投手にとってWARとは何ですか?
要約版
WARはframework。
FangraphsもBaseball Referenceもこのframeworkを独自に実装している。
核は、投手WAR = IP/9 * (1.2*League - Player) / 10 * LI
この「1.2」は、先発投手(1.28)とリリーバー(1.05)では異なる。 自分で考えてください。
「league」はParkに基づいて調整される。 そして "Player "は、FIP、ERA、RA9、game score、season scoreなど好きなrun scaleの数字にする。 自分で考えてください。
「10」は失点を勝利に換算したもの。 ここも得点環境に応じて調整すればよい。
LI」はLevarage indexで、先発投手は1、リリーバーは0.7~1.5(ただしリリーバーは0.3~2.5まで自由に設定できる)。
つまり、Frameworkは存在し、かなり強固なものだ。 問題は、その中にある全ての特殊性であり、それによって各人が自分だけの実装を作る事ができる。
そして、もしあなたがジャック・モリスをリック・ロイシェルより上位に置くような実装を作ることができたら、おめでとう...。
数字の1.2や1.3は、Replacement levelの算出に関連しており、リーグ平均のRA9から代替レベルを計算するための倍率を表す。
「IP/9」は試合数、「(1.2*League - Player)」は1試合あたり代替以上失点、「/10」は勝率の計算式に使用。
WAR算出は、LI(レバレッジ指数)がWAR全体にかけられる。
ERA-やFIP-に、4.5/100または0.45を掛けると、4.50得点環境でのRA9算出。
ERA+の450/ERA+を使ってRA9を算出。
演算の順序において括弧の使用を強調する者もいるが、タンゴタイガーは余分な括弧は不要と主張している。
一般的では、掛け算と割り算を連続して使う場合、視覚的に分離する事が推奨される。
数式は「(IP/9) * [(1.2リーグ - 選手)/10] * LI」として提示され、最終的に「(LIIP*(1.2League-Player)) / (910)」に簡略化される。
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