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16歳から始めたバイオリン上達の道のり②バイオリンの先生編

昨日は、バイオリンのレッスンの日でした。45分間のレッスンなのですが、レッスン後はとても疲れて落ち込むことが多いです。バイオリンを初めたばかりの頃はレッスンが楽しくて楽しくて仕方がなかったのですが、今は…。今回は、私のバイオリンの先生について少しお話したいと思います。

私の今のバイオリンの先生はカナダ人の男性です。とても体が大きくて、立って2人ともバイオリンを構えると、私の目の高さに、先生のバイオリンの指板が来るような感じです。2018年にたまたまこの先生の体験レッスンを受けました。その時の印象は、『こうまで一挙手一投足をコントロールしようとする人がいるのか…怖いな』でした。私がある程度のパッセージを弾くのを聞いた後、少し考え込み、その後最初の1音を徹底的に練習させたのです。弓のどの位置から始めてどのスピードで、どこのレーンを弾いてというふうに、最初の1音だけではなくその後全部の音に置いて、一つの弾き方、先生の思う通りに弾かないと次には進めませんでした。マシンガンみたいに喋り続けて指示を出してきました。

その後スケジュールの都合でその先生のレッスンを再び受けることになったのは、2021年のことでした。初めて会った時から3年空いて、その先生のレッスンを継続的に受け始めたのですが、やはりその先生のスタイルは変わっていませんでした。『copy!』『one more time!』が口癖でした。『もう一度!』と言われて弾いて1度で終わることはありません。何回も何回も同じことの繰り返しで、本当に1回のレッスンで1ページも進まない…なんなら4小節とかが普通だったような気がします。私がバイオリンを弾いてない時は、普通に優しく話してくれ、自分第一って感じでもないのですが、バイオリンを教える時は、他はいいから自分、自分の言うことを聞け!という感じでした。

今でこそ、少しはマシになりそこまで追い詰められることもなくなったような気もします。でも昨日のレッスンでも先生が間近でお手本を本気で弾かれると、肺が押しつぶされそうな感覚に襲われます。息苦しい…昨日はメンデルスゾーンのバイオリンコンチェルトの第二楽章を弾いたのですが、左手のビブラートの幅が狭いので、かけ始めの時に左手を奥に思い切り引く練習をすることと、弓先に来た時に右手が小指側に旋回しているので、親指をしっかり曲げて人差し指側に重心を置くように練習することを指導されました。こう書くと的確な指導で素晴らしいとは思うのですが、実態は何度も止められ、やり直しをさせられって感じです。

なので、レッスン後は打ちひしがれるというか、『もうやめたいな。でも、こんなんだったら私がやめるって言う前に先生がもう教えたくないって言ってくるかな』とかそんなことばかり考えます。

ほんとにどうしたらいいのかなというのが今の正直な感想です。バイオリンは大好きですが、練習したりレッスンを受けたりするのはやっぱり大変ですね…難しい楽器です。みなさんは楽器のレッスンで苦労したことはありますか?

それではここまで読んでいただきありがとうございました!

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