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シークレット・インベージョン1話、2話の感想&考察

こんにちは☕
せいたろうです

シークレット・インベージョンついに始まりました~
シーハルク以来かなり久しぶりのMCUドラマです。MCUのドラマ感想、考察をnoteで書くのは初なので1話ずつ丁寧にやっていきたかったんですが、仕事で忙しくて1話のときにタイミング逃しちゃいました。
と、いうことで1話と2話をがっちゃんこして書いていきたいと思います。

感想

1話の冒頭から、このドラマは笑いとかまったく無しの完全にシリアスな作品なんだと思いました。12+指定ですからね。人も死ぬし、しっかり血も流れます。
映画だと大衆向けで作って老若男女だれでも楽しめるように作るもんだと思いますが、ドラマでは色々な挑戦ができて面白いなあと思います。
まあ死なないだろうと思ってたマリア・ヒルが1話最後で銃弾に倒れ、まあ"重症だけど生き返りました"でしょと思ってたら2話でお葬式までやってたので、「ああ、マジで死んだんだ…」ってなってしまいました。
そしてキャプテン・マーベルで描かれたような「だれが本物でだれがスクラル人かわからない」という恐怖がまたやってきました。なんと100万人のスクラル人がすでに地球に溶け込んでいることが分かりました。
さらに悪質なのが、世界を動かせる立場の人間がスクラル人ということ。さらにスクラル評議会と呼ばれるスクラル人のトップ陣営が和平路線から地球を侵略(インベージョン)する方向に舵をとったということ
危機を察知したニック・フューリーが地球に降りてきましたが、果たしてどうやって解決するつもりなのか楽しみですね。しかも2話でタロスとフューリーの関係性もちと微妙な関係になってしまってますがどう挽回するのでしょうか。今後ますます楽しみです。

考察

今作の日付

1話を見てみると、(はっきりと明記はされませんが)ざっくりとした時期が分かりました。
まず舞台となる年は2025年前後でしょう。
フューリーやその他の人物の口から、スクラル人とフューリーが出会った1995年から30年が経ったと言われています。本当にきっちり30年かどうかは分かりませんが、言葉を信じれば2025年が舞台という事になります。
そして日付ですが、爆破が起きた「民族統一の日」というのが11月4日なので、その日前後であることが分かります。

時系列は?

まずは他作品との時系列を考えてみます。
ニック・フューリーやタロスが出てきたのがかなり久しぶりで、スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年公開)以来です。
ファーフロムホームはアイアンマンのブリップの翌年(2024年)の6月なのでつじつまが合ってます。
そして1話冒頭でスクラルが化けたエヴェレット・ロスが出てきました。もしエヴェレット・ロスがいつの間にかスクラルに成り替わってて、そいつが死んだという事ならブラックパンサー:ワカンダフォーエバー(2022年公開)の後なのも確定ですが、エージェント・ロスがそんな退場するか?って感じなのでここは保留かなと思います。
因みにワカンダフォーエバーはファルコン&ウィンターソルジャーの1年後あたりが舞台なので、2025年4月くらいと思われます。
そしてこのドラマが今後どの作品に繋がっていくかというと、まずは11月10日公開のマーベルズですね。特報にがっつりニック・フューリーが出てたので、おそらく今作の解決ののちに宇宙に戻ると考えられます。

スクラル将軍クラヴィク

フューリーが1995年に出会ったときは子供でしたが、クリーに両親を殺されたのか既に人間不信になってました。そのときは新しい星を見つけてくれるというフューリーの言葉を信じてたと思いますが、30年たった今はもう全く信用してません。
そしてロシアのとある廃炉にニュー・スクラロスなる街をつくって若いスクラル人に支持されて頭角を現し、ついにスクラルコミュニティーのトップたるスクラル評議会の一員になりました。おそらくタロスが抜けた穴に入り込んだものと思われます。
クラヴィクはニュー・スクラロスで軍隊を創って侵略作戦を練っている張本人ということもあり、評議会の将軍(ジェネラル)の地位に就きました。
スクラルで将軍というと、原作では「スーパースクラル」と呼ばれる地位のスクラル人が出てきます。最も有名なスーパースクラルは「クラート」だと思います。恐らく彼がモデルなんじゃないかと思います。

スーパースクラル:クラート

僕がクラヴィクのモデルがスーパースクラルだと思ったきっかけは、シークレットインベージョンのティザーに出てくるクラヴィクの腕が伸びていたことです。詳しくはこの後話します。
そして2話まで見てみると、クラヴィクたちが裏で謎のデカい装置を使って実験をしていることがわかりました。この装置、クラヴィクが「アベンジャーズが出てきたらどうする?」という問いに対する「考えてある」という答えの根拠だと思います。つまり、クラヴィクたちスクラル軍人に遺伝子操作でスーパーパワーを付加するものと考えます。
そのスーパーパワーというのがガイアが古いパソコンで見つけた情報に隠されていると思います。
パソコンの画面には以下の情報が映っていました。
・グルート(の蔦)
・フロスト・ビースト(の頭)
・カル・オブシディアン(の腕)
・エクストリミス

これらはスクラル人が研究のために地球で独自で収集したものだと思います。
おさらいしておくと、フロスト・ビーストはソーの映画に出てくるロキの故郷であるヨトゥンヘイムに棲む獣です。そしてカル・オブシディアンはサノスの部下のひとりで、ウォンに腕を切り落とされてました。エクストリミスはアイアンマン3で出てくる体が発火する薬物です。

MCU版のスーパースクラル

原作のスーパースクラルはファンタスティック4のヴィランとして出てきます。スクラル人は強敵ファンタスティック4に対抗するために4人の力をすべてコピーしたスーパースクラルを切り札として差し向けます。
能力は
・Mr.ファンタスティックの「身体の伸張」
・インビジブルウーマンの「透明化」
・ヒューマントーチの「パイロキネシス、飛行能力」
・ザ・シングの「パワー、耐久力」

そしてそれらの組み合わせ技も使えます。

MCUにはまだファンタスティック4が出てきてませんが、うまく似たような能力のキャラを見つけ出したなという感じですね。おそらくMCUのスーパースクラルはこんな感じになると思います。
・グルートのように腕を蔦にして伸ばす。
・フロストビーストのように氷を体に纏う。
・カル・オブシディアンの怪力&耐久力。
・エクストリミスで発火。

もしかしたら氷の反射を応用して透明化なんてこともあるかもしれません。
3話以降のどこかで出てくると思いますが、作風としてスーパーパワーVSスーパーパワーのぶつかり合いみたいなのは似合わないので、生身のフューリーをスーパーパワーで追い詰めるもフューリーの何かしらの工作で乗り切る、みたいな感じかなと思います。

今後の予想

ニック・フューリーはクラヴィク派の芽を摘み、新しい星を見つけて移住させることがゴールとなるのかなと思いますが、もうすでにロシアとアメリカが一触即発になってしまったり世界の混沌はすでに始まってしまってます
今作でスクラルの侵攻が抑えられても、世界情勢の悪化はフューリーの手には負えないかもしれません。
メタい話をすると、来年のキャプテンアメリカやサンダーボルツはこの混沌と化した地球を誰かが収束させてからのスタートかと思います。
キャプテンアメリカ4の題名が「ブレイブニューワールド(brave new world)」に改められましたが、これはオルダス・ハクスリーのディストピア小説「すばらしい新世界(brave new world)」の引用だと思われます。
素晴らしい世界という言葉が皮肉として使われているように、キャプテンアメリカが始まる頃には地球は「スクラルの侵攻を収める誰か」(フューリーではない)が影響力を持ってしまった世界になっているんじゃないかと思います。
この辺りはまた後でまとめたいと思います。

今まで予想してきたことはだいたい外れている僕ですが、果たして予想はあたるでしょうか。今回は自信ありますよ?
ではまた。

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