ロキ(シーズン2)1話感想&考察
こんばんわ☕
せいたろうです
いまこの記事を書き始めたのが10月の第1土曜日ですが11月上旬並みの冷え込みで体がびっくりしております。
ついこの前まで冷房入れてたのに、今日は暖房入れるか迷うくらい寒かったですね。
さて、待ちに待ったロキのシーズン2が始まりました!
シーズン1では混沌とした状況のまま終わってしまって、そのあとアントマン&ワスプ:クアントマニアのポストクレジットで一瞬出てきて、さてどうなるんだろうと思ってましたが、ちゃんとシーズン1の直後から始まりましたね。
1話だけだととにかく謎だらけですが、まずはロキ&メビウスコンビの復活をお祝いしておきましょう。おめでとう!
クアントマニアでは2人は一緒に行動していたので、視聴前は「またこのコンビが今後見れるのかなあ」と思っていましたが、1話を見始めると2人が引き裂かれるんじゃないかと割とヒヤヒヤしました。
今回は謎現象、謎アイテムが多くて僕も頭の整理ができていないので、とりあえず起きたことを並べてみて考察してみようと思います。
事象①:メビウスたちがロキの事を知らない
シーズン1のラスト、ロキがシルヴィに突き飛ばされてタイムドアで別アースのTVA?らしき場所へ飛ばされました。でもどうやら別アースというわけではなさそう。
飛ばされた先でロキはメビウスに「君は誰だ」と言われ、傍にいたハンターB-15も訝し気な顔で応援を呼んでました。
ロキは逃走して窓から飛び降りて乗り物に飛び乗りますが、事故って建物に衝突します。
逃げた先にいたケイシー(インフィニティストーンとか保管してる人)もロキの事は知らないようでした。
事象②:グチャってなってどこかへワープする
ケイシーとロキが話していると、突然ロキがグチャってなって別の場所に飛ばされてました。(スパイダーバースでもマイルスが似たような状態になってましたね)
ロキがグチャってなってワープした先にいたケイシーはロキの事を知っていました。
そしてロキが途中割ってしまったはずの窓はこちらの世界ではオレンジ色の板で塞いであり、割ってしまった床の傷がこちらの世界にも存在する事にロキは気づきます。
ウォールームと呼ばれている場所も以前はカーンの頭をかたどったレリーフがあったのを上からタイムキーパーのモザイク画で塞がれていたことがわかります。
事象①は過去で事象②は現在?
ロキが気づいたように、最初の場面でいた空間とグチャってなった後に飛ばされた空間は同じ場所だが違う時間のように思われます。
しかし、そんな単純な話かな?と僕はまだしっくり来てないです。ロキが戻ってきた先の人間がロキの事を全く覚えてないようだからです。
特にこの後に出てくるO.B.というキャラが400年前のことを細かく覚えてるのにロキのことを覚えてないのがどうにも不自然です。
まだふわっとしてますが、ちょっとO.B.についても整理します。
ウロボロス
ロキはメビウスに設備管理部に連れていかれます。
そこにはO.B.こと「ウロボロス」という名の男(演:キー・ホイ・クァン)がいました。キー・ホイ・クァンはエブエブに出てた人ですね。
1話の題名のウロボロスとはこの人物の事でした。
どうやらメビウスとO.B.は400年ぶりに会ったようです。そしてメビウスはO.B.が最後に会った人物だそう。
彼はロキに起きていることがタイムスリップである事にすぐ気づきます。
彼はタイムスリップなんて見たことないと言っていましたが、ロキが昔のウロボロスに話しかけた瞬間、大昔にロキに会ったことを思い出します。
因みにタイムスリップという言葉はSF用語で、意図せず時間移動してしまう事なんだそうです。意図した時間移動はタイムトラベルと呼んだりするそうです。
時間オーラ抽出機の作成者
ロキがO.B.にタイムスリップを治す方法を聞くと、その場で時間オーラ抽出機なるものを作ってくれました。
そしてその瞬間に未来のO.B.の足元に時間オーラ抽出機があることを思い出します。
そうしているとロキが戻ってきます。
O.B.は時間オーラ抽出機の使い方を説明します。メビウスが時間織り機まで行き時間オーラ抽出機をセットしたらロキが自分自身を剪定し、タイムラインの時間と空間の糸からロキのみを引き剥がすというものです。よく分かりませんがとりあえずそういうものだって事で置いときます。
TVAのガイド本の著者
O.B.は電力サージとロキのタイムスリップは時間軸の分岐が原因であると気づきます。つまり分岐が多くなると糸を紡ぐ時間織り機に負荷がかかりすぎてしまい、電力が補えなかったりバグが起きたりするということみたいです。
そして彼は、そのことはガイド本に書いてあると言います。そしてそのガイド本を自分が書いたとサラッと言います。彼がどうやら只者ではないことがわかります。
事象③:未来へのワープ
ロキたちは時間織り機の前まで来ます。織り機は時間軸の概念を物理的な糸に変換する機械ですが、分岐でかなり負荷がかかっています。
これを止める為には今までやってきたように枝を剪定する方法があるけど、B-15に「多くの人が死ぬから」と拒否されます。
O.B.は防爆扉を閉じて時間を稼いでその間に方法を考えることを提案します。しかしロキはその前に救い出さなければいけません。
メビウスは失敗すると自分の肌が剥がれ落ちることがショックで、コンピューターに指で「SKIN?」と書いています。
そのときロキはまたタイムスリップします。部屋は既に防爆扉が閉められててコンピューターに「SKIN?」の文字が書いてありました。
ロキは先ほどいた時間より先の時間に移動したようでした。
事象④:シルヴィとの再会と何者かによるロキの剪定
ロキがたどり着いた先ではアラームが鳴り響き、職員たちも逃げまどっている様子でした。
そんな時にメビウスの時間オーラ抽出機のセットが完了。ロキは急いで自分自身を剪定しなければならなくなりました。しかしそう簡単に剪定棒が手にはいる訳もなく、もう終わったと思ったのかロキが呆然としていると、ホラー映画さながら固定電話が鳴り響きます。
ロキは固定電話の方へ足を運びます。
固定電話からふと目をそらして目の前のエレベーターを見ると、なんとシルヴィが挟まっていたのでした。
次の瞬間ロキは何者かに剪定されてしまい、ギリギリのところで救出に成功しました。
でもこれでシルヴィの足取りの手がかりが見つかったんですからロキにとっては大収穫です。ロキは帰ってくるなりシルヴィを探すぞって言ってました。
ロキを剪定したのは誰か?
ロキがシルヴィに会った瞬間、ロキは背中から剪定棒で剪定されてしまいました。
ではロキを剪定したのは誰なのか?
TVA職員のほとんどが逃げていなくなっている中でロキを見つけたとたん背中から躊躇なく剪定棒を押し付けるってことは、相当な殺意があるか、ロキを急いで剪定する必要がある事を知ってる人物だと思います。
前者は思い当たる人がいないので、まあ後者で間違いないだろうと思います。
つまり、事の詳細を知っているロキ、メビウス、O.B.のうちの誰かでしょう。
僕はロキだと予想します。ロキはシルヴィがあるタイミングでエレベーターにいたことが分かったわけで、それが未来の事だということまでわかってるので、そのタイミングを探し出して会いに行くと思います。
しかもそこにいるロキを剪定しないとそこにいる自分が存在しなくなってしまうわけですからね。
さて、ひととおり出来事を整理してみました。
エンディング後の1982年オクラホマのブロクストンというところにシルヴィが降りたつシーンがありますが、この場所はコミックでソーがニューアズガルドを建国した場所なんだそうです。さて、MCUではここで何が起こるのか、楽しみですね。
最後に物語と関係ないかもしれませんがちょっと気になったことがあったので書いときます
メビウスとウロボロス
メビウスと言ってタバコの方を思いつく人もいるかもしれませんが、僕が思い出すのは「メビウスの輪」です。メビウスの輪とは数学者A・F・メビウスの名に因んで名づけられた図形で、帯状の長方形の端と端を180度ひねった状態で貼り合わせたような形状の図形です。メビウスの輪は一周して戻ってきた場所が逆転していることからループものの比喩として使われます。
ウロボロスは蛇のような生き物が自分の尻尾を噛んでいる姿で現されます。蛇が脱皮をすることや飢餓に強い生き物であることから不老不死を象徴すると言われ、その蛇が自分に噛みついていることから始まりも終わりもない完全なものを現しています。
この2つは「永遠」を現すのによく使われます。しかも輪っかになっていてループしているということが共通しています。
ただの人名と言われればそれまでですが、とくにウロボロスはわざわざこの名前にしてるのは意味がありそうな気がしてなりません。
TVAの施設はみんな年を取らずに連れてこられた時の姿のままですが、これはこの施設に時間経過の概念が無いのではなく時間の糸が輪っかに繋げられてるんじゃないかと思ったりします。
そしてロキがタイムスリップした先はランダムに未来に行ったり過去に行ったりしてるんじゃなくて、未来であり過去であるってことだったりしてとか想像したりしました。
これロキのポスターなんですが、すごいそれっぽくないですか?考えすぎ?
TVAについてはまだ分からないことだらけなので色々妄想する隙があって楽しいですね。気が付いたら一週間近くこの記事書いてました。もうさっさと出してしまいます。
明日の2話が楽しみです!
ではまた2話の考察で!