「may」/ Age Factory . LIL SOFT TENNIS を聞いた。
自分が大好きなバンド、Age Factory と LIL SOFT TENNIS とのコラボ楽曲「may」が2024/08/21 0:00 にリリースされた。
このコラボをずっと待ち続けていた人も多いのではないだろうか。Xでもそのような投稿が多く見受けられた。かくいう自分もその一員だ。
以下は自分が初めて聞いたときの感情を思いつくままに書いた。
また最高の曲を出してくれた、このバンドとならどこまでもいける、連れて行ってくれる、改めてそう思わせてくれた。
感想
さびの部分で、一気に解放して手を広げて夏の風をうけるようなイメージを受けた。「Blood in blue」と似た、夏の終わりに似合う少しセンチメンタル味を感じる1曲だ。
イントロのギターの音でAgeの音を感じて、Aメロ・BメロのLILの入りで一気に引き込まれる。なによりもベースの音が決まってる。かっこよすぎる。
そしてさびで全てを解放するように、清水英介さんの声と増子央人さんのドラムが耳に届いてくる。強いハスキーな声でありながらもどこか切なさを感じずにはいられない清水さんの歌声に言葉にできぬ感情がかりだされる。
そして2番のさび終わりで、清水さんの声にかぶせてくるLILの声。相性がよすぎる。LILとのコラボって「どうなるんだろう」と正直イメージがついていなかったが、自分の想像の何倍も上をいく作品だった。
「君を待ってる」(個人的解釈)
「君を待ってる」というさびの歌詞。
清水さんが「Songs」(2024年2月リリースのAge Factory最新アルバム)のインタビューで「今俺ら(Age Factory)を好きでいてくれている人、これから出会う人たちにこのアルバムを届けたい」(ニュアンスで覚えているので曖昧)というようなことを各所で言っていて、自分はそのメッセージのように思えた。
自分がAge Factoryに出会ったように出会うべき時に、出会ってほしいと思ってしまう。
だからこそこの「君を待ってる」という歌詞はそのような人たち、まだ見ぬ人に向けて届けられたのではないかと感じてしまった。
そしてそこで出会った人が、次はAge FactoryやLIL SOFT TENNISのライブに行って、そこで彼らと会う。
それを待っている。そういうメッセージだと感じた。
「夏が待ち遠しくなる」
夏嫌い人間だった自分がロックとAge Factoryに出会って、いつの間にか夏が好きになっていた。
昨年の「Party night in summer dream」「向日葵」「Blood in Blue」の怒濤の夏曲リリースに、「今年の夏は何をしてくれるのか」とワクワクしていたが、LIL SOFT TENNIS とのコラボ曲で一気に私の夏は熱を帯びて加速しだしたように思える。
9月1日には日比谷野外音楽堂での初ワンマンライブが行われる。
そして奈良NEVER LANDを皮切りに全国ツアーも始まる。LIL SOFT TENNISも対バン相手として発表された。
夏はまだまだ終わりそうにない。
これからさらに加速していく。Age Factoryと好きな音楽と一緒なら。