貯金というお金の使い方
今日は貯金の話。
お金の使い方は大きく分けると以下の通り。
消費・浪費・貯金・投資・投機です。
お金の使い方と言われて、貯金が入っているのに疑問を感じた人は要注意。
貯金は、立派なお金の使い方だ。
貯金というものは、銀行にお金を預けることを指す。(色々方法はあるけど、今回は普通預金で話します。)
銀行にお金を預けると、金利というものが発生する。
要するに、銀行がうちにあなたのお金を預けてくれてありがとう!お礼に預けてくれた金額の〇%をあげるよ!が金利。
昔の預金金利は、MAX 3%くらいあったそう。
1年間100万円預ければ、103万円になるという夢の時代。
しかし、今はどうだろう?大手銀行の普通預金の金利は0.002%くらい。(ネット銀行だと0.1〜0.2%くらい)
1年間100万円預ければ、100万20円になるという暗黒時代。
こんな金利、手数料を払えば一発でなくなってしまう。
でも、手数料を払わなければ増えてるでしょ?と思った方は更に要注意!
この間も刻一刻とお金は減っていっている。
正確に言うと、"お金の価値"が減っていっているのだ。
たとえば…
お金を銀行に10,000円預けていたとする。
その間1円も使わずに10年間預けていると…
10,000円✖️0.002%✖️10年=10,002円
2円だけだが所持金が増えている。
しかし、忘れてはいけないのがお金の価値。
10年後、10,002円でどのくらいの物が買えるのかを考える必要がある。
10年前、コンビニのおにぎりは100円(税抜)で買えたが、今はどうだろう?100円で買えたおにぎりが140円(税抜)になっている。
10年前は、100個買えたおにぎりが、今は71個しか買えないのだ。
これでも、貯金はお金が減らないと言えるだろうか?
更に10年後には、おにぎりが200円になってるかもしれない。(おにぎり50個しか買えないし、10,004円にしからならない未来)
お金を眠らせておくことには、ちゃんとリスクがあり、そのことをしっかりと把握しておく必要があるというお話でした。
※補足
貯金が悪だという話ではありません。1番の問題は、盲目的に貯金をし続けること。
10年後の自分や家族の生活を守る為に、今一度、しっかりお金の勉強をして、子どもに教育していこうと思いました。