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良い子に

感情が爆発(悪い意味で)を繰り返す日々が続いている。

毎日は止まらない。その波に乗れると思える日もある。

でもそう思えなくて 全てを握り潰して粉々にして消し去りたい瞬間がある。


人や物にぶつけてしまうと罪悪感でまた違う爆発を起こしたくなってしまう。

そうならないように今日の今は家族から離れて寝ている。

布団を蹴って投げ飛ばしたら頭の中に浮かんできた言葉は、

「良い子になりたくない」だった。

無意識に、良い子になろうとしている。
良い子に、
良い人に、
良い親に。

そういうふうになれない、なってない、と分かると、

怒られるのを怖がる気持ちと、
理想通りになれない悔しさと、
よく分からない記憶の底の得体の知れないザワザワした不安感が入り混じって、
爆発する。


スイッチが入るのは、我が子の生理的な不快感による不機嫌や、他者からの干渉や評価を気にしない自由な夫の振る舞いに接した時など。

誰も悪くない。嫌いなわけでもない。
冷静になればそう分かる。
でも渦中では気付かない。


良い子の皮を被るのに疲れた。
皮の中の自分に罪悪感を覚えるのにも疲れた。
本当の自分を認めてほしい、褒めてほしい気持ちが今もある。
でも褒めてほしいと言い出すのが怖くて体が動かない。

せめて皮は被らないように在りたい。

どこを目指してるのか、何をやりたいのかも分からない。自信が持てない。

未来の自分は穏やかであってくれたら嬉しい。


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