8/21(水)インターナショナルステークス 予想(印、見解、買い目)

このページを開いて頂きありがとうございます!
初めましての方は初めまして、いつもX上で絡んでくださったり、noteで記事購入して頂いている方々はいつもお世話になっております。OKです。

〜はじめに〜

今回のnoteではX上でいつも私の記事をご覧頂いている方やフォロワーのドゥレッツァの出資者様から「OKさんのインターナショナルステークスの見解を見たいです。」との有り難いお言葉を頂けたため、今現在noteを書かせて頂いております。

無料部分ではありますが1つ質問があります。
「海外競馬で最も分からない要素は何ですか?」

おそらくこの質問への主な答えとしては
・各馬の特徴や実績(勝利したレース格)
・ジョッキー、陣営、臨戦過程
・コース形態

主にこのような返答が返ってくると思います。

この「疑問を持たれた方」の需要にフォーカスしたのが今回のインターナショナルSのnoteです。

これから先に記載されている情報としては
・現地(ヨーク競馬場)の馬場状態の推測、見解
・各馬の見解(印を打った馬たち)※8頭分
・OKの評価順(馬場、コース、騎手などから)
・買い目(あくまで自らの、アレンジ推奨)

これらを内容量タップリ記載しています。

主には20日(火)の予定を丸一日開け、さらに先週以前からも情報の取捨選択等をしていたことから、計数十時間も作成に時間がかかっています。
また、JRA-VanWorldやターゲット、その他海外サイト等にも投資をしての予想組み立てであるため、私自身多くの時間とお金を使用しています。

その分、自分自身が納得して皆さんに提供できるもの、そして価値を見出して頂けるnoteが作成できたと思いますので、今回はややコストが張りますが「550円」という価格設定にしております。

私自身の願いとしては、
「私の予想を参考に馬券的中に繋げて欲しい」
ただ、それでは配当の旨味も無くなってしまいますし、読者の方も恐らくつまらないと思います。
なので、
「私のnoteを新聞代わりに予想組み立て欲しい」
これが今回のnoteの目的であって欲しいです。

難しいことも記載しているとは思いますが、なんとか読み解いて貰い、是非とも皆さんに「海外競馬の面白さを知って頂き、馬券を購入して頂ければ」と思います。すると海外発売も増えるはず。

ということで前置きがかなり長くなりました。
これらの想いに賛同して頂けた方、noteの続きを見てみたいと思って頂けた方、予想の参考にしてみようと思って頂けた方はぜひご利用ください。


コース形態について

今回のインターナショナルステークスが行われるのはイギリスのヨーク競馬場(左回りコース)。
1周約3200mと広く、日本馬向きのコースです。
実際にドゥレッツァ陣営の尾関調教師からは「馬場が日本馬向きで瞬発力の活かし安い馬場だと感じた」と会見でコメントを残されていました。

その理由について推測していきたいと思います。
「イギリスの競馬場」と聞くと、少しでも海外競馬に触れた経験のある人であれば、アスコット競馬場やエプソム競馬場などをすぐに連想し、「タフで我慢比べのレースが多い」ので、日本馬は不利という印象を持たれるのではないでしょうか?

それらの印象と反して…
ヨーク競馬場はそうではないとの調教師の意見。
もちろん、調教師の見解の方が正しいでしょう。
ではここに生まれる「差」は何でしょうか?

※あくまでここからは個人的な推測が入ります。

先程、アスコット競馬場やエプソム競馬場を「タフな印象」と表現した理由としては、「高低差」がそれぞれ「約20m」、「約40m」と日本の競馬場とは異なり高低差が大きいのが挙げられます。

ちなみに日本の競馬場を例とするのであれば…
・中山競馬場 →高低差約5.3m(内、外回り同様)
・東京競馬場 →高低差約2.7m
・京都競馬場 →高低差(内:3.1m  外回り4.3 m)
・阪神競馬場 →高低差約1.3m

とアスコット競馬場やエプソム競馬場とは比べ物にならないほど、高低差が少ないのが日本です。

では、肝心な今回のヨーク競馬場はどうなのか?
ヨーク競馬場は日本寄りの起伏の少なく、比較的に、フラットかつ芝丈も短いコースであります。

また、最後の直線は約900mとほぼ新潟のアイビスサマーダッシュのような長い直線となります。

今回のインターナショナルステークスが行われる2050mのスタート地点は向こう正面部分で、スタート後の最初のコーナーまでは約200mほどあり、一見有利・不利が出やすいようにも思いますが、コースの幅が広いことや比較的緩やかなコーナーであることから「フェアな形態」と言えます。

世間体では「内枠の方が有利」というような見解が回っていますが個人的に、例えば東京2000のような圧倒的内枠有利というほどではないと考えているため、そこを神経質になる必要は不要です。

馬場状態について

少し先程の部分でも触れましたが芝丈が短く、ヨーロッパの中では時計が早くなる舞台設定です。
この2050mのレコードタイムは2009年、シーザスターズが制したインターナショナルステークスの2:05:29という時計ですが、この時計を見るだけでもヨーロッパの中で時計が出る部類であります。
しかし、当然ながら日本や海外でも日本馬が実績を挙げているドバイや香港などの馬場とも比べても、時計自体は遅くなっているのが分かります。

では今の馬場状態はどうなっているでしょうか?

JRAホームページから引用

JRAが日本時間20日(火)の17:30分段階での馬場状態を「Good to Firm」という発表しています。
これは日本の馬場で考えると「良馬場」です。

イギリスの馬場状態は、計「7段階」に部類され、
「良馬場」(計4種の表現方法)
→Hard・Firm・Good to Firm・Good

「稍重馬場」
→Good to soft

「重馬場」
→Soft

「不良馬場」
→Heavy
これらの計7種類の分類分けが可能です。
これは実際にJRA-van-worldにも記載があります。

8/21(水) ヨーク競馬場 天気予報(発走時刻付近)

日本時間換算での発走時刻は8/21(水)23:35。
現地時間での発走時刻は8/21(水)15:35です。

ということで上記画像はヨーク競馬場のインターナショナルステークス発走時刻付近の予報です。
レース時刻近辺で雨の心配はありません。

よって基本的にJRAの発表通り「Good to Firm」(良馬場)での開催が叶うと予想されます。

しかし、少し気になるのはその直前の天候です。

8/21(水)ヨーク競馬場 天気予報(朝方)

現地時間で日付が変わる頃からレース出走10時間半前の5:00頃まで不安定な予報となっています。
ただ、見て貰えれば分かるように大雨降るような予報ではありませんので、馬場損傷が大きくなるような馬場状態にはならないと想定しています。

〜出走各馬見解〜

ドゥレッツァについて

ということで各馬見解に入っていこうと思います
まずは日本馬ドゥレッツァについて触れます。
この馬は3歳クラシックの2冠(皐月賞&日本ダービー)に出走していないように、勝ち上がりが遅れながらも「別路線」で急上昇してきた馬です。
もちろん触れないといけないのが、3走前の菊花賞での内容で、この時はコースレイアウトから不利とされる大外18番ゲートからなんとハナを叩き、道中は一度馬群に吸収される折り合い的にも、精神的にも厳しい競馬となりましたが見事1着に。
僅か6戦目というキャリアの浅さながら、このような厳しい競馬を「G1」で披露できたことからも、現4歳世代の中では、少し抜けた存在であります。
古馬初戦となった2走前の金鯱賞では、プログノーシスには完敗だったものの、後に鳴尾記念で復活の勝利を挙げるヨーホーレイクには1馬身差先着。
未勝利戦から続いたドゥレッツァ自身の連勝記録は「5」でストップしたものの、先着を許したプログノーシスは先週の札幌記念では4着と案外だったものの、昨年の天皇賞(秋)では「世界最強馬」のイクイノックスから0.6秒差の3着、今年のクイーンエリザベス2世カップでは地元香港の最強馬ロマンチックウォリアーから0.1秒差まで迫る2着好走と、未だにG1競走未勝利ながらも世界トップレベルの実力を持った強豪馬でしたので、ドゥレッツァの金鯱賞での敗戦はさほど気になりません。
しかし、前走の天皇賞(春)では、まさかの勝ち馬のテーオーロイヤルから5.6秒差の4着と大敗。
ただ、これも「熱中症」の症状が出ていたことから度外視が可能ですし、レース後には軽度なものでしたが、右第一指骨の剥離骨折が確認されていたことからレース内容以前の問題でありました。

では今回のインターナショナルステークスで出番があるかという所ですが個人的には「No」です。
そもそも菊花賞を制している馬ですから、3000mもの距離がベストであるかは置いときながらも、せめてもの2400mほどは距離が欲しい印象です。
確かに、先程から触れている2走前の金鯱賞では、中京2000を1:58:4、上がり35.0とハイパフォーマンスを披露していますが、実際としてプログノーシスには全く手も足も出なかった内容に終わりましたし、今回は骨折休養明け+初の斤量61キロ。
メンバーレベルが一気に上がる今回において、距離短縮はマイナスに働きそうですし、「未知」な要素が多すぎることから少し厳しいと思います。
ただ、尾関調教師から「体もほとんど減ることなく輸送をクリア出来た。着実に良くなっているという感触がある。」というコメントが出ているように初の海外遠征でも順調なのは良さそうです。逆にここで好走するようであれば、日本に帰ってきてからはさらに面白い存在となり得そうです。

以上が日本馬🇯🇵ドゥレッツァの見解でした。

ということでここからは「私が今回のインターナショナルステークスで評価した順番」に、それぞれ印を打った馬たちの見解を触れていきます。

※なお、「馬番」と「枠番」は異なります。
印の後に打つ番号は「馬番」ですのでご注意を。

◎1、アルフレイラ

このヨーク競馬場は4戦して3勝、2着1回と連対率100%の好相性の舞台ですし、その2着に敗れたデビューから4戦目のハンデ戦は「本格化以前」での内容かつ距離も1400でしたので度外視可能です。
特にヨーク競馬場では、去年と今年と2年連続して今回のインターナショナルステークスと同舞台の2050m戦のヨークステークスを連覇しています。
今年の勝ち時計の2:20:36というのは、「異常に遅すぎる」のですが、去年のヨークステークスの時計は、2:10:17と水準程度の範囲で収めています。
しかし、昨年のヨークステークス勝利後はインターナショナルステークスを使わず、アイリッシュチャンピオンステークスに出走して、勝ち馬オーギュストロダンから0.5秒差5着に敗れています。
これは同馬主のモスターダフとの使い分けによるもので、モスターダフは去年インターナショナルステークスでナシュワを降して勝利しています。
本来であれば、アルフレイラの方が「ヨーク競馬場への適性」を示しているのですから、普通は去年のインターナショナルステークスを使うべきだったとは思いますが、念願の出走となります。
3走前のアイリッシュチャンピオンステークス、2走前のプリンスオブウェールズステークスでそれぞれ0.5秒差の5着、0.6秒差の4着と「G1の舞台ではもう一押し足りない」ような印象がありますが、今回はホームグラウンドとも言えるヨーク競馬場が舞台であるなら逆転の目があってもと思いますし斤量61キロを背負い慣れている点も好感。
前日の夜中に書いているため、オッズがどの程度になるかは分かりませんが、ブックメーカーオッズでは現時点で4番人気の8.0倍となっています。
恐らくJRAでのオッズの方が現地より付くとは思いますし、妙味もありそうなので本命にします。

◯9、ブルーストッキング

愛オークスで半馬身差の2着、ヨークシャーオークスで3馬身1/4差を付けられての4着とG1では足りないような実績には思えますがこれは「3歳時」。
3歳時最後の出走となった英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークスを2着とした後、約7ヶ月の休養を経て挑んだミドルトンフィリーズステークスでキャリア初となる重賞制覇を飾りました。
ちなみにこのミドルトンフィリーズステークスが行われたのは今回と同舞台のヨーク2050mです。
そして2走前のプリティポリーステークスでは、ドバイシーマクラシックで勝ち馬レベルスロマンスと約3馬身差、2着のシャフリヤールとは約1馬身差、3冠牝馬のリバティアイランドとは僅かクビ+アタマ差5着と善戦したエミリーアップジョンに先着し、一線級の力を証明して見せた内容でした。
※ちなみに、OKはドバイシーマクラシックでエミリーアップジョンに本命を打っていたほど評価していた馬でしたのでこの馬の評価も上がります。
話を見解に戻しまして、前走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスでは、ゴリアットには先着を許したものの、レベルスロマンス、オーギュストロダン、ルクセンブルクなどの一線級の牡馬相手に先着する強い内容の競馬でした。
この事からも「牝馬だから」と言って、評価下げる意味はありませんし、2走前のプリティポリーステークスで牝馬ながら斤量62.5キロという酷量を背負いながら勝ち切っているように今回の59.5キロという斤量に関しての心配は全くありません。
1つ今回の臨戦過程として気になったのは、翌日の22日にある「ヨークシャーオークス」を選ばず、牡馬混合かつ強い相手が揃っているこのインターナショナルステークスを選択してきたことです。
当然ながら陣営は「勝算がある」というように判断しての出走であると思いますので、この陣営の意気込みも評価したいポイントではあります。

▲12、シティオブトロイ

2歳時には3戦3勝の無敗でデューハーストステークスを勝利しており、この年の欧州最優秀2歳牡馬に選定されるなど輝かしい成績を持っています。
今年は英ダービー、エクリプスステークスとG1を連勝していることからも、充実一途の存在です。
予想オッズでは単勝1倍台前半と1本被りの様相。
はっきり言いましょう。これはやりすぎです。
3番手と高めに評価していますが死角はあります。
先程、英ダービーとエクリプスステークスを連勝していると触れましたが、実はその前の英2000ギニーでは2.8秒差の9着と大敗を喫しています。
陣営はこの敗因を「休み明け」と結論付けたようですが、にしても負けすぎに思える内容でした。
ただ、その次走の英ダービーの勝利は1600mから2410mへの大幅な距離延長を克服してのものですし、パフォーマンスレベルがアップしていることからも短めよりかは長めが良さそうに思えます。
エクリプスステークスでは、初めて古馬との対戦となりましたが、圧倒的人気に応えての勝利と世代を飛び越えて通用することが判明しましたし、2着のアルリファーがその後のベルリン大賞を圧勝し、武豊騎手で凱旋門賞に向かうローテーションが予定されているように、決して前走のメンバーレベルが低くての勝利という訳ではありません。
しかし、最大の死角は「時計短縮」となります。
前走のエクリプスステークスの勝ち時計が2:09:80(重馬場)と馬場の影響はあったにしても、それを味方に勝利した印象受けるのは気になります。
さらに、陣営が「休み明け」と敗因付けた英2000ギニーの時も「良馬場開催」でしたので、今回のヨーク競馬場の馬場にどう対応するかが鍵です。

また、上のJRA-van-worldの記事を読んで頂けると分かるように、エイダン・オブライエン調教師からはダート戦となるBCクラシック(サンタアニタパーク競馬場 ダート2000m)への転戦を予定しているということからも、それだけ「パワーに寄った馬」と評価しているのかな?と思いました。
ヨーク競馬場の馬場をこなせるかという部分と、時計短縮が好走への大きなポイントとなります。

△8、ザラケム

3歳時に5連勝と重賞レースでの好走はなかったものの、派手な成績を早くから披露していました。
4歳となっての初戦の3走前のアルクール賞では、タフな馬場コンディションの中で初重賞制覇を達成しており、2走前のガネー賞での凡走を挟んでの前走のプリンスオブウェールズステークスでは、オーギュストロダンから僅か0.1秒差の2着と好走しており、今回、私が本命馬として推奨しているアルフレイラには0.5秒もの差で先着しています。
これが初の海外遠征だったという事実を加味するのであれば、高く評価できる内容でありました。
ただ、今回アルフレイラの方を上位に取った理由としては、アルフレイラが実績を残しているヨーク競馬場代わりという点と斤量が3キロ増になる点から今回はザラケムの方を下に取った感じです。
※アルフレイラもプリンスオブウェールズステークスからは斤量3キロ増となりますが、「過去に61キロを背負い勝利経験がある」ということからもザラケムの方が減点材料としては多いと判断。
見解の方に話を戻すと、そのプリンスオブウェールズステークスでの走破時計2:03:2というのは、アスコットの馬場を考えるのであれば非常に優秀な時計ですし、良好な馬場状態でパフォーマンスをアップさせていることからも、ヨーク競馬場の馬場を味方に付けられる可能性が考えられます。
陣営のコメントから、2走前のガネー賞での8着敗戦は「序盤で脚を使ってしまったことによる敗戦」というように意味を汲み取ることが可能ですし、なのであれば今回は後方からの差しという戦法を取ってくることが想定されますので、ヨーク競馬場の長い直線を味方に付けたいところです。

△11、カランダガン

キャリア初勝利は2戦目の1900mの1戦となりましたが、これはオールウェザーでのレースでした。
現在3連勝中と勢いがある本馬ですが、この3戦からおおよその本馬の適性が見えてきた印象です。
3走前のノアイユ賞、2走前のオカール賞はそれぞれ0.3秒差を付けての辛勝のように思いましたが、前走のキングエドワード7世ステークスでは、後続に1.0秒もの大差を付けての圧勝の好内容でした。
これら3戦の「馬場状態」を見ていくと、辛勝の内容だった3走前のノアイユ賞、2走前のオカール賞の馬場状態を振り返ると、共に「重馬場」での走りで、パフォーマンスレベルを上げた前走のキングエドワード7世ステークスは「良馬場」と「馬場レベルのアップとパフォーマンスレベルの上昇度合が比例している」というように考えられます。
海外向けの記事には「先月のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを狙うプランがあったものの、再輸送を気にして休ませた」というような記載があったように、このインターナショナルステークスから「逆算」してのローテーションが組まれており、陣営のこのレースにかける想いというのも伝わってくるのも評価ができます。
インターナショナルステークスはG1とはいえ、「前哨戦」として使われる機会が多く、そのことが過去の少頭数での競馬開催に繋がっています。
しかし、陣営からは「このレースが最大目標」というようなここへの強いコメントが出ています。
では、何故ここを最大目標とするのでしょうか?
答えはカランダガンは「騙馬」であるからです。
当然ながら凱旋門賞などTOP舞台は使えません。
よってここを目標にせざるを得ないのです。
今回においての不安点はおおよそ3点あります。
・一線級の相手と全く走った経験がないこと
・ゲートが不安定であること
・2390mから2050mへの距離短縮 の3点です。
1つ目に関してはやってみないと分かりません。
2つ目と3つ目に関してはリンクする部分が多く、もしゲートでいつものように出負けしてしまうのであれば、距離短縮も相まって序盤の動きがバタバタでの追走となってしまう恐れがあります。
ただ、末脚は確実な馬ですし、そんな中でも「爆発力」を秘めた馬にも思いますので「良馬場」+「直線約900m」を味方にしての好走に期待です。

ここまでの5頭が「特に評価が高い馬たち」です。
次から相手候補(連下候補)を触れていきます。

☓13、ゴーストライター

僅かキャリア6戦で3勝を挙げている本馬ですが、全3勝を2歳時に挙げており、3歳シーズンの今年はなかなか勝ちきれないレースが続いています。
2歳シーズンを無敗で締め、心機一転として3歳での初戦となった3走前の英2000ギニーでは、勝ち馬のノーダブルスピーチから0.8秒差の4着とキャリアで初めての敗戦を経験することになります。
(実はその時の9着馬がシティオブトロイです。)
2走前の仏ダービーでは、レース後に陣営が「重馬場」を敗因として挙げており、0.7秒差の4着2敗れたとはいえ、馬場適性を見出だせたのは良かった材料のように思いますし、このことを踏まえるのであればヨーク競馬場へのコース代わりはコースレイアウトから考えるにプラス要素となります。
通常でもかなり重たいシャンティイ競馬場の馬場状態にプラスして、重馬場のおまけ付きというのはあまりにもゴーストライターにとって酷条件だったように思いますし、続く前走のエクリプスステークスの内容も「重馬場」と敗因は明確です。
ただ、仏ダービーとの比較で考えるのであれば、着差は0.7秒から0.3秒に詰まっていることからもヨーク競馬場ほど良好な馬場がベースとしてあるのならば、もし多少のにわか雨程度が来たとしてもこなして全く不思議ではないように思います。
エクリプスステークスでのシティオブトロイとの差は0.3秒ですが、向こうはヨーク競馬場の馬場状態が「鍵」となっている一方で、ゴーストライターにとっては過去走から「プラスに働きそうとあう推測」が立てられることからも、オッズほどの実力差はないのではと思わず考えてしまいます。
間違いなく妙味はあるので抑えることをぜひオススメしたいです。(おそらく50倍近く付きそう)
というのも鞍上は「日本競馬ファンの多くがトラウマなっていそうなキングスコート騎手」です。

☓10、アンビエンテフレンドリー

3走前の英ダービートライアルステークスでは、後続に0.8秒差を付けて快勝しており、2走前の英ダービーではシティオブトロイから0.5秒差の2着と善戦していることからもオッズも見込まれそうな存在ではありますが、「コレ!というような強味を持っている馬」ではありませんし、常に「相手なりに走る」ような馬ですから、シティオブトロイに逆転する要素が向こうが自滅することの1点のみになってしまいそうなのがあまり積極的に買いたくないのですが印は打たなければなりません。
実際に、前走の愛ダービーでは今回のインターナショナルステークスにも当初出走を表明していたロスアンゼルスからは僅か0.2秒及ばなかったものの、3歳世代トップを決める1戦でも善戦を繰り返していることからも能力自体高い馬であります。
愛ダービーで2番手から早めに抜け出しを図ると、前を行くロスアンゼルスを捉えきれずに、最後は外から来たサンウェイにも差されての3着敗戦。
この内容から「距離短縮」の今回がプラスに転じるのでは?というような意見もちょくちょく掲示板等で見かけましたが、この馬の3走前の英ダービートライアルステークス(リングフィールド競馬場:2320m)でのレース内容や勝ち時計の2:24:09という好時計をマークシていることからも、この距離が最適性距離ではないかなと考えています。
ただ、この時計をマークできるのであれば、ヨーク競馬場の馬場自体は悪くなさそうで、もし距離短縮がプラスに働くなら怖い1頭ではあります。
個人的に人気はしすぎのように思いますがね…。

★6、マルジューム

デビューから3連勝を飾り、無敗で独2000ギニーを制覇するなどデビューが遅れたことによる他馬とのディスアドバンテージを実力でカバー成功。
印象的だったのは、無敗の状態で挑んだ5走前のセントジェームズパレスステークスでの内容で、内ラチ沿いに激突するアクシデントがありながらも直線では内を突いて上がってきての4着と善戦の内容を見せており、「精神面」も「身体面」からも能力のある馬だなと思わせてくれる走りでした。
そのセントジェームズパレスステークスを4着した後は、約1年3ヶ月もの間、長期休養に入ります。
恐らく、デビューが3歳時となっていることからも脚元のコンディションには敏感なのではないかと思いますので今回続けて使えることは好感です。
長期休養からの復帰初戦となったジョエルステークスでは、勝ち馬から0.8秒差の5着に敗れていますが、また間隔を約8ヶ月ほど開けたパラダイスステークスでは勝ち馬から0.3秒差3着とまずまず。
(頭数が5頭だてなのは分かった上での評価です)
そして次走のクイーンアンステークスで久々G1挑戦となりましたが0.8秒差3着と復調気配を感じ取ることができ、前走のサセックスステークスではノーダブルスピーチや今年のドバイターフでナミュール、ダノンベルーガ、ドウデュースなどを降したファクトゥールシュヴァルにクビ差先着しての2着と好メンバーの中で好内容を披露しました。
今回は約2ハロン距離延長となる2050mの舞台ですが、競馬っぷりからは距離延長を味方に付けてまでもと思いますし、ヨーク競馬場の「良好な馬場状態」により「距離負担が問われにくい展開」になるようなら面白みが増すのではと思います。
鞍上は日本でもお馴染みのマーカンド騎手です。

ということで以上8頭が全印となります。
では最後に買い目に移りたいと思います。

〜買い目(あくまで私の買い目)〜

3連複フォーメーション (計18点)
1→8、9、11、12→6、8、9、10、11、12、13

馬単フォーメーション (7点、マルチなし)
1→6、8、9、10、11、12、13

以上の25点で勝負する予定で今のところ居ます。
追加する場合は3連単辺りかなと思います。

当然ながらメインは3連複の部分となります。

⚠️買い目はあくまで自らのものを公開しているだけですので、基本的にはアレンジを推奨します。

もし乗る場合は3連複のみで良いと思います。

ということで長々となりましたがこの辺りで。
印を打った8頭+ドゥレッツァの計9頭の見解を記載しましたが、かなり濃い内容だったのではないでしょうか? ご満足頂ければ幸いです。

普段は障害競走や平日の地方重賞の予想など幅広い分野でnoteを公開させて頂いております。
もし、宜しければフォロー頂き、また覗きに来てくだされば私としては嬉しい限りでございます。

もし、ご質問等ございましたら、Xアカウント
OK(@OK86609171)までご連絡くださいませ。



いいなと思ったら応援しよう!