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【全文無料】ルギアおじさんのシティリーグ2025シーズン1振り返り(ベスト8)
▪️前説
皆様お世話になります。
たいらーと申します。いつも東大阪(布施)あたりで、ポケカの練習をしているルギアおじさんです。
この度、急遽キャンセル待ちの枠に恵まれ、シティリーグシーズン1に参加させていただくことになりました。(やったー🙌)
もう出られない、と半ば諦めていましたが、チャンスをいただけて、本当にありがたかったです。諦めてはいけません。(重要⚠️)
まず、結果を先に書くと、表題のとおり、ベスト8入賞することができました✨
シティ入賞は1年半前のベスト16(旧形式では、シティの参加者が65名以上の時は、16位までトナメに上がれた)以来で、自己ベストを更新することができました‼️
(なお、トナメ1没芸人は継続中😅)
昨シーズンはシティで結果が出ず、苦しい時もありましたが、ずっとルギアを信じて握ってきて良かったと思います。
たかだかベスト8かもしれませんが、私にとっては本当に嬉しかった‼️
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今回の大会中、たくさんの方から応援メッセージをいただき、本当にありがとうございました!!
孤立無援のシティで、応援はなによりも力になりました。
また、対戦いただいた皆様や運営、ジャッジの皆様にもこの場を借りて御礼申し上げます。
そして、こんなルギアバカの私を誘ってくれた練習仲間に、改めて感謝します!!
これからも精進していきたいと思います!!
本記事では、シティの構築に至った経緯などを交えながら振り返りをしたいと思います!
いつものように、全文無料です。
投げ銭形式にしております。
それでは、早速参りましょう!!
▪️環境考察
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【引用元】https://pokecabook.com/archives/26148
ライコ、リザ、ドラパの三すくみが環境を回している状況は依然変わらずです。
そのなかでも、ライコ、リザが多い印象です。
加えて、ドラパルトも増えつつあります。
以下、サナ、ルギア、ドラゴに次いでイバラ単も増えてきており、環境トップに強いデッキが強い、といえます。
CL東京では、ライコが優勝し、そのリストがシティでも結果を残しており、ライコを握るプレイヤーに影響を与えています。
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加えて、今回シティに出場する1週間前にあった海外大会の影響で、ドラパルトが新しい形で復活の兆しを見せております。
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さて、前述の海外大会の決勝戦では、日本人の岡田選手が初優勝を決めて、一躍話題になりました。
その時のドラパルトのリストがかなり斬新で、今後の更なる開拓が期待されます。
その一方で、対戦相手のラウール選手も海外強豪のルギア使いで、WCS9位の時のリストと1枚も変えずに、ここまで勝ち上がってきました。アベレージバケモンすぎます。
後述しますが、今回の私のリストのベースになったのは、このラウール選手のリストになります。
環境上位のライコ、ドラパ、リザには真っ向から殴り合えるため、ルギアとしては比較的動きやすい環境かと思います。(イバラを避けられたら、という前提)
ただ、サナ、イバラ単については、かなりキツイため、そこに対してどう立ち向かうのか、それとも割り切るのか、プランを練る必要があります。
私はルギアしか握らないと決めている偏屈者でありますが、客観的に今のルギアの立ち位置を評価するなら、比較的に動きやすい環境だと思います。
環境上位に完全不利マッチがいるわけではなく、ルギアメタに意識を割く余裕がないため、デッキパワーを活かしやすいと思います。
当初シティ前に握るリストがあったものの、そこからどういうプロセスで今回のリストに至ったのか、次項よりご説明いたします。
▪️構築検討段階
構築の検討スタートは当初シティ出場前に組んでいたリストでした。
こちらはチラチーノ抜きのたねルギア(と、ここでは呼びます)という構築になります。
チラチーノがいないことで、アタッカーをその場で準備しやすく、またカースドボム1発だけではきぜつしにくい耐久力も魅力でした。
こちらの詳細は下記リンクの構築記事(全文無料)を参照ください。
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では、環境を踏まえたうえで、この構築で私が感じた課題は何か、箇条書きします。
☑️水ポンでは、対サナでマナフィを出されるとかなり厳しい
☑️高打点が出にくいためフトゥーが負け筋になる
☑️増えてきたイバラ単への回答が欲しい
☑️リザを使う場面が限られる(もちろん使いたい場面はあります)
ここで一番重要なのは
たねルギアで練習していたことにより『チラチーノ抜きでも戦える』と思えたことです。この経験が後にめちゃくちゃ活きます。
では、一方で、ラウール選手のリストはどうか。かなり特徴的なリストです。ポイントを箇条書きします。
☑️チラチーノ1ライン
☑️イキリンコ
☑️ツツミ
☑️ライコウ
☑️器+基本雷エネ
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尖ったリストに見えますが、前レギュでも、海外のいちげきルギアでは、
☑️魚🐟2+インコ🦜1
☑️ジュラルドンVmax対策のいちげきウーラオス1ライン採用
のリストを過去に拝見したことがあり、そのDNAを感じる構築だと思いました。
ラウール選手がWCS9位になった時に、衝撃を受けて、今回の海外大会決勝に進む前に、ジムバトルで全く同じリストで密かにテストしていました。
結果はどうか、、、
5戦中、2勝3敗、、、😖
難しい。というより、自分の慣れた構築ではない、という印象でした。
練習時間がたくさんあるなら、このリストに慣れるようにひたすらやれば、良いと思います。
ですが、時間が限られた中で、いろいろ私の構築哲学と違う部分が気になりました。
気になったポイント☝️
☑️チラチーノ1ライン
このリストがあまり浸透しない理由の最大のポイントかなと個人的には思います。
1ラインで、しかもネジキやタンカなどを不採用。
大丈夫なのか?サイド落ちの不安や、初動の博士などでどちらか切ったら、もう試合中チラチーノは使えません。
ルギア最大の武器があまりにも使いにくい。
☑️インコ
インコ🦜に頼ると、ベンチが狭くなり、魚🐟が使えない。魚🐟はアクアリターンできるため、ベンチを空けることができますが、インコはそれができない。
☑️ルギアVが3枚(重要⚠️)
ライコが後1からルギアを取ってくる環境で、現物3枚は不安すぎました。また、ボムの影響で、じゃんけんで負けて後攻選択になると、ルギア2面出せないと、上振れでルギアを先2から取られることもあり、気になりました。
☑️ミスト1枚
海外大会の影響で、ドラパルトが復活しつつある中で、ミスト1枚は不安。サイド落ちなどもケアすると2枚以上欲しい(できれば3枚欲しい)
イバラは運命力で避ける、にしてもかなりクセがある玄人向けのリストだ、と感じました。
また、このリストの背景として、海外大会は『BO3(3本勝負で2本先取)』で行われること、があると思います。
3試合中、1回は事故っても2回勝てば良い、と割り切った構築なら、このリストも納得です。(あくまで私のイチ意見です⚠️)
そのため、当初シティのリストを検討した際に、ラウール選手のリストを候補から外していました。
話を戻しましょう。
改めて今の環境を踏まえて、リストを考えるにあたり、たねルギアをブラッシュアップして試していました。
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こちらは、CL東京準優勝のレシピになります。非常にシンプルですが、カウンターキャッチャー、ネジキの採用が特徴的です。直近のCLやシティの入賞者レシピを見ても大半がカイナ採用型である、ということも踏まえて、たねルギアのレシピを見直しました。
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サナに対する対策として、マナフィを置かれると機能しにくい水ポンよりもカイナを採用してみました。
ですが、私はこのテツノカイナというポケモン、ものすごく使うの苦手です笑
その理由がごっつあんしか打てない構築になっていること、でした。ハンマーや神殿出されると何もできないうえに、逃げエネ4は重すぎます。
また、レガシー単体採用では、サイド落ちした時にデッキパワーが著しくダウンすることも気がかりでした。
そのため、ラウールルギアの器+基本エネを一緒に採用して調整を始めました。
ダークボールの霊圧が消えた、、、??
ボールについては、基本ハイパー4、ネスト2、アロマ4が強いと感じましたので、これらをどけてダークボールは攻めすぎかも、と思い差し替えてます。
さて、このリストで調整していて気になったことは、下記のとおり。
☑️スタートしたくないポケモン多くないか、、、、?
そう。このリストでスタートしたいポケモンは、ルギア(あとライコウ)くらいしかいません。
●キチキギス、ツツミ➡️逃げ1のため、まだマシだが、ベンチに控えておきたいポケモン
●魚➡️逃げエネ1だが、スタートは勘弁してください、、、
●アヤシシ➡️逃げエネ2とやや重め。相手にいきなり切り札バレる。
●ガチグマ➡️逃げエネ3と重い。殴り出しも序盤は要求高すぎる。
●ががリザ➡️逃げエネ3と重い。しかも、エネを貼ってしまうと、ルミナスエネルギーが機能しなくなるため、貼るなら逃げる際に使うか、アヤシシで全て剥がさないといけない。(ジェットエネによるレスキューするなら、エネを貼らない)
●カイナ➡️逃げエネ4は重すぎる。
ラティアスが欲しくなるくらいにスタートが重くなってしまいました。
本気でラティアスを入れようか悩みましたが、ベンチ枠がなさすぎます。
大空洞入りならワンチャンあるかもしれませんが、難しいところ。。。
たねルギアの場合、初動でやむを得ないなら多少アタッカーを切っても何とかなります。
その視点で考えた時に気になったのは、ががリザでした。貴重な非エクアタッカーです。
確かに強い。しかし、なくても何とかなる。
ならば、スタートした時のリスク(逃げエネ)が少なく、火力を出せる非エクアタッカーはないのか、、、??
・
・
・
ん?
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そう。チラチーノです。
いまさら何を、、、と思われるかもしれませんが、このスタートが重すぎ問題の解決策として、チラチーノに白羽の矢が立つことになりました。
ここで、ラウール選手のリストが活きてきます。チラチーノ1ラインでも戦ってきたルギア使いが世界にいる!それがこの考えを後押ししてくれました!
今回のリストの最大のポイントは、考え方にあると思っています☝️
おそらくチラチーノルギアから検討をスタートしていたなら、いくら飛び道具好きの私でも、チラチーノを1ラインにするなんて暴挙(?)には出られません。
チラチーノをメインアタッカーにしているのにその安定性を削る理由なんてありません。
しかし、たねルギアから検討をスタートしてみると、チラチーノがあったら便利、なくても他のプランで何とかなる、と思えたため、この1ライン採用が革新的に感じるようになりました。
もちろんたねルギアのリストからスタートしているため、ルギアは4枚採用です笑
加えて、イバラへの対策札を用意するために、当初はハバタクカミを採用してみました。
たねルギアから検討をスタートして、ここまでの検討過程を見てみると構築の印象がかなり変わります。
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ここからは微調整の話になりますので、かなり趣味も入ります。ご容赦ください。
変更点はチラチーノ1ラインとハバタクカミ。
差し替えたカードは、かがリザ、ルミナスエネ、ツツミ、カイです。
ツツミをハバタクカミに変えるため、相対的にカイでサーチできる水ポケモンが魚のみになったため、抜くことになりました。
このリストからトレリや直前練習を踏まえて、
ラストワンマイルの調整が入ります。
それが、ハバタクカミと崩れたスタジアムの枠です。
崩れたスタジアムでも、もちろん強いですので、このあたりは好みですが、初動の安定感を高めたくてボール枠かテーブルシティ2枚目にしたいと感じました。
ラウール選手のリストのように、テーブル2枚の方が理想的だと思います。
しかし、テーブルシティに依存する展開はなるべく避けたい(なぜならコインで裏切られることが多いため)ので、ボール枠に割こうと考えました。
ボールは諸説あり、ネスト3枚目も考えましたが、お互いのナンジャモ後に引き込んだ際に、一部確定で使えるところを評価して、ダークボール採用に至りました。
私自身、スーパーボールに裏切られた経験があるため信用度が低いのもスパボ不採用の理由です。
そして、ハバタクカミ。
ギリギリまでカミでいこうと思っていました。クレッフィでは、自分のネオラントが使いにくくなることに違和感がありました。
しかし、シティ前日の練習仲間との調整のなかで、刺さる場面が局所的なカミより、クレッフィにした方がいいとアドバイスいただきました。(ありがとう)
実際にライコ、ドラゴの草ポン、インコやリザ、ドラパのロトム、他にもかがやくゲッコウガなどのシステムをストップできるのが今の環境にはかなり刺さっています。もちろんイバラの対策札にもなる。
それならいれてみるかー!!
と腹を括りました。
そうして出来上がったのが、今回のリストになります。
結果的に、たねルギアとラウールルギアのリストを自分なりにアレンジしたものとなりました。
何度も言いますが、たねルギアからスタートしたことで、このチラチーノ1ラインを受け入れられました。
おそらくチラチーノルギアから検討をスタートしたら、1ラインに絞る場合に、タンカとかネジキがめちゃくちゃ欲しくなると思います。
(実際当初、チラチーノルギアから検討した時の私はそうでした、、、)
※ネジキ不採用に踏み切った理由については、構築説明の項目で後述します。
インコについては、もともとゼイユで回していたので、あえて採用する必要性は感じませんでした。
念のため、インコ、ゼイユ両採用のリストも回していましたが、両方ともを1ターン内で使えるのは(ハンド的に)限られることが多かったため、インコは不採用にしています。
それでは、前置きがめちゃくちゃ長くなりましたが、今回の構築についての説明に入ります。
▪️デッキリスト
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以下、採用枚数について、改めて記載します。
いつものカードもありますが、基本的なことでも確認のためにちゃんと書かせていただきます。
▪️ポケモン(21枚)
▪️ルギアVstar(3枚)
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本デッキの主役。いつもはルギア、アーケオスラインを雑にまとめてコメントしていますが、ひさびさに個別に書きます。
基本3枚採用が安定。しかし、前日に調整した中で、2枚にしてデッキパワー上げるカード(ボールかサポ)を入れる案もあり、悩んだところ。
最終的に3枚に決めたのは、ルギア2面を置かざるを得ない場面が多い中で、出したルギアを2体ともVstarにして、相手の要求値を上げるようにしたかったため。
ストームダイブの打点が絶妙で、対面次第ではダブルターボをつけない方がいいことも多く、エネの付け方には細心の注意が必要。
最近ではキチキギスや草オーガポンの影響で、220点ルギアを作る必要がある場面も多い。
ちなみに被弾したルギアはアヤシシ用のエネバンク要員になります。
▪️ルギアV(4枚)
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このデッキの真の主役(?)。
君がいなければ始まらない。ただ、一度進化して特性を使えば不要札になりがちであるため、何枚採用にするかは意見が分かれる。最低でも3枚は欲しいところ。
今の環境ではライコのようなアグロに加えて、カースドボムも飛び交うため、できれば安定してルギア2面を展開したいことから、今回は4枚採用にしています。
風読みするなら、なおさら2面は置きたい。
これまで1年半ほどルギアを握る中で、度重なるアグロや雷対面など晒され続けて、ルギアVは4枚でないと不安になる身体になってしまいました😅
なお、下技のエアロダイブはアローラロコンや闘オーガポンに打点を刻める、地味に重要な技。
逃げエネ2なのが悩ましいが、それも含めていいカード。
▪️アーケオス(4枚)
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アーケオスデッキと言ってはいけない。
特性のプライマルターボによるエネ加速を担うデッキのメインエンジン。いかに無駄なくアーケオス2枚をトラッシュに送るかで全ては決まると言っても過言ではない。
スピードウィングも重要な技で、お守りミミッキュを取れます。
最終盤でアーケオスの攻撃で相手のベンチのたねポケモンを倒して勝つこともたまにあります。
逃げエネ1なのも嬉しい。
HP150であることから、カースドボム1発を耐えるのが偉すぎる。(新弾のグラビティスタジアムは勘弁)
何よりも特性を使うことでヤマを見て、シャッフルできるのが、めちゃくちゃ強い。
▪️チラチーノ(1枚)
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最強の非エクアタッカー。ルギアデッキの剣。逃げ1なのも優秀。
カースドボムの登場で、安易にサイド1押しつけができなくなったため、お化けが相手ベンチにいるなら、ボムを食らった後まで考えて展開やエネ加速する必要があります。
採用枚数は前述のとおり。かなり今回のリストが尖っているポイントです。
このデッキには基本雷エネがありますが、スペシャルころころは、基本エネを打点に含めないためプレミに注意が必要。
序盤に手貼り2回で140点を叩き込むこともできるため、進化さえできれば強い!
上技の30点も地味に強い。ルギアで攻撃する際に10〜30点のダメージを入れてあるかどうか、がめちゃくちゃ大切になります。
▪️チラーミィ(1枚)
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1ラインなのでARでも問題なし
ワザが優秀なのは、HP60チラーミィですが、環境にドラパルトが増えつつあるため、HP70チラーミィを採用しました。
逃げエネ1でかつ、1エネ10点の上ワザも及第点。
何よりイラストが可愛い(大切!)
下技はコントロール対面で地味に役に立つため、対面次第では安易に進化しない方がいいこともある。
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それがチラーミィ
このデッキの弱みであり、強みでもあるのはチラチーノラインが1ラインしかいないことにあります。
例えばリザ対面ではベンチにチラーミィを置き、1エネ貼っておくとどうなるか。こちらは進化後のチラチーノはトラッシュにあり試合中使うことはできませんが、相手はこちらの構築がわからないため、最優先で処理しないと危険と判断されやすいです。
つまり、カースドボムやカウンターキャッチャーの囮として非常に優れています。
たとえ、試合中使えなくても、ベンチに余裕があるなら、対面次第では置いても損ではありません。
▪️アヤシシV(1枚)
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中盤〜終盤に奇襲させて、相手の高耐久ポケモンをワンパンする切り札的存在。ダメージ計算の仕方は人それぞれですが、私の場合は(ダブルターボ+白エネ)🟰100点として計算するようにしています。
チラチーノと違って基本エネもしっかり参照してくれます。地味にルギアにつけてしまったダブルターボエネルギーを付け替えることもでき、220点ルギアを作れるようにしてくれることもある。レガシーエネを集めるとサイド1のバケモンアタッカーに様変わりします。
今回のシティでも大活躍でした!
基本はハンドに隠しておき、突然出して奇襲するのが強い。
ベンチにエネがついたが被弾したルギアやテツノカイナがいて、アーケオス2体が残っているならアヤシシチャンスです。
基本7枚エネをつけられたら、280点以上は保証されるため、ジェットエネがなくても、逃げ1〜フロンティアロード発動を狙いにいけます。ヤマだけでなく盤面のエネの枚数には細心の注意を払いましょう。
アヤシシ採用のため、ダブルターボ4枚採用となっています。
▪️ガチグマex(1枚)
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高耐久で特性によりエネ消費なくシステムや進化前のV、たねexを倒すには十分すぎる火力。
ルギアの場合、最悪序盤からでもエネを加速させてアタックすることができる。(でも、スタートはして欲しくない)
レガシーガチグマはもはやトラウマ。ダブルターボ1枚ならつけてもキチキギスを取れる220点なのが偉い。
環境に多い、タケルライコをワンパンできるのが強く、終盤の詰めになくてはならない存在。
260という耐久ラインも絶妙で、相手のデッキからも襲ってくる可能性があるため、耐えず警戒が必要なカード筆頭。
魚にダブルターボ付きでアクアリターンして、100点刻んだリザをガチグマで後から取ることもでき、打点が優秀。
しかし、決めきれないなら、反動が重く、使いどころを見極めたい。ジェットエネがハンドにあるなら気兼ねなく攻撃できる。
▪️テツノカイナex(1枚)
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ルギアデッキにはお馴染みのアタッカーになりつつある。サイド+1のごっつぁんだけでなく、雷タイプであることから、システムポケモンの魚、インコ、ゲッコウガをいずれもダブルターボ込みでワンパンできるのが偉い。
サナに対してはカイナを起動できないとほぼ負けに直結するため、大切にしたいところ。
また、ダブルターボ込みでも、キルリア、ドロンチ、サマヨールのような中間進化を倒せる。
逃げエネ4が重すぎるため、スタートしたら、ジェットエネでレスキューしたい。
今回の構築では基本雷エネも採用しているため、アームプレスを打てるのが良いところ。
微妙に足りなかったピジョット、ルギア、パルキアあたりをダブルターボ込みでもワンパンできる。
基本エネ採用したことで、改造ハンマーに対しても対抗できるところが嬉しい。
▪️ライコウV(1枚)
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ぼぼピジョットや雷弱点対面専用のアタッカー。だが手貼りで雷エネかレガシーを貼れたら2回の手貼りで動けるため、事故っても攻撃するチャンスができる。(レアケースだが)
しゅんそくの1枚ドローがめちゃくちゃ強い。
ただ、カイナほど、全対面で有効かというと、そうではない。
あくまでサブプランとして保険の意味合いが強いカード。
このデッキの難しいところは、カイナとライコウを1試合で両方起動するハードルが高いところにあります。そのため使いどころに注意⚠️
大空洞対面では一気に打点が上がるため、頼もしいアタッカーに早変わりします。
▪️キチキギスex(1枚)
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終盤のナンジャモを切り抜けるための重要なカード。耐久の割に、逃げエネ1であったり、技も優秀と、かなりハイスペックなカード。
今回の構築で、どうしてもVガードエネルギーが欲しく、どこのエネを削るか考えた際に、ギフトエネを分散して貼らずにキチキギスにギフト1枚貼れば、擬似的にハンド干渉に強くなると感じたため、キジ採用に伴って、ギフトエネルギーの枚数を1枚減らしています。
『さかてにとる』を使うタイミングで強いヤマが作れるように、特性を使う前にプライマルターボでエネを抜いておくなど、細かいプレイングが大切。
逆に相手のデッキにも採用されている可能性が高いため、ハンド干渉しても安心できません。
▪️ネオラントV(2枚)
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でも2枚欲しい
いつもスタートでハラハラさせる罪作りなカード。最近のルギアのレシピでは2枚採用が増えている。初動と終盤で使うために2枚欲しい。レガシーエネのおかげでヤマに戻れるのが強い。
リザ対面ではアクアリターンの削りが大切になることもあるため、ダブルターボをつけるかどうか慎重に見極めること。
ダブルターボを合わせるとプライマルターボ1回でエネを供給できるが、打点が落ちてしまう。
120点アクアリターンを目指すなら、プライマルターボ2回または1回&手貼りが必要。
エネが盤面から減るためアヤシシとの相性は良くない。
終盤にボスを引き込むために、できればヤマに残しながらプレイできるのが理想。
▪️クレッフィ(1枚)
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今大会のMVP。これまで自分の魚が止まるために使うことを渋っていたが、使ってみると威力は絶大。
大会の初戦から3試合連続スタートは流石に自覚の塊。環境トップのデッキのシステムポケモンを軒並みストップさせて狂わせる。
ロトムV、かがゲコ、イキリンコ、草オーガポン、キチキギスといった強力なシステムに依存したデッキに刺さる。実際にマッチした対戦でもクレッフィのおかげで先後逆転した試合もあるほど。
当然自分のネオラントも使えないため注意が必要です。
ワザも地味に偉く、道具を落とせるのも美味しい。欠点は打点不足であるため置物になりがちなところ。
スタートが弱い、たねルギアにとってかなり強いスターターなのは間違いない。
コントロール系統に刺さるのもgood!
▪️グッズ(12枚)
▪️ハイパーボール(4枚)
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アーケオスを効率よくトラッシュするための最強グッズ。初手ハイパーアーケアーケに絶望したプレイヤーは数知れず。
ただ、人生そんなに甘くない。アーケオスがいない時は途端にハンドコストが重くなるため、切る札には細心の注意を払うこと。序盤は初動を意識して使い、終盤はネオラント➡️ボスの指令のリーサル札になる。このカードは4枚入れない理由がない、くらい大切。不要札をコストにすることで、手札干渉を受けても強いヤマを作れるようになる。
▪️ネストボール(2枚)
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ルギアのボール枠で諸説ある部分になります。ですが、私は引き続きネストボール推奨派です笑
ルギアを置けないとゲームにならないし、何よりも今はルギア2面をおく必要がしばしばあります。
スーパーボールではヤマを見れないことも気になりました。このデッキはピン刺しカードが多くなっており、サイド落ち確認がめちゃくちゃ大切です。
できる限り早期にヤマ確認をしたい、という意味でもネストボールの方が適していると感じてます。
もちろんスパボも強いので、このあたりはお好みで。
▪️キャプチャーアロマ(4枚)
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表、裏どちらが来てもいいように考えながら初動を組み立てるのがルギア使いのたしなみ。本気で祈る時もある。終盤のアロマ裏➡️魚🐟➡️ボスで決めた試合は数知れず。何よりもヤマを見れるのがありがたい。
枠は難しいですが、4枚が無難。
練習時間も限られていたので、ボールの基本枠(4-2-4)を維持しつつ、残り1枠を検討することにしました。
▪️ダークボール(1枚)
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スーパーボールの逆版みたいなテキストをしていますが、真の力は、ナンジャモを受けた後に引き込むとハンドにいたポケモンが必要なら確定でサーチできることです。
ナンジャモ時のハンドが弱かったなら使わなくていい、と割り切れます。ダークボールを強く使うならナンジャモを手厚くしたいところ。今回はナンジャモの枠を削っているため、必然的にダークボールも1枚採用に留めました。
終盤にダークボールがヤマにあるなら魚がハンドにあっても、ワンチャンレスキューできる可能性があります。ギフト、さかてにとる、で掘りつつ当たり札を探すムーブはなかなか侮れません。
▪️大地の器(1枚)
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基本雷エネルギーをサーチできる強グッズ。コストでアーケオスを落とせるのが優秀。
デッキに雷エネ1枚しかありませんが、採用の価値はあります。このカードをうまく引き込めるかで、雷アタッカーの運用が変わります。器の確定サーチはないため、タイミング次第。ポイントは、別に基本エネを使わないといけないわけではない、と割り切る事。
エネを引き込まなくても、ヤマを見れるだけでも価値があります。
▪️サポート(10枚)
▪️ボスの指令(4枚)
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ルギアデッキにおける不動の最強サポート。
(大切なので何回でも言います。)
たねルギアの構築哲学と同様にベンチのシステムを優先して叩きたいため、最大枚数を採用しています。
カイナ、チラチーノが加わったことで、ボス4枚の強さがさらに光り、サイド2を奪う力に勢いがつきます。
カウンターキャッチャーとの差し替えも試してみましたが、欲しい時にサーチする手段がなく、特にサナ対面ではサイドリードされる展開になりにくく、最後ボスやそれに触れる魚およびそれに繋がるボール札が、何枚ヤマに残っているかの勝負になることを考えて、ボスを優先することにしました。
▪️ゼイユ(3枚)
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ルギアは先攻制圧のデッキであるため、先1の動きを強くするならゼイユに軍配が上がります。
ラウールのリストにあったイキリンコの役割をゼイユが担ってくれます。
魚始動でゼイユを使っても魚は盤面からアクアリターンで消せることが大きい。ルギア2面要求が多い環境では、魚とインコを出してルギア2面出すと、アタッカーが置けなくなります。
そのため、インコ不採用としています。
後攻になったら、最初から博士より引ける枚数が少なくなるため、そこは悩みどころ。
理想は魚を出さずに素引きすることであるため、3枚採用しています。枚数を絞ると先1で使うなら、ほぼ魚必須になったり、ヤマを見るとサイド落ちしたり、戦略的に使いにくくなったため、博士不採用に振り切りました。
発売当初は、後攻になった瞬間にゼイユの優位性が失われるため、微妙なカードかなぁと思っていましたが、先1限定で使えることがめちゃくちゃ強い。
ずっとゼイユ3枚で回してきたことで、初動でなくてはならないサポートになってくれました。
あとイラストもめちゃくちゃ好き。
▪️ナンジャモ(2枚)
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それがポケカ
最強ハンド干渉でありながら、初手にエネまみれだった時のリカバリーにも使える。
とにかく汎用性が高い。ただし、タイミング次第では相手を助けてしまうため、とりあえず使うのは危険。常に相手のハンドや様子を見ながら使うタイミングは見定めたい。
新弾のダークボールとも相性は良い。ダークボールを採用しているため、自分のハンドが7枚以上なら相互カット必須。
枚数もギリギリであるため、終盤に1枚残せるのが理想。
▪️ジニア(1枚)
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ジニアアーケアーケ、ハイパーアーケアーケ
ハイパーボールと合わせて、最速アッセンブルを補助してくれる重要サポート。コイツがヤマにあるかどうかで、初動のルートが大きく変わるため、とにかくヤマ確認では最も気をつけましょう。
使いどころは限られるので1枚採用。
今回の構築ではチラチーノを1ライン採用したので、使い道が増えたのは嬉しいところ。
素引きは低確率なため、魚とセットで使う頻度が高い。
▪️スタジアム(1枚)
▪️テーブルシティ(1枚)
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困った時のテーブルシティ。初動で強いのはもちろん、終盤にとにかくワンチャンを作れたり、いろいろ便利(オモデが出たら、、、)魚2枚との相性も良い。
ドラパルト対面では神殿を貼られる可能性があるため、なるべく使わずに持ち続けたい。
スタジアム1枚構築であるため、使いどころに注意。
ただ、今回はテーブルシティに賭ける場面を最小限にしたかったため、2枚採用ではなく、1枚をボール枠にしました。
▪️エネルギー(16枚)
▪️ダブルターボエネルギー(4枚)
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アヤシシV採用につき、最大枚数。
ルギアや逃げエネ重たいアタッカーの逃げエネとしても活用可能。
テツノカイナやガチグマなども逃しやすい。
ルギアに貼ると流行りの草オーガポンやキチキギスが倒せなくなるので、タイミングは要注意⚠️
この枚数が多いため、ルギアで220点やチラチーノで280点を出すためのエネが減ってしまうのが構築のシビアなところ。
ジェットエネが残せない時に、ヤマに残すエネの第二候補。
▪️ジェットエネルギー(4枚)
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アヤシシとセットで奇襲できたり、とにかくこのカードのおかげでルギアは軒並みコントロールに強く出られる。このカードへの依存度が高いため、使いどころはよく考えるべし。
だけど、困った時に一番アーケで貼りやすいエネでもあります。終盤の縛り解除やガチグマ連続起動のために、ヤマに1枚は残しておくこと推奨。
▪️ギフトエネルギー(3枚)
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ハンド干渉全般に強くなる、最強カード。とにかく貼り方が大切。ナンジャモ、ツツジ、アンフェアスタンプに強く出られるのは、このカードのおかげ。ただ、神殿に弱いため過信は禁物。
相手サイド残り1枚でも、非エク+レガシーだと発動できるようになったため、プレイングの幅が増えたのは嬉しいところ。相手が取りたいポケモンに貼るのが鉄則。
キチキギスにギフトエネルギーを貼ることで、分散して貼る手間をなくしつつ、ハンド干渉に強くなれる。
キチキギスがいるため、枚数を1枚削っています。
▪️ミストエネルギー(2枚)
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枠の都合で2枚採用。本来は3枚欲しいカード。効果耐性をつけてくれるカードであり、メタカードの位置付けのため、2枚でもなんとかなる。ラウールルギアでは1枚採用であったが、直近のドラパルトの増え方を加味して2枚入れました。
▪️Vガードエネルギー(1枚)
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環境にVが一定数いるため、ケアで欲しい1枚。使わない対面ではすぐ切るエネの筆頭。
対Vでアタッカーのライコウ、アヤシシ、ルギアに貼りたいが、それ以外にもチラチーノに貼ると、レジドラゴから飛んでくるトライフロストを耐えることができるのは覚えておいて損はありません。
▪️レガシーエネルギー(1枚)
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殿堂入りレベルで強い
他のエーススペックでは、カバーできない仕事だらけで猫の手も借りたい。アタッカーのバリエーションを増やしつつ、サイドマイナス1が強すぎる。
いかにサイド1アタッカーを作って押し付けるかが大切。
レガシーを無効化されないようにミストもセットで貼るのがドラパルト対面では有力。
▪️基本雷エネルギー(1枚)
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今回の構築で器と合わせて採用することにより雷アタッカーを動かしやすくしています。とはいえ、器をサーチする手段がないため、保険と捉えるのが大切。
状況を見ながらハンドに抱えた雷エネを貼るか切るかヤマに戻すかを決めないといけないため、シビアな場面も多い。しかしあることで想定外の奇襲ができる、エッジの効いた1枚。
▪️採用を見送ったカード
▪️ネジキ
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あまり、普段は不採用カードについて触れてません。
それは不採用🟰弱い、ではないからです。
ただ、今回の構築の際に議論になる可能性がある、ネジキについては自分の考えをまとめたいと思います。
大前提でネジキは強いです。あったら戦略が広がります。今後の検討の中でルギアにおけるネジキの位置付けは上がるかもしれません。
しかしながら、不採用にしたのは今回の構築の考え方で述べたように、チラチーノを立てることに、こだわらなかったのでネジキの必要性がそこまで上がらなかったことが挙げられます。
また、たねルギアのアタッカーはサイド2がほとんどで、サイド1に変換して負け筋を消す、といったプレイは決めにくい構築になっています。
アタッカー変換できるのは面白いギミックであるため、今後も可能性を探る必要は感じております。
確かにルギアを先に取られた返しにネジキから進化するのは強力ですが、今回は最初からルギア2面おくことを想定してルギアV4枚採用にしているため、ネジキの強みを活かしにくくなっております。
ウラを返せば、ネジキの依存度が低い構築にしています。
構築単位でネジキを活かす、ではなくてネジキに頼らないカタチを目指したため今回は不採用となりました。
個人的にはルギアのサポはボスを打ちたいということもあり、そこに振り切った結果が今回の構築だと思っております。ネジキで戻したアタッカーでベンチを狙うなら、カウキャかプラキャが必要。
だが、そう都合良く引き込める展開は再現性が低いのが気かがりでした。
まだまだ私の構築も不完全ではありますが、現時点の考えをまとめると、今述べたとおりです。
(間違ってることもありますので、ご容赦ください!)
▪️対面ごとのプレイングメモ
▪️基本戦術
ボスでベンチのサイド2のシステムポケモンを狩る、
もしくは低耐久ポケモンをカイナで狩りながら、2-2-2でサイドを取り切ることを目指します。
一方で自分はレガシーエネを駆使して、サイド2-2-1-2の押し付けを狙い、サイドレースに競り勝つことをコンセプトにしています。
そのため、ボスの司令の枚数とアクセスできる魚🐟の枚数がめちゃくちゃ大切になります。
ボスが使えないなら、その分だけ相手の正面のポケモンを取る必要があります。
ポイントは、最初から相手のバトル場のポケモンをワンパンすることにこだわらなくていい、ということです。
もしワンパンを狙える場面なら、チラチーノかアヤシシでワンパンできるのがベターですが、無理ならルギアと後続による2パンを狙う。
そんな感じで戦い方を都度変えていく必要があります。
▪️ライコ
➡️理想のプラン
・ルギアで草ポン
・アヤシシかチラチーノでインコか
カイナでゲッコウガ
・ガチグマでキチキギス
こちらはサイド2のルギアを後1から取られるリスクのある対面。相手は後攻選択が多いため、初動が微妙なら、クレッフィをバトル場に出すことを目指して猶予をもらう。プランを通すためにはボス3枚が必要であるため、足りないなら、その分正面のライコを取りに行く。
ガチグマでライコを取るのがわかりやすいが、相手も警戒してお守り貼られる可能性もあるため、チラチーノかアヤシシを起動できるとアツい。
ただ、アタッカーがワンパンされるため、アヤシシを使うならヤマの残りエネと要相談。かなりハードルは高いので、あくまで最終手段。
もし、大空洞型ならライコウでライコを取れるようになるので、一応覚えておく。
相手の残りサイドに注意。特に終盤チラチーノでライコを取ると、ブライア草ポンでサイド2を取られてしまう。
安全に行くならレガシーガチグマが必要。
終盤に絶対ナンジャモしないと負けるため、とにかくナンジャモは1枚残してプレイすること。
▪️リザ
➡️理想のプラン
・カイナでヒトカゲ
・ルギアでロトム
・ガチグマでキチキギス
サイドリードしていても、ボム+ブライアでいっきにサイド4を取り切るバケモノデッキ。
理想プランどおりに行くことはないため、サイド2をどう取るかを、考えながら戦う。
カイナが厳しければ、レガシーライコウでピジョットを狙いたい。
だが、すぐに取るとリザの火力が上がってしまうため、できればルギアかネオラントでバトル場のリザを削っておきたい。(フトゥーが負け筋になるが、、、)
相手に進化ポケモンがいないならカイナ起動でサイド2を進めに行く。
チラチーノに頼るとボムで取られて後続もいっきに破壊されてしまう。
困ったら最強の囮、ベンチチラーミィで相手のボムを使わせるのも必要。
相手がルギアを削って場に残してボムで後取りするプランを狙ってくるなら、ルギアのエネが場に溜まっているので、アヤシシ起動のチャンス。
この対面はキチキギスを狙いたくなることもあるため、220ルギアを作る方が今の環境ではベター。
▪️ドラパ
➡️理想のプラン
・カイナでメシア
・ルギアでロトム
・ガチグマでキチキギス
やりたい動きはリザに似ている。ただし、ドラパ側はシステムが流動的でネイティオかピジョットか、不採用か、見極める必要あり。
最警戒はシンオウ神殿⚠️⚠️
ミストエネルギーの貼り方がめちゃくちゃ大切になるため安易に貼らない。
レガシーカイナを起動してサイド2を取りに行くなら、ミストも貼りたい。この対面はいかにレガシーのサイド1を押し付けるかにかかっている。
できればルギア2面で戦うのも有力。
いっきにサイド4枚取りを狙ってくるため要注意!!
基本相手は0-2-4でサイドを進める展開になりやすい。
逆にエネが残りやすいのでアヤシシをうまく起動するチャンスもある。
ドラパをワンパンできれば、アツい。
▪️サナ
➡️理想のプラン
・カイナでキルリア
・アヤシシかチラチーノでサナ
・ルギアでフワンテかサケブシッポ
・ガチグマでキルリアなどのサイド1
カイナを入れてもキツい対面。入れてようやく五分といった印象。なければかなり無理寄り。
とにかくキルリアを狙いたいが向こうはマシマシラを使いながらこちらのレガシーエネを貫通してくるため、レガシーエネに頼った戦い方が通じにくい。
もたもたしているとシッポでアーケオスを抜かれてジリ貧に陥る。
勝ち切るには細い勝ち筋を狙わないと厳しい。
カイナとサナワンパンが決められると勝ちに近づく。アヤシシは警戒されにくいのでバトル場にサナがきたらバリアーラッシュを叩き込みたい。
ここまで決めても、ナンジャモからボスを引けるかどうかに持ち込まれるため、ガン周りのサナは厳しい戦いになる。
▪️ルギア
➡️理想のプラン
・ルギアで魚
・カイナでチラチーノ
・アヤシシかライコウでルギア
ミラーマッチだが雷アタッカーがいるためルギアの処理のハードルは下がる。
こちらとしては相手のチラチーノが脅威。またレガシーカイナの処理も難しいため、アタッカーごとに対処する必要がある。
いかに先殴りできるかが重要になりやすい。ハンド干渉が効かないのはお互い様。
チラチーノが4エネでルギアを取れるため、アーケオスを狙うメリットは薄いが、盤面にエネがなくなるアクアリターンの後ならアーケオスを狙うのもアリ。
カイナで取れたら美味しい。
▪️ドラゴ
➡️理想のプラン
・ルギアで草ポン
・アヤシシかチラチーノでインコか草ポン
・ガチグマでキチキギス
理想プランはライコに似ているが、動きは別物。どの技マシンで殴ってくるか状況で変わる。
困ったら初手クレッフィバトル場が安定。しかし、レガシースターで2ターン目以降に強引に動くこともできるため、猶予はあまりない。
ファントムダイブからトライフロストで魚やチラチーノを狙われたり、ロストインパクトでルギアを飛ばされたり、相手の選択肢が多い。
Vガードエネの貼り方が大切になる。
ドラゴをワンパンできるのはアヤシシかチラチーノになるため、ファントムダイブ選択であれば、エネが残りやすくアヤシシの奇襲を狙いやすい。
正面のルギアを取られたなら、チラチーノでカウンターできるのが理想。
▪️イバラ単
➡️理想のプラン
・チラチーノでイバラ
・ライコウでイバラ
・ガチグマでイバラ
クレッフィがいても容易でない対面。まず、当たったらめちゃくちゃキツい。とにかく大切なのは序盤はアッセンブルの準備ができるまで、いかに壁を出せるか。
このデッキなら、アヤシシ、カイナ、ガチグマ、ライコウ、キチキギスあたり。
アヤシシは特性が試合中使えないため、この対面では貴重な壁役になる。
風読みに頼るとイバラのサイドが進んでしまうためなるべくバトル場にルギアをおかない。
シングルアッセンブルでも戦うことはできるので、スピード重視で準備。
クレッフィまたはそれにつながるボールはアッセンブルするまでベンチに出さない。
カイナやライコウはクラハンでエネを割られるとキツいため、雷エネを大切に残しておきたい。
ガチグマは5エネ要求になるため、とにかくエネもシビアになりがち。
厳しいが、諦めなければ活路は開ける。
クレッフィの10点刻みが大切になることもある。
▪️テストプレイ
▪️トレーナーズリーグ@トイコンプ アリオ八尾
①先⭕️6-2
ピジョコン
カミスタート
対面でカビゴンでジェットエネが2枚ハンドにあったため、ゼイユは切らず、カイナもベンチに置かず様子見
後1でダブルターボを貼られて、カビゴンではない予感
ピジョコンの可能性を疑う
次のターンにダブルターボ貼られるとカミが飛ぶため、やむなくカイナをおき、ゼイユ
カイナおかなければ、カビゴンにカミ取られて試合が終わってました😅
カミのDTたたりとばすに対してお守りカビゴンを作られるが、基本雷エネを引き込み、レガシー+基本雷でアームプレスをうち、カビゴン突破
続く後続の闘ポンをアームプレス+ごっつぁん決めて、サイド3をもぎ取る
ボタンで負け筋のロトムを回収されるが、終盤アヤシシでカイナのエネを集めてボス➡️ガチグマ突破で勝利
②神鳥リザ
⭕️後6-4
ルギアスタート
初手にルギアかエネしかなく、風読みでアーケも落とせない
ボスでかがリザを呼び出し、時間を稼ぐ展開に持ち込む。
2回風読みで耐えるも、ベンチのアルセ進化から入れ替え札をひかれ、先3でボム+バーニングダークでルギアを取られる
返しでチラチーノを起動してリザをワンパン
次のターンにレガシールギアでキジをとり、(絶対負けない盤面を作った気になっていた)
終盤に
アーケ2
チラチーノ
ルギアにレガシー
だが、相手の盤面にヨマワル2体いたため、
ヨノワ進化➡️ボムチラチーノきぜつ➡️カウキャアーケ➡️ガチグマでアーケとる
とされたら、負けていたため、サイド1にすれば大丈夫、というわけではないことを痛感した
相手が要求を満たせなかったので、勝ち
③⭕️先6-0サナ
初手ルギア
相手がマシラスタート
初手アロマでこちらはネオラント2落ちでサポに頼れない厳しいヤマ
2ターン目に風読み
この時、相手の盤面がシャリタツ、マシラのみであったため、シングルアーケで動くか悩むも、後続のアタッカーをたてられると、押し負けると思い、我慢してかぜよみ。
これが功を奏す。
次のターンにアロマ表からルギア進化➡️ボスでキルリアをとり、ふたたび、相手の盤面のラルトスキルリアラインを枯らす。
相手はきゃくよせが3ターンのうち、ジャモ1回しか当たらず、、、
こちらはカイナ起動して、サイドをつめる
この時、ベンチにマシラがいたため、ダブルターボをつけると、耐えられることから、次の展開を考えて120点カイナをつくる
結果的にお守りがサイド落ちで引けずであり、ハンドのボスも流されなかったので、最後はごっつぁんで勝ち!!
隣の卓は、両負けにより
全勝者がワタシだけになり、結果優勝🥇
▪️ジムバトル@TSUTAYAリノアス八尾
①先⭕️6-5 ライコポン
ルギアスタートするも、初手にアーケを落とす札につながらず、、、ルギア2面ならべて、チラーミィに出す
正面飛ばされる読みでベンチのルギアにDT手貼り
➡️結果的にプレミ
次の番に相手がルギア取れないなら、エネがドローで引けないとバトル場のルギアで風読みできなかった
後1でルギアを飛ばされて、ベンチのDTルギアを出す
ダブルターボ貼っていたため、、2枚目のDTを引き込んだため、進化➡️ボス➡️DT手貼➡️ダイブ180点でベンチのインコは飛ばせたが、アッセンブルできなくなるため、プレイングを考えることに。
アロマ裏で魚かキジでなやみ、キジを選択。
魂の逆手!
ここで、🐟とハイパーを引き、一気に魚➡️ジニア➡️ハイパーアーケアーケ➡️チラチーノ➡️ターボ2回でライコをとる
この時、地味にルギアの逃げエネのダブルターボを切り、220点出すための準備をしていたのが、最後に効く。
返しにキジを取られるが、魚2枚目からナンジャモを使い、再びチラチーノでライコをとる
ハンド2+ドロー+逆手でボスかキャッチャーで魚取られたら負けの場面
相手が札を引けず(初手にインコでブライア切っていたため、ブライア草ポンの負け筋がなくなっていたのもデカい)
チラチーノとられるも、返しにルギアを出して220点のエネをつけ、ボスでキジを取り、勝利!!
②サフゴパルキア
後⭕️6-3
ガチグマスタート
お相手はルギア使いでトナメ経験者
前回のおまつりおんど杯でトナメでミラーして完敗したお相手
後1で、ヤマ見ずにルミナスサイン!
ジニアがあれば良かったが、悲しみのサイド落ち
やむなく、ゼイユを持ってきて、ハイボ2連発〜ゼイユでアーケ2枚を落として、引き込んだアロマで魂のコイントス!裏をだし、ルギアセット!!
ただ、ゼイユで基本雷エネとレガシーのち、レガシーを魚に貼ったため、雷アタッカーを即起動できないヤマになってしまって、サイドプランがキツくなった、、、
こちらは次にアッセンブルから、ガチグマ5エネ起動➡️ボスで相手のキジをとる
返しにタンカでキジを回収され、キングドラまで出される(さかまくかいりゅうされる、、
その後ポータル➡️パルキア➡️プラキャでアーケ1枚を抜かれる
次の番、魂の逆手!(魂かかりすぎ、、、
ジェットとアヤシシをひきこむ!!
アヤシシ〜ターボ〜ジェットでエネを全て集めてパルキアワンパン
返しにサフゴに取られるが、最後はガチグマで相手のベンチのキジをボスで射抜き勝利!!
ジムバ3名のため、このまま優勝🥇
▪️シティ当日のマッチアップ
@トレカショップVOW
▪️1試合目
先❌5-6
相手デッキ➡️リザ
こちらスタート➡️クレッフィ
アッセンブルターン➡️先3
【対戦メモ】
初手に相手がまさかのコロン持ちで、バトル場のロトムをエネ切って逃げられて、即席を打たれる苦しい展開。
こちらは初動でルギアに全くつながらず。
相手のナンジャモでも、ハンドはよくならず、アロマでルギアをようやく置き、魚でこちらもナンジャモ。
からのハイボアケアケを決める。
ベンチ埋まっているのでルギアを置かず、番を返す。
だが、相手が大ボム+バーニングダークでルギアをパンチされ、ルギアを取られる展開
ボスで魚をよび、エネないお祈り
なんとか1ターンもらい、ここからルギア200で攻撃しながらアヤシシを準備
しかし、次のターンにベンチに置いていたアヤシシをカウキャで狙われ最後、ハイパーでカイナからボムを使わないようにポッポをとるが、ボスがハンドにあり、ゲームセット
カイナを魚➡️ジャモにして、次にかけるべきやったかも、、、
結局ルギアにレガシーつけて殴る、が正解か?
▪️2試合目
先⭕️6-1
相手デッキ➡️リザ
こちらスタート➡️クレッフィ
アッセンブルターン➡️先2
【対戦メモ】
ヒトカゲスタートでクレッフィ刺さることを確信
マリガンでアーケをひき、ゼイユがある状態
アロマから入り、裏➡️ルギア
テーブルが表!!!➡️アーケ
ゼイユアーケアーケで
先1で2アーケ落としつつ、ハイボを引き込む
コストは気になるが、次のターンにレガシーカイナ起動
ベンチにチラチーノまでセット
返しに相手は進化できず、2回ごっつぁん!
最終盤に負け筋けされて、マントリザを押し付けられるが、チラチーノも残り、ベンチのボムもサマヨ待機
アーケを狙われるが
そのままカイナ➡️魚➡️ボス➡️サマヨールごっつぁんで勝ち
▪️3試合目
後⭕️6-2
相手デッキ➡️ドラゴ
こちらスタート➡️クレッフィ
アッセンブルターン➡️後2
【対戦メモ】
相手はかがリザスタート
ただ、ハンドにジニアを引き込み、アロマ表からジニア➡️ハイパーアーケアーケ
ただ、ここで次の番に220点ルギアを作ることを優先して、Vガードを貼れず。
ギラティナが落ちていたので、200点でもVガードルギアをつくるべきやった
相手は全力で回してロストインパクトを打つが、草エネロストしたことで、トラッシュに草エネがたまらず
次の番にこちらもアヤシシ140点パンチで祈ると、相手も攻撃できず
このままペースを握り、アヤシシ無双で勝利!!
▪️4試合目
後⭕️6-2
相手デッキ➡️海外ドラパルト
こちらスタート➡️ルギア
アッセンブルターン➡️後3
【対戦メモ】
かなり渋かったため、ルギア1面で風読みして番を返す。
対面でドラパルトとわかっており、神殿使われたらキツい為、ハンドのテーブルシティは貼らず。
お相手も展開はするものの、ドロンチ進化でドラパルトで殴れず。
こちらも次のターンもかぜよみ。ここでようやく魚とジニアハイパー揃う!
相手はまだ進化せずドロンチが並ぶ展開に。
このあと、こちらが先にアッセンブル宣言してカイナ起動でドロンチを先に取る展開。
返しのドラパルトに対して、アヤシシを起動。
そのまま押し切る。
▪️5試合目
後⭕️6-3
相手デッキ➡️サナ
こちらスタート➡️アヤシシ
アッセンブルターン➡️後2
【対戦メモ】
初動でアーケつながらず
アロマで魂の裏!
ルギアをセット!!
アヤシシダブルターボ貼って返す。
相手のジャモでハイパー、アーケ、ゼイユ、ルギア上を引く。
次のターンにアッセンブル。
カイナでキルリアを取る。
返しにマシラでダメカン載せつつ、サナで殴ってくる。
カイナは220点被弾
次のターンにアヤシシ+ジェットでレガシーを集めてサナをワンパン。
お相手はマシラでカイナ、フワンテでレガシーアヤシシを取る。
次のターンにこちらはフワンテをルギアでとる。
相手はサナを盾にナンジャモからルギアを削る。
このハンド干渉でボスを引き込み、キルリアをルギアで取って勝ち!!
▪️6試合目
後❌リザ5-6
相手デッキ➡️リザ
こちらスタート➡️ルギア
アッセンブルターン➡️後2
【対戦メモ】
先1の相手がガン周り
アーケを風読みする
ルギア2面
ネオラントゼイユからアーケひき、風読みでアーケ2落とす
次のアロマでアッセンブルしたいがアロマ裏で、結局魚2枚目でジニア使う
ここで、トラブル
ゼイユでルギア上1枚を切ったが、3枚目の上がサイドにいるせいで、ずっと被弾したルギアが中ボム圏内に。。。
かえしに
魚120点+ルギア220点で取るプランで動き、魚1枚目を、消す
相手はずっと180点で盤面にダメージを残す丁寧なプレイ
最後にアヤシシ起動して、、リザをとれる打点にして、逆手でジャモに繋がる札を探したが、あたらず、
やむなくレガシーアヤシシでパンチ
しかし、返しにかがリザを起動
カウキャでキジを呼ばれて負け
予選4-2
自分にしては、諦めずによくやった。サブマリンもここまで、と思っていました。
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奇跡が起きました。最後まで諦めずに戦ってきて、本当に良かった。こんなこともあるんですね!!
トナメ
▪️1試合目
ルギアミラー
❌後0-6
スタート➡️鍵
【対戦メモ】
相手が初手かなりハンドが渋そうであったので、こちらはルギア➡️ジェット前➡️魚➡️ジニア➡️ハイパーでルギア上をサーチしてしまう
しかし、そこはセオリーどおりルギア下を持ってくるべきやった
相手のハンドが鬼強くてジニアハイパーから最速アッセンブル
こちらはレガシーサイド落ちも重なり、ルギアを取られ、次の番にルギア2面並べるが、クレッフィを取られながらチラーミィおかれて、サイド3枚リードを許す
レガシーがないため、ワンパンできず、ひたすらルギアと付き合う展開
次の番に、ボス➡️ルギアV➡️カイナ起動でサイド3枚取りをされ、結局2-1-3で最速プランを通されてしまいました。
初手にナンジャモ打つ勇気はなかったから、しゃーなしだが、ルギア2面用意で様子見るべきで、そのせいで
1ターン+サイド1(クレッフィ)出遅れることになってしまった。一手の判断ミスが悔やまれる。
絶対にルギア後攻は2面置くこと!
先生とのお約束です!!
▪️最後に
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!!
今回シティに臨むにあたり、オーソドックスなリストも回していてどちらにするか、ギリギリまで悩んでいました。
しかし、自分なりに悩み抜いた構築で挑みたいと覚悟を決めてデッキを選択しました。
余談ですが、私はデッキを作る際に、負け際を考えるようにしています。
負けたら即終了の場面で不利を引いて負けて後悔しないかどうか。後悔するなら対策札を入れる。
今回のクレッフィがまさにそれです。
私の構築も正しかったかは分かりません。しかし、人それぞれの個性が出るのが構築の面白いところだと感じています。
シティに思わぬ形で参加でき、そんな中で皆様に温かいご声援いただけたこと、改めて御申し上げます。
ルギアは間も無くレギュ落ちですが、最後まで相棒と戦い抜きたいと思います。
大会に出れるかは分かりませんが、引き続きルギアの考察を続けたいと思います。
ではでは、またお会いしましょう。
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