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太陽光施設 防火管理が心配

2024.6.27 掲載
宇和島市 中村健一(51)

太陽光発電施設の火災が相次いでいる。鹿児島県伊佐市で3月に起きた発電施設火災では、蓄電設備が入る建屋が爆発し、消防隊員4人がやけどを負い、うち2人が入院した。また仙台市の大規模太陽光発電所(メガソーラー)で4月に発生した火災では、消防隊員・団員200人以上が出動したが、放水すると感電の恐れがあるため消火に手間取り、鎮火に22時間もかかったという。
土地活用などで急増した太陽光発電施設は、火災に備えた定期的な管理ができているのか?政府は、景観や環境への懸念なども含めて現地調査を強化するようだが、どこまで迅速かつ徹底して行えるのか不透明だ。近所の太陽光発電施設を見ても、パネル下の雑草が気になる。パネルの異常発熱が雑草に引火する恐れなどはないのだろうか?
懸念が強まる中、宇和島市内の太陽光発電施設で今月、パネルや雑草を焼く火事があった。幸い負傷者はいなかったが、安心している場合ではないと思う。

(会社員・新聞配達員)

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