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自己紹介


1.目的

初めまして、「ユーイング肉腫」と申します。
2年前の僕がこのページを見たら、間違いなく不快になるネーミングです。
今でもこの文字を見るとあの日を思い出してしまいゾッとします。
しかし、いろいろな理由がありこのユーザー名にしようと決めました。
一番の理由は、僕が2年半前の発症から現在に至るまで最も調べたキーワードだからです。
 
noteを通して、僕は当事者(がんを発症された方、これから治療を控えている方、治療中の方、療養中の方)と当事者と関わる家族や友人、医療関係者等に少しでも役に立てる経験や情報を発信したい。
・・・というのは実は建前で、本当は僕が「がん」になった事実を受け入れるために始めました。

2.僕のがん発症〜現在まで

高校3年の夏(入院の一年前)ふくらはぎへのずきずきとした痛みから当時通っていたスポーツ整体へ行くも、しこりと診断。電気治療と湿布により、痛みは回復。
(今思えばとても危険なことをしてたな、、、)

大学1年の春、一度はよくなった痛みが足を引きずるほどの痛みになり復活。しこりも以前に比べ、大きくなっていました。
下宿先の最寄りの病院へ1人で行き、診察を終えるとすぐに大学病院(片道10キロ)への紹介状をいただき、後日なぜか自転車で病院へ向かい検査・診察へ


病院では、CTと採血を行い、その場で骨肉腫かユーイング肉腫であると1人で診断を受ける(主は診断の2日前に彼女に振られていたこともあり、その場で記憶が飛びかける)。
早急に治療を始めるため、家族の支えを求め、治療先の病院も自分自身も下宿先から実家へ移動(実家付近の病院へ紹介状をいただく)。

実家へ到着し、家族と再会。
うれしくない再会の仕方だったが、涙が溢れる(家族にありがたみを実感)。

実家へ帰宅後に紹介状をいただいた病院へ。
すぐ治療を開始するため、生検(生検組織検査;組織の一部を切り取り、菌や腫瘍の存在を詳しく調べる検査)を行う。
約1週間後、病名が「ユーイング肉腫」と確定。

大学1年時の入学後1ヶ月でユーイング肉腫を発症&入院。

↓(治療中、幸いにも大学はコロナの影響でリモート授業。病床にて単位取得と教職課程の履修)

約1年の治療と手術、リハビリを乗り越え退院。(治療中〜退院まで秘密主義がかっこいいと思っていた僕は治療していたことを家族と3人の親友にしか伝えていなかった。)



現在、経過観察中の大学3年です。(無意識にかけてきた制限を外し、先に進むため、がんになったことを受け入れようとnoteを始める)
これが僕の全てです。

3.今後

今後、僕の体験談、僕が入院治療中にしてもらって嬉しかったこと、嬉しくなかったことを投稿していこうと思っています。
ここまで長くなってしまいましたが読んでくれた方は本当にありがとうございます。
この投稿が、僕のためだけではなく、少しでも他の皆さんのためになっていたら幸いです。

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