父の呪い
父の呪いから、いまだ抜け出せません。
いや、上手くいかないことの全てを父の呪いのせいにしているだけなのだと思います。
以前に書いた、「全部壊してしまいたい」この言葉が、呪いのように、私の中に居続けてしまう。
介護状態になり、施設に住んでもらうことになった母からの、夜中になり続ける電話も、全部父の呪いのせい。
毎日フルで仕事。
忙しくて死んでるくらいの時にも母からの電話はある。
メガネを作りたいから眼科に連れてって欲しい。
快く連れて行ってあげれる暇が欲しい。
おやつが無くなったから持ってきて欲しい。
携帯が調子悪いから携帯ショップへ連れて行って欲しい。
シャンプーがない。
目薬が欲しい。
欲しい花がある。
自分の親なんだから、もっと大切に介護してあげられる心が欲しい。
きっと母が亡くなったら後悔するな…と、わかってはいるんです。
でも、どうしても父の呪いが許せなくて。
どうしても家族に、しかも娘に、そんな呪いをかけなきゃいけなかったのか、って許せなくて。
母のことも大切に思ってあげられないでいます。
(いや、仕事ばかりで忙しいのもよくない)
父の呪いから解放されるのは、いつなんでしょう…
母が亡くなったら、また次の呪いが始まる気がしています。
自分が亡くなる時、夫に、娘たちに、ありがとうと言ってあげること。
呪いをかけないこと。
必ずそれは守らなければ。と思います。