新しいサイ・ヤング予測因子?
サイ・ヤング予想の目的は、行動を予測することである。 投票者は人間なので、当然行動は変化する。 これが、ビル・ジェームスによる最初のサイ・ヤング予想がうまく機能した理由である。 2005年までは、救援投手と勝利に特に重点を置いていたこともあり、うまく機能していた。 しかし、2009年までには投票マインドが変化した。 そこで私のサイ・ヤング予想が採用され、2006年から2020年まで見事に機能した。
覚えておいてほしいが、このモデルはとんでもなく単純だ:
Cy Young Point = IP/2 - ER + SO/10 + W
あまりに単純に見えるので、conceptがばかばかしくなるのは分かる。 各賞の投票者30人をこのような単純なルールに落とし込むことが可能なのだろうか? しかし、2006年までさかのぼると、このようになる:
サイ・ヤング賞受賞者は2006年以降、例外なく全員サイ・ヤング賞ポイント1位か2位。いない。 そして、2位になった者でさえ、1位と僅差(4ポイント)の中にいた。
つまり、サイ・ヤングポイントでリーグをリードしているか、TOPと4point差以内であれば、サイ・ヤングを受賞する唯一の候補者であるという単純明快なruleである。 これは2006年から2020年までの30回の受賞に当てはまる。 30for30。
2021年は投票行動が変化した事を示している。 paradigm shiftの真っ只中にいるのだ。 コービン・バーンズはなんとTOPから11ポイント差の4位。 変化は明らかだ。
問題は、NLとALの投票者が一致していない事だ。
まず、新しいサイ・ヤング予想式を紹介し、その後で、なぜ私たちがまだ挙動予測の面でもやもやしているのかを説明しよう。
元の式に
サイ・ヤング・ポイント=IP/2-ER+SO/10+W
これを加える:
IP/2 - FIPラン
FIPランとは? ERAからERを逆算すると以下のようになる: ER = era/9 * ip.
同様に、FIPrunsをFIP/9 * IPとして逆算する。
そうするとどうなるか? NLでは次のようになる(括弧内はサイ・ヤング賞受賞):
126 バーンズ(1)
125 ウィーラー(2)
116 ビューラー(4)
110 シャーザー(3)
105 ガウスマン(6)
101 ウリアス (7/8)
99 ウッドラフ (5)
90 デグロム (9)
88 ウェインライト (7/8)
上位2人は写真通り、3/4とウッドラフは問題。 ビューラー/シャーザーは修正不可能。 ウッドラフを修正しようとしてもウェインライトに影響する。 しかし、重要なのはトップ2であり、これで十分だ。 しかし、ALでは
98コール(2)
91 レイ(1)
90 ロドン(5)
81 リン(3)/エオバルディ(4)/モンタス(6)
75 ベリオス(8)
73 マッカラーズ(7)
72 バシット(9)
問題はコール対レイ、エオバルディ対ロドン。
ERAではレイがコールを大きくリードしているが、FIPではコールがレイをさらに大きくリードしている。 したがって、FIPがそれほど重要でないことは明らかだ。
一方、FIPではエオバルディがロドンを大きくリードしているが、ERAではロドンがエオバルディを大きくリードしている。 従って、ERAがそれほど重要でない事は明らかだ。
問題は、同じ投票者に直面している事だ! そして、NL戦の写真判定とは異なり、AL戦ではロビー・レイが逃げ切った。 言い換えれば、エオバルディ(とFIPでALをリードしたこと)以外は、サイPredictorは十分に機能した。 ロドンを割り引くのは簡単だ。彼は132IPしか投げていないため、投票者は明らかに特別なpenaltyを課している。 しかし、コール/レイに影響を与えずにエオバルディを扱う事はできない。
つまり、今は過渡期なのだ。 2022年には、旧来のサイ・プレディクターが十分に機能する可能性がある。 何しろ、バーンズは歴史的なFIPランを記録したのだから。 そして、投票者がFIPを特に挙げなかったとしても、SO、BB、HRの「三冠王」の構成要素を挙げるだろう。 だから、ここで全てを異常事態として説明できるかもしれない。 我々は歴史的なFIPを記録し、エオバルディはERAとFIPの間に大きな隔たりがあり、ロドンはわずか132IPだった。
この時点で、2つのモデルを持っている。 2006年から2008年の過渡期にビル・ジェームズと私の両方が同じような結果を出したように、投票者が物事を理解する過渡期にある可能性がある。
2022年にどうなっているか見てみよう。
上の質問に答えよう:
AL票はFIPの影響をゼロに抑えた。
NL票はFIPの影響が限られていた。
まだFIPの影響が十分でないという立場だ。
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