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【短編小説】お熊さん - 公募ガイド「小説でもどうぞ」より -
実は、2024年1月に公募ガイドの「小説でもどうぞ」で、自作が佳作として掲載されました!選考は高橋源一郎先生と篠田節子先生です。
今年は巳年ということもあり、この小説を紹介するのにふさわしい気がするので、こちらへリンクを貼らせていただきます。
ご興味のある方はぜひ読んでくださいね!5分くらいで読める短い小説です。どうぞよろしくお願いいたします。
あらすじ
わたしは小6の文化祭で、地元の伝説を劇で演じた。その夜、劇の主人公である「お熊さん」の幽霊が、突然部屋に現れる。「お熊さん」は山のてっぺんにある池に神様として祀られているはずなのに、この日からわたしのそばにいつもいることになった。わたしはだんだんお熊さんが鬱陶しくなってくる。14年後、震災を機に「お熊さん」と離れることになるが…。