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同義語と対義語
光と影
生と死
成功と失敗
言葉の世界には、対義語のようで同義語のような、そんな言葉たちが存在している。
失敗は成功の通過点ということもあるし、
生きていることが辛すぎて、死んでいるのと同じだという人もいる、光があれば影ができるともいうし、どん底まで堕ちることは、次の挑戦のバネになるとも。
谷尻誠、吉田愛さんの建築作品の文章の中で、
「懐かしい未来」という言葉を聞いた時、とても感銘を受けたのを覚えている。
また、「室名が用途を固定するのではなく、用途が室名をつくる」と言った言葉も、それに似ている気がする。
藤本壮介さんは、「偶然が必然であるような」「曖昧こそが明晰であるような」とも語っている。
つまり、言葉の捉え方で僕たちの進むベクトルは簡単に正反対の道へ誘われるということだ。
絶望は希望であり、ピンチはチャンスであるのだ。
ポジティブな捉え方を心がけたいものである。