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ゲーム&ウォッチ対策記事 フォックスver.
ふとした思いつきでゲッチ対策を記していきます。
この記事の目的は2つ。
①フォックス使いに最低限のゲッチ対策を布教する。
②上位フォックス・ゲッチ使いとの議論のタネにする。
以上の目的で書いていきます。よろしくお願いします。
また、今回はオフライン基準なのでオンを主戦場にする方は真に受けないことをお勧めします。
立ち回り
前提として、地上戦を軸にした立ち回りが大事です。
ゲッチで気をつけなければならない技は
空N、空前、掴み、上B、DAです。
この中でも特に狙ってくるのは、空Nと掴みです。
①空N
大きな判定・後隙の短さ・リターンの高さなどが優秀し、ゲッチの立ち回りの軸になる技です。
この技は基本的に小ジャンプ(以降はsjで統一)から前慣性・無慣性で振ってきます。
無慣性であれば、フォックスのDAで差し返すことができます。しかし、無慣性のsj空Nを差し返せる位置に陣取っていると、前慣性で振られた時に被弾してしまいます。したがって、対策として不十分であると言えます。
そこで、空Nの特徴をもう少し明らかにしてみます。
発生は7Fとまちまちで、最終段(4段目)だけ横に魚(金魚?)が出るため判定がデカくなります。そのため、実際のフレーム以上に空Nを差し返すのが難しくなっています。
しかし、最終段までの判定はそこまで大きくないため、フォックスの空前を合わせると判定勝ちしやすいです。そこから大きくリターンが出るので空Nを擦ってくるタイプにはsj空前を被せるのが対策の一つになります。
また、空前置きにもフォックスの空前が刺さりやすいです。空前であれば大Jから振ってくることが多いので、フォックス側もリスクの小さい大J空前で対空することができます。
②掴み
ゲッチが掴みを狙ってくる場面はそのほとんどがガーキャンです。
掴まれると下投げから台経由で運ばれてから着地狩りの展開に持っていかれてしまうので、空Nと同レベルで警戒すべき技です。
下投げ空Nは自身のパーセントにもよりますが、上ずらしをすることでゲッチ側のコンボ難易度を上げたり、空Nを途中で抜けることができます。(これは空N対策で言った方が良かったですね。)
ガーキャン掴みの対策としては、
①ガードをめくる
②透かし行動
辺りが現実的な回答になります。
まずは①から解説していきます。
空Nや空下でガードをめくってもゲッチの上Bだと絶対に反確を取られてしまいます。そのため対策として機能してるのかと言われると理論上は完璧な対策とは言えません。
しかし、ガーキャン上Bとガーキャン掴み(下投げ→空上etc)ではリターンの大きさが全く異なり、掴みの場合は確定コンボの空上を当てた後も着地狩り展開に移行できます。だからガーキャン上B→空上で精々15~20%もらう分だけなら安いと考えるべきです。
ですが、毎回ガーキャン上Bで反確を取られているようでは勝ち目がありません。そこで②の透かし行動、特に透かし掴みが大事になってきます。相手が空下までガードしきって上Bで反確を取ろうとガードを固める場面で機能します。すると、空N、空下、透かし掴みで読み合いになるためゲッチ側もガードが安定行動ではなくなるというわけです。
(ちなみにこの読み合いを嫌がって、フォックスの空中技をガードする前に対空でガーキャン上Bしてくることがあります。安定して狩れる方法を探してるので案あればリプ欄にお願いします。)
この二つに加えて、ゲッチが前に詰めてきたら当たる位置に引き空後を置いておくのも有効かもしれません。掴みに加えて空Nも拒否できるはずなのでアリなんじゃないかなーって思ってます。まだ思いつきの段階ですがもしかしたら役に立つんじゃないかなと。。
反確・小ネタなど
・ガーキャン上Bをガードできた時はガーキャン2段J空上が間に合います。高度が高いこともあり、早期撃墜を狙いやすいので透かしガードした際は上B暴れに意識を割いておくのが良いです。
ただし、反応が遅れた場合は無理に追いかけないこと。上B後はゲッチも着地が苦しいので空下で暴れやすく、そこに巻き込まれるのは勿体ないです。
・空下の着地判定(以降はLFで統一)をガードした時の硬直差は18Fです。
正面であればガーキャン上スマかガーキャンジャンプ→降り空N上スマで反撃を取るのが正解になります。また、ガードをめくられてしまった場合もガード解除下スマが間に合います。(ガード解除11F+下スマ6F=17F)
空下暴れが想定されるシーンでは地上からの着地狩りを意識するとリスク付けがしやすくなるはずです。
また、空下は戦場系ステージの台下に居ても当たります。台ありステージの方が強気に狙ってくるイメージがあるので頭に入れておきましょう。
撃墜
・ゲッチはフォックスより軽いです。火力レースで勝ちにくいマッチアップなので撃墜レースで差をつけたいところです。
①空N上スマ・空下上スマ
空N・空下は本来立ち吹っ飛び限定で上スマが確定します。
通常のキャラであれば空Nや空下が倒れ吹っ飛びになった時、ダウン展開・受け身展開の読み合いになるのですがゲッチは違います。
落下速度が遅く体重も軽いため、始動技が倒れ吹っ飛びになっても上スマが確定します。なので、間違いなく狙うべきだと言えます。
②素当ての上スマ
ゲッチは空中技こそ立ち回りで使いやすいものが揃っていますが地上技はDAしか使いやすいものがありません。したがって、立ち回りにおいてジャンプが増えます。だから空中技を振ってくる相手であればガンガン上スマを狙っていきましょう。(ガードが固い人もいるので柔軟に対応してください、一般論の話です。)
③崖狩り・着地狩り
ゲッチは着地が明確に弱く設定されているキャラです。暴れは空下こそあれど先ほど述べた通りしっかり反確が取れる技です。
着地狩りでは空対空を狙うのではなく、DAや掴み、上スマを使うことを意識すると空下の被弾が減ってやりやすくなります。一方で、空対空も時折混ぜた方が読み合いを回しやすくなるのでジャンプを見せるのは大事です。
崖狩りの時は崖離し空Nが厄介に感じると思います。崖離しに対する対処を簡単に紹介しておきます。
崖で展開継続をしたい場合は相手が崖上がったのが見えた瞬間にDAを置いておくと、空Nの発生前を潰すことができます。撃墜を狙える場合では各種スマッシュや空後で判定勝ちを狙うのがオススメです。ただし、どうしても一点読みになってしまうのでご利用は計画的に。
復帰
ゲッチの撃墜はその大半が崖狩りと復帰阻止です。特に対フォックスだと復帰阻止が強力ですよね。
僕自身もゲッチへの復帰が下手で阻止されまくっていましたが最近改善されてきたので意識すべき点を紹介します。
①横Bで上から復帰する
これは某強豪ゲッチ使いから聞いた話ですが、ゲッチは崖掴まりの高度付近の復帰が最も狩りやすい一方、上からの復帰や下からの復帰を直接撃墜まで持っていくことは難しいそうです。
相手に吹っ飛ばされた後にフォックスがすぐに横Bをすると高度が若干上昇する小ネタもあり、上からの復帰は咎められにくいはずです。
②下から上Bで復帰する
フォックスは崖をスキップする復帰が豊富なので横B復帰をチラつかせながら崖下に潜るとシェフでの崖狩りをされづらいです。上Bを直接撃墜する手段は空下のメテオ部分だけですがメテオの判定が2Fしかないので上B復帰の角度変更まで考慮すると合わせるのは難しいそうです。
DAで崖外に飛ばされる分にはもう一度復帰ルートで読み合いができるのでそんなに悪くないかなと。空後の崖メテオだけ若干面倒ですが受け身を取れれば展開が入れ替わるのでゲッチ側もやりたくはないと思います。
後書き
出来ればゲッチの着地狩りの拒否の仕方と各種スマッシュとの付き合い方も言及したかったのですが、流石に長くなりすぎて読みづらいと思うのでまた今度にします。
ここまで読んでくださってありがとうございました。感想・反応もらえると僕のモチベが出ます。良ければ!