LVMH ベルナール・アルノーさん
私は、ルイ・ヴィトンの商品が好きで高級ブランド品を扱う経営者について気になり取り上げました!
〜要約〜
ルイ・ヴィトン、ヘネシー、クリスチャンディオールを筆頭に欧米40以上のブランドを傘下におさめ、年商1兆円を超える世界最強ブランドコングロマリット、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・グループ。その経営の実権を握る「カリスマ」ベルナール・アルノー社長が初めて自らの生い立ちからLVMH社の創設、ブランド買収と再構築、成長の道程、経営戦略、そして21世紀におけるブランドビジネスのあり方に至るまでを語っている自伝です。
「ブランド帝国LVMHを創った男 ベルナール・アルノー、語る」というアルノーさんの生い立ちやブランドビジネスについて語ってある自伝を読み、心に響いた部分を3つ取り上げます。
1️⃣クリエイティビティーとクオリティー、そして長期的視野の重要性
アルノーさんは重要なのは、創造性と高品質、継続と言っています。継続的に高品質な新しいモノ創造し続けることで、ブランド価値を高める戦略を取っていることがわかりました。
ブランドはイメージが重要で、世界観の構築は欠かせません。商品が売れても、むやみに量産せず、限定商品を出すなど希少性を出すことを意識していました。
2️⃣ラグジュアリー企業にマーケティングの概念は不向きである
アルノーさんは「LVMHではマーケティングはしない」と言っています。なぜなら、ラグジュアリー業界はクリエイションの場で数字や統計の分析だけで測ることができる世界ではなく、重要なのは知識よりも想像力で新しいものを創造し続ける底力!
顧客は「これが欲しい」と思えば、高額でも買うため、市場調査はせず、ニーズを創造している🌟
通常のビジネスモデルでは、まず市場調査をしてニーズを探るのが一般的であるため、すごいと思った。
3️⃣LVMHの最大の財産は人材である
LVMHの最大の財産は人材で、グループに成功をもたらしたのは皆のチームワークにほかならない。この場を借りて12万人のスタッフに感謝を伝えたい。今後も素晴らしい人材を引きつける企業であり続けることに努めたい。と発言している。
世界中の社員に対して感謝の言葉を述べられていて謙虚ですばらしい姿勢だと感じた。
読んだ前後の変化
初めはただ、私の好きな高級ブランド品をどのようにして経営成長させたのか気になって調べましたが、アルノーさんの生い立ちやブランドビジネスについて調べていくうちに努力と高い設定目標の上で成り立っていることに気付かされました。
他の企業とは違う戦略をとることでブランド帝国を築き上げたということがわかりました。
まとめ・感想
アルノーさんは、鋼の心で強い意志を持ち、設定した目標を絶対に成し遂げるという情熱や信念・覚悟を感じました。私も高い目標を持ち、常に新しいことを考えながら周りの人を大切にしたいです。