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これからゲートボールを始める方へ。ーラギア入門編ー

こんにちは、キャリアです。

この度はそこそこ勝ったラギアの構築記事を書きました。比較的ゲートボール始めたての人向けの内容になりますので、お付き合い頂ければと思います。

成績としては
寒波亭 9/7 4-2
寒波亭mini 9/29 7-1
平成遊戯CS 10/6 6-1
と特段煌びやかでは無いですが、悪くは無いです。

要点さえしっかり分かっていればきちんと勝てるデッキなので、ゲートボールを始めたはいいが中々勝てず、、といった方々には是非使っていただきたいです。

章立ては以下。

デッキコンセプト
基本的な戦い方
構築
弱点

それでは。

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デッキコンセプト

まず、デッキの要旨についてですが、端的に言えばただのメタビートです。

一般的にはライオウやスキルドレインなどのメタカードによって相手の札を複数枚腐らせ、魔法罠でそれらを守って実質的なアド差を維持したままライフを取り切るデッキになります。
中でもレスキューラビット1枚からエヴォルカイザー・ラギアを立てることでそこそこの高打点と妨害を同時に用意して戦うメタビートがこの兎ラギアになります。

展開系のデッキとは対極にあるデッキタイプなので、相手の妨害を踏み越えるような場面も少なく、正直な所、初心者でもメタ読みと構築さえ合っていれば二日酔いでも勝てます。
覚えるべき事も圧倒的に少ないので個人的には1103環境を触りたての人には是非オススメしたいデッキになります。

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基本的な戦い方

まず、大前提として兎ラギア自体がビートデッキであり、モンスターを特殊召喚するカードがほぼ入っていないので、1ターンに出せるモンスターは手札からの1体のみです。展開系と違ってモンスターの展開に派生の類は一切ありません。

思考としては常に
・握っているモンスターを召喚するか否か
・持っている魔法罠を伏せるか否か
・場に出ているモンスターで攻撃するか否か
・伏せてある魔法罠を使うか否か

の4つしかありません。

個人的にはこれらの4つの2択を選ぶ際はいずれも「何を諦めるか」のみを考えているので思考の負担は他のデッキと比べてかなり少ないです。

具体的には既に場にモンスターが1体いる状態で、新たにモンスターを追加召喚して2体で攻撃しようと考えた際、通ればライフカットが早くなる代わりに
・召喚時に激流葬を貰って2枚飛ぶ
・攻撃時にミラーフォースを貰って2枚飛ぶ
という2つの裏目が生じます。
自分の伏せに七つ道具が1枚ある場合、激流葬とミラーフォースを相手が両方引いている可能性や、同じく激流葬と七つ道具を合わせて持っている可能性などを切り捨てて追加召喚を行うかどうかの2択になります。
ここで追加召喚をする時は「相手が激流ミラフォ七つの中から2枚持っている場合」を諦めていることになります。

ラギアの弱点を理解すると裏目の理解はさらに進むのでそこは併せて後述します。

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構築

必須枠

必須枠さえあれば形になります。構築の自由枠はそこそこある方です。

モンスター必須枠
・レスキューラビット
かわいいので3枚。

・セイバーザウルス
1900打点でラギアになれる恐竜バニラです。コンセプトなので3枚

・ライオウ
魔法罠を大量に置くデッキである以上、ブラックローズドラゴンを牽制出来るモンスターは貴重です。罠ビートならどのタイプでも3枚確定でいいと思っています。いるだけでハリケーンからのワンキルがほぼ通らないのが非常に偉いです。

モンスター自由枠

・ジェネティック・ワーウルフ
2000打点バニラ、デカすぎ。戦闘破壊する為にはサイバードラゴン以外だとエクストラモンスターが主になるのでそこに次元幽閉や強制脱出装置が突き刺さります。

・おおくしゃみのカバザウルス
ラギアをたくさん出したい人はこっちでもいいと思います。ワーウルフと選択です。

・魔導戦士ブレイカー
モンスターが枯渇しがちなメタビートで肉付きサイクロンになるこのカードは貴重です。その他王宮のお触れにも耐性があるので永遠に罠ビートのお供です。

・ジュラック・グアイバ
相手の小型を食って1枚からラギアになれる最強カードです。HEROやミラーが多い環境ではあまり息しないのがネックです。

・異次元の女戦士
相手がリクルーターによってダメージカットをしてくることが多く、クリッターやダンディライオンのような厄介モンスターやクリスティアなどの制圧モンスターを飛ばせるので異次元の女戦士にしか出来ない仕事は多いです。

・N・グランモール
槍や七つ道具が用意されたデッキなので攻撃を通しやすく、相手のリバースモンスターを効果発動させずに退けることが出来るので強いです。


魔法必須枠
・禁じられた聖槍
デッキコンセプト自体が下級バニラビートである為、戦闘に勝てるように2枚以上は欲しいです。効果が2種類あり器用な反面、カードパワーが低い為、他に採用したいパワーカードがある人は2枚でもいいと思います。

・強欲で謙虚な壺
状況に合わせてパワーカードを掘り出さねばならないので3枚確定です。サイドチェンジで抜くこともあまりありません。

・ブラックホール
自分の前盤面を相手のクソデカモンスターズで捲られてしまった際、これが無いと立て直しが利かない為必須。

・サイクロン
正直必須という程でも無いですが、サイクロンを抜いていたせいでメインお触れに負けたら机を叩き割りそうになるので机さんの為に入れています。

魔法自由枠
・死者蘇生
相手の大型は次元幽閉で除外するか強制脱出装置で返してしまっていることが多いので、激流ミラフォで葬った相手の大型や、墓地のセイバーザウルスを蘇生してラギアを組むのに使います。あったらあったで拾える試合もありますが、無くても特に困りません。

・月の書
制限カードなので入れていましたが、これもあったらあったで仕事するし、無くても「月の書さえあれば…」みたいなシーンが特にありませんでした。好みで良いと思います。
ただ、ナチュルパルキオンには弱いデッキなので、聖槍と合わせて計3枚ぐらいあると安心かなという体感です。

・我が身を盾に
激流葬、ミラーフォース、ブラックホールなどの全体除去に弱いので入れても良いと思います。

罠必須枠
・王宮の弾圧

弾圧の入ってないデッキは紙束です。


・次元幽閉
下級モンスターが大型に殴り殺されることが負け筋なので2枚は必須です。
攻撃反応罠は相手が上手いと通用しづらいと思っているので3枚目は入れたことがありませんが、別に仕事はすると思います。

・強制脱出装置
2枚は確定です。下級戦はまず負けないので、超えるために出てきたエクストラモンスターをバウンスしたり、厄介なリバースモンスターを一旦退けて打点を通す為に使います。ただ、考え無しに使うとアド損するので運用は要注意です。個人的には次元幽閉と合わせて5枚もあれば安心かなと思っています。

・ミラーフォース
制限カードは強いので1枚。

・激流葬
制限カードは強いので1枚。

・奈落
準制限カードは強いので2枚。

・盗賊の七つ道具
相手の一斉除去や攻撃反応を止める為に3枚確定です。2枚でも回らないことも無いですが、相手の攻撃反応にラギア効果を使っては元も子もないので沢山あった方がいいと思います。重ね引きをした際の見れる範囲を広げる為に3枚目を我が身を盾にに変えるのは良いと思います。

・警告
準制限カードは強いので2枚。

・宣告
制限カードは強いので1枚。

罠自由枠
罠ビートなのでなんでも好きなカードを入れて良いと思います。

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弱点

・全体除去に弱い
全体除去に強いデッキがある訳でも無いですが、ラギアは特に全体除去に弱いです。全デッキ中でも展開力はピカイチで無く、モンスターの再展開にも時間がかかります。ラギア効果と戦闘破壊と制限カードでしか枚数のアドバンテージが取れないので、全体除去をまともに食らうとライフカットも遅くなり、ほぼ負けが決まります。

・打点不足
下級同士の殴り合いは強いですが、上級がランク4エクシーズ体しかいないので2700以上の打点突破には魔法罠カードが必要になります。着地に合わせて召喚反応罠を打てなかった時はかなり苦しい展開になります。

以上2つが負け展開なので、できるだけ上記の状態にならないようにプレイングを心掛け、サイドデッキを組むことになります。

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分量は少ないですが入門編はここまでとなります。読んで下さりありがとうございます。

また気が向いたらなんか書こうと思います。

🙏

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