーVの攻撃も、チラチーノにVガードつけたら耐えられるため、リザにマフォクシー採用が増え始めたら、Vガードの貼り方も考えどころ。
⚫︎チラチーノ 3枚
悪リザ対面で、2枚ぶつけたいので、サイド落ちや、序盤にかられることをケアして3ライン。
エネの数ではなく、枚数を参照するため、ダメージ計算に注意。
ダブルターボやリバーサルも1枚扱いのため、火力は上がらない。
リザに対してダブルターボ1枚込みでエネを5枚つけても330に届く。
ギフト+ミストの組み合わせにより、神殿なければ、ギフト発動を防ぐのが難しい。
サイド2のポケモンが多い対面では2回起動したい。
悪リザ対面では2回起動すると、5エネ×2回で計10枚のエネを使うため、要求はかなり重い。何も考えずにダブルターボを貼ると後悔することが多いため、ダブルターボは攻撃直前まで貼らないことを推奨します。
⚫︎カビゴン 2枚
特性が強すぎる非エクアタッカー。ロスト耐性が強い。耐久面もエライ。
ルギアは後続のアタッカーを立てるのが大切だが、チラーミィ2面では手裏剣をもらうため、チラチーノに進化できないハンドなら、もう1体をカビゴンにすることで、手裏剣で2枚取りされない後続盤面を作れるのがいいところ。
なお、安易にダブルターボをつけると、ネオラントが取れなくなるので、何も考えずにダブルターボを貼ってはいけません。
⚫︎ネオラントV 1枚
バーネットの確定サーチを使うことがなくなったので、初動の依存度が減り、結果的に1枚に。2枚欲しい場面もあるが、限られるので、そこは割り切り。
1枚にしたことで、初手の事故は少なくなっている。
使ったら必ず崩れたスタジアムで消しに行くこと。
【グッズ】10枚
⚫︎ハイパーボール 4枚
言わずと知れた、超重要ボール。
これは何があっても削れない。
ただ、ハイボでアーケオスを落とせないまま他のカードをコストにして、初手のルギアVを探しに行く動きは、めちゃくちゃ弱い。コストにエネを切るときは、エネ切れになる可能性あるため、要注意⚠️
⚫︎キャプチャーアロマ 3枚
もともとハイパー4、ネスト2、アロマ4ベースであったので、その配分を踏襲しつつ、マスターボールを採用する兼ね合いで、不確定なアロマを差し替える形に。
⚫︎ネストボール 2枚
ルギアVを1ターン目に先後問わずセットできるようにするため、確定サーチのネストを優先。
先攻1ターン目では、ワザが使えないのでチラーミィのなかまをよぶに依存しすぎて、ルギアを初手に用意できないのは本末転倒。
スーパーボールとは好みが分かれますが、最近はロスバレに雷ポケモンを採用して、ルギア1面では、非常に危ない場面が増えてきました。そのため、確実に2面おきたい時にもネストは頼りになります。
ヤマを見れるのが、スーパーボールにはない利点。序盤にヤマを見れるのがこのデッキはめちゃくちゃ大切!
以前の記事にも書きましたが、私は同じ負けでも、アッセンブルして負けたい派です。
今後ルギアのメタが増えると確実に雷対面は避けられません。その時に、ルギアVが1枚しか置けないのと、2枚置けるのでは確実に後者の方が巻き返しやすいです。
いろんなメタカードの採用を悩みますが、一番はルギアVを残して、アッセンブルを決めやすくすること!
ここに絞り、構築ではネストを優先しました。
⚫︎マスターボール 1枚
エーススペック枠をボールに。他のエーススペックももちろん強く、今後の研究次第で最適解は変わる可能性は高いです。
チラチーノルギアの爆発力は申し分ないため、あとは初動をどう乗り切るか、に注力した方が勝ちやすくなります。
誤解を恐れず言えば、最速アッセンブルできれば止められるデッキは、現状ほぼありません。
そのため、負けの要因に上がるのは手札事故によるアッセンブルの遅れ、という場合が多いです。
初動は、自分との戦いになります。
アーケオスをハンドから落とすカードを多く採用して、ハンドから落とすことを目的にしているため、確定でアーケを取りに行けるグッズの価値が高いです。
【サポート】11枚
⚫︎博士の研究 3枚
最強カードですが、巻き込み事故やエネを落とすのがキツいです。新レギュになって、結局ギミックを使わずにアーケオスをハンドから叩き落とすのが一番強い構築になると感じたため、積極採用を決めました。
このデッキは、エネをたくさん採用することで、巻き込みによる、終盤のエネ切れリスクを相対的に減らしています。
チラーミィがいるため、イラストはアララギ博士一択です。
なお、どれだけ多くエネを採用しても、博士でエネを巻き込むのは3枚が限度です。
⚫︎ボスの指令 3枚
4枚採用したいくらい重要なカード。でも、今のルギアは初動に枠を割きたい。チラチーノで高打点が出るようになったので、相手の大型アタッカーと殴り合えるようになりました。後述のセレナでカサ増しして、擬似的に4枚構築のようになっています。
⚫︎ナンジャモ 3枚
エネが多い構築のため、ハンドにエネを抱えることも多く、ハンド干渉だけでなく、自分のエネを切らずにハンドリセットするための役割もある札です。
序盤は安易に使うと相手を助けるため、初動と相手のハンドを見ながら使う必要があります。
終盤は詰まったハンドを減らせるので、ギフトを強く使えるようになります。総じて自分目線で使う場面が多いサポ。
でも、できればサポ権はボスに割きたいのが本音。
数少ない今回の変更箇所です。
博士4枚目➡️ナンジャモ3枚目
となりました。
エネをヤマに戻す役割が必要な場面に出くわすことが多かったため、ナンジャモを手厚くしてます。
⚫︎セレナ 1枚
前述のボス4枚目と博士以外のアーケオスを落とす札として採用。直近はマツバと入れ替えながら検証してました。マツバの方がハンドを抱えることはできるのですが、相手が事故りベンチなしの場面では使えない。そして、アーケオス2枚をボールなどで抱えてもまとめて落とせないことが気になっていました。
もちろんマツバも強いカードであることは言うまでもありませんが、決め手になったのは、直近のアルギラの躍進でした。V主体のデッキが増えるのであれば、セレナの価値は上がると思います。
実際、どちらの効果もそこそこ使いますが、最近はV呼ぶ効果を使いがち。
今後exや非エク主体の環境になれば、マツバにした方がいいと感じてます。
⚫︎ジニア 1枚
バーネットとは違いますが、アーケオスを抱えるための重要な札。ヒナツと選択で回してましたが、ルギアVstarをサーチできることがあまりにも便利であるため、ジニアになりました。
ハンドトリマーとセットでアーケオスを落とすなら、ヒナツに軍配が上がります。
この辺りはお好みで。ただ、今はルギアの初動の安定率を上げるために、ジニアの方が小回り効くと感じてます。
Vstarにも触れるところがエライ。
【スタジアム】2枚
⚫︎崩れたスタジアム
ネオラントを消すために採用。他にも被弾したルギアを落とすなど、メインは負け筋を消すこと。序盤に相手に先貼りされるとスタジアムを破るのがルギアの技しかなくなるため、ベンチの展開は細心の注意を払うこと。
雪道がないからこそ、対策札を割かなくて済むのがありがたい。
【エネルギー】17枚
エネを多めに採用することで、悪リザ対面でチラチーノを2回動かしやすくしています。
⚫︎ダブルターボエネルギー 4枚
強いカードであるものの、実は3枚採用と揺れていました。。。マイナス補正が負け筋になることも多々あり、気軽に使えないエネ筆頭。相手の構築と採用カードをなんとなく頭に入れておかないと、不利になりかねない。ただ、今回はリソースを博士で切りまくるため、最大枚数採用。
⚫︎ジェットエネルギー 4枚
最強カードの筆頭。入れ替え札として使いやすく、白ルギアのスペックを高める1枚。ダブルターボと構築の枠で悩んだら、私はこちらを優先する派です。ハバタクカミなどと対面したルギアをレスキューする必要があるため、ここの枠は削れません。
⚫︎ギフトエネルギー 4枚
エネなのに強力なドロー効果を持つ、最強カードの1枚。後述のミストエネルギーが出たことでめちゃくちゃ使い勝手があがりました。終盤のナンジャモ、ツツジに対する抵抗力が高いです。ただ、ハンドが詰まりやすいので、貼り方は盤面とハンドで要相談。
⚫︎ミストエネルギー 3枚
冒頭の触れましたが、書いてあることめちゃくちゃ強いです。きぜつ効果やダメカンばら撒き、退化など、環境に飛び交うパワーカードを軒並みケアでき、さらにギフトエネルギーと強烈なシナジーを産むため、3枚採用の価値があります。チラチーノにミスト+ギフトをセットできるよう、少なくとも2枚は欲しいカードです。
⚫︎セラピーエネルギー 1枚
カビゴンとセットで使えばノーリスクで相手を攻撃できる。ミストと違い、状態異常になった後から貼っても効果があるのが強い。だいたいカビゴンの枚数マイナス1枚が採用される傾向にあります。最悪博士で切ってしまっても、カビゴンはジェットでレスキューできます。
⚫︎Vガードエネルギー 1枚
セレナの項目でも触れたように、Vがちらほらいる環境では、採用しておいて損はないカード。ミスト+Vガードでルギアがギラティナに対して凄まじい耐性を発揮します。ルギアの躍進で今後シンオウ神殿採用が増えるため、突破される可能性もあることから、過信は禁物。地味にマフォクシーVのチラチーノ2枚どりプランをケアできるのがエライ。
▪️シティのマッチアップ
通算成績➡️3勝2敗(予選落ち)
▪️1試合目
先⭕️6-5
相手デッキ➡️サナ
こちらスタート➡️ルギア
アッセンブルターン➡️先2
【対戦メモ】
ジニアハイパーで最速アッセンブル
初手にナンジャモ打たれなかったので、そのままテンポを取る展開。
ただ、この対面めっちゃキツい。
こちらはルギア以外のサイド2を取られると負ける。
チラチーノを立てる前に、チラーミィを狩られ続けたため、アーケオスは残るがアタッカーが細くしんどい勝ち筋を手繰り寄せた試合。
スイーパーがない構築なので、サナがめちゃくちゃ重くなりました。。。
▪️2試合目
先⭕️1-0 種切れ
相手デッキ➡️ピジョリザ
こちらスタート➡️ルギア
アッセンブルターン➡️シングルアーケ 先2
【対戦メモ】
相手ヒトカゲのみ
マスボ➡️魚
博士でアーケ1枚落としつつ、シングルアッセンブルして勝ち
ルギアの上を引きにいって、なんとか届いた試合。
▪️3試合目
後❌4-6
相手デッキ➡️ビーダルリザ
こちらスタート➡️ルギア
アッセンブルターン➡️後3アッセンブル
【対戦メモ】
3マリガン与えてしまう。
盤面は最後にカビゴンでネオラントを取れば勝ちであったが、直前のギフトエネでヤマの中のエネをハンドに引き込んでしまい、そのターンに殴れなくなって負け。
ギフトエネの貼り方が裏目に出た試合。
ここが大会の分かれ目になった気がします。
▪️4試合目
先❌4-6
相手デッキ➡️カイナミライドン
こちらスタート➡️チラーミィ
アッセンブルターン➡️先3アッセンブル
【対戦メモ】
ここで、雷対面を引いてしまう。
初手にチラーミィをバトル場に置いてルギアVを2枚置いたけど、相手が最速でごっつぁんを起動する上振れ展開。次のターンにアッセンブルするも、カイナをとれるアタッカーができず。ルギアで正面を殴るも次のターンにプライムキャッチャーでベンチのルギアVを抜かれる。
最後はヘビーバトンを剥がす手段がなく、サイド0-5から4-6まで、まくるもゲームセット。
▪️5試合目(最終戦)
先⭕️6-3
相手デッキ➡️アルヌメロコン
こちらスタート➡️ルギアv
アッセンブルターン➡️先4アッセンブル
【対戦メモ】
お互い事故
こちらもひたすらかぜよみ
引いたカードを片っ端からジャッジマンされる厳しい展開。
相手のサイドに水2枚落ちていて、ヌメルゴンを起動した後に、後続のロコンを起動できなかったので、助かった試合。
220点ルギアでアルセウスVを取れたことで、サイドレースを優位に進められた。
ヒーローマントを引かれていたら、厳しかった。
➡️全試合通して、相手の道具に対する解決札があれば、という場面が目立ちました。
今後はロストスイーパーを採用した方が安全だと痛感しました。
▪️自主大会(えんみる杯)のマッチアップ
シティの3日前に急遽ピンチヒッターで参加したチーム戦(3on3)です。
通算成績➡️4勝3敗
予選➡️個人3勝1敗 チーム全勝1位抜け
本戦➡️個人1勝2敗 チーム4位
(3位決定戦に敗北)
▪️1試合目
先⭕️6-5
相手のデッキ➡️ロスギラ
こちらスタート➡️ルギアV
アッセンブルターン➡️先2アッセンブル
【対戦メモ】
最速でアッセンブルするも、Vガードミストルギアが神殿スタレクで取られてしまい、途中サイドレースが厳しくなる。
返しのチラチーノでギラティナ取りつつ、最終局面でカビゴンを押し付ける展開。
しかし、神殿ツツジでカビゴンのセラピーが機能しなくなり、コイントスに命運を賭けることに。。。
相手のターン後のポケモンチェックで気合いの2回オモテ!!
返しにヤミラミとって勝ち。
▪️2試合目
先⭕️3-5(LO勝ち)
相手のデッキ➡️ロスヌメ
こちらスタート➡️ルギアV
アッセンブルターン➡️先2アッセンブル
【対戦メモ】
ヒーローマントヌメルゴンを押しつけられ、厳しい展開。
ただ、こちらはヌメルゴン対面に考えていたプランを適用。
ルギアVstarにダブルターボ2枚の180点ストームダイブを出すようにして、被弾したら崩れたスタジアムで消す動きを通し、ターンを取る。
しかし、後続のアタッカーが引けず。
終盤にゲッコウガにネジキ➡️ヌメルゴンとなり、絶体絶命だったが、相手のつりざおがサイド落ちしており、ヤマを回復する手段がなくなり、こちらはルギアVで攻撃を耐えてLO勝ち
今日イチの激アツ試合。
ヌメルゴン相手はマントまでつけられたら、ルギア側はかなりしんどい😓
▪️3試合目
先⭕️6-4
相手のデッキ➡️ピジョリザ
こちらスタート➡️ルギアV
アッセンブルターン➡️先4アッセンブル
【対戦メモ】
お互いに事故気味の初動。
あたためてきた、対リザのプランを適用できる場面になる。
こちらはバトル場ルギアVstar、トラッシュに2アーケ。
相手はバトル場にエネなしのヒトカゲ、ベンチにエネ2枚ついたヒトカゲ。
まだ、リザが出てきていないため、正面のヒトカゲを取ると、カウンターキャッチャーが働くため、ここであえてアッセンブルせず、盤を返す。
お相手も若干驚いていたが、返しにリザに進化してルギアに先殴りしてきた。
それを待ってアッセンブルスターを宣言。
返しのチラチーノを立てて、迎撃してそのまま最後にロトムをチラチーノでとって勝利!
▪️4試合目
先❌5-6
相手のデッキ➡️青ツキロスト
こちらスタート➡️ルギアV
アッセンブルターン➡️先2アッセンブル
【対戦メモ】
序盤の隠し札で雷エネが見えたため、ライコウやカイナを警戒しながら盤面を整えることに。幸いアッセンブルを最速で決めたため、カビゴンを押し付けて戦うが、崩れたスタジアムが引けず、ベンチのルギアが常に狙われる形に。
最後はウッウの火事場でルギアVstarを取られて負け。
▪️トナメ1試合目
後⭕️6-3
相手デッキ➡️ビーダルリザ
こちらスタート➡️ルギアV
アッセンブルターン➡️先2アッセンブル
【対戦メモ】
後1ジニアドローからのハイパーボールアーケアーケを速攻で決める。
返しにひのこ40点をルギアに当てられる。
相手事故気味であったので、アッセンブルしてヒトカゲをとるも、返しにまけんきハチマキ悪リザで240点になり、被弾していたルギアVstarを取られる。
しかし、こちらの盤面にチラチーノ2面が揃ったため、順番にリザをワンパンして押し切り。ビーダルが2枚サイド落ちしていたので、いろいろ噛み合った試合だった。
▪️トナメ2試合目
後❌4-6
相手デッキ➡️チラチーノルギア(ミラー)
こちらスタート➡️ネオラントV
アッセンブルターン➡️後2アッセンブル
【対戦メモ】
本日、かなり上振れしていたが、よりによってミラーで後攻かつ、スタートネオラントというかなりしんどい展開。
無理やり博士から後2アッセンブルして、相手よりも先に殴り出す。ただ、こちらは後続のアタッカーがヒットせず、苦しい展開。ベンチのルギアVを先に取りに行き、チラチーノを残してしまったことで、先3アッセンブルでこちらのルギアが取られてアタッカーが立たなくなる。脅威になる前にチラチーノを
取るべきやったと反省。。。
▪️トナメ3試合目(3位決定戦)
後❌5-6
相手のデッキ➡️青ツキロスト
こちらスタート➡️ルギアV
アッセンブルターン➡️先3アッセンブル
【対戦メモ】
予選と同じ方とマッチング。お互い手の内は知れているが、今回後攻になったことで、ルギアVを2面置く必要があり、常にアキレス腱が露呈するかたちに。カビゴンを押し付けて対抗するも、チラーミィを進化前に狩られ続けて、トドロクツキを倒せるアタッカーが育たず。
最後はウッウの火事場でルギアVstarを取られて負け。火事場が引けるかどうかまで、どちらの試合も追い込んだが、最後にヤマ圧縮されてツツジされると、かなりこちらに分が悪い試合であったため、ミュウexで月光手裏剣を打てる構築にするなどしないと厳しいと感じた。
▪️さいごに
今後は家庭(育児)との両立になるため、大会やジムバに参加できる頻度は減ると思いますが、引き続きルギアに関する考察は続けていきたいと思います。
特に次の新弾でさらにルギアメタになるカードが増えるため、引き続き対戦環境は難しくなると思われますが、少しでも皆様のお役に立てるように、私もXなどで発信していけたら、と思っております。
ルギア使いの皆様のさらなる飛躍を祈念しております。
ではまた!!
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