Lucky Seven “Hey You”
Hey you〜♪
甘く切ない声でどこか懐かしさを纏っている。
僕たちが普段感じている不安や悩みについてストレートに語り口調でソウルフルに歌っている。
ゴスペル調のピアノにソウルフルな歌声に惹きつけられ離れることができない。
同時に歌詞の共感性やバックのピアノやギターやベース、ドラム、そしてサックスのスムージーで優しいリズムが心を掴んで離さない。
自然と心にあったネガティブな感情が一気に溢れ出し涙腺が緩んだ。
シティポップのような軽やかさやレゲエのような love and peace を感じる歌詞とリズムに中毒性があるように思う。
PVは子供が描いたような味のあるタッチの絵、1人のサラリーマンを中心に物語が進む。
主人公は毎日満員電車に揺られ、仕事先では上司に叱られ人生は”こんなはずではなかったのに”と嘆く。
主人公はそんな人生を変えるために自己啓発本を買い漁るが人生の好転は起きない。
だが主人公は気づく。
ありのままの自分を受け入れること愛すること、過去の辛いことは時間が経てば解決することを。
最終的に主人公は自己啓発本をゴミ箱に捨ててありのままの姿で生きていくことを決断。
最後”なぜだろう?明日が少し怖い。”という歌詞で終わるのはある意味印象的だ。
別に何か特別な答えを見つけたわけではないし、変わらず未来が怖い。
でも何かに縋って不安を紛らわすのではなく現実をしっかり受け止めながら生きる強さも覚悟も感じることができるし、もしくは不安は何をやっても結局解決することのできないものという諦めにも捉えることができる。
そのように曲だけではなく、PVの遊び心や創造性など楽しむことができる。
ドライブで恋人と聴くのも良し、1人の夜にタバコを吸いながら聴くのも良し、旅に出かける時の電車の中でイヤホンで聴くのも良し、色々な場面で心の贅沢を与えてくれそうなそんな一曲に出会えた。