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9/11(水)大井11R アフター5スター賞 (無料)(20:10発走)

久しぶりに無料の予想記事を書いてみます。
当初は有料での販売を考えていたのですが、アンチ勢が少し落ち着いた今のタイミングで、一度私の予想noteがどのようなクオリティーのものを提供しているのかを知って頂こうという狙いです。恐らく初めてご覧頂く方もいらっしゃるかと思いますが、ご気軽に是非ご覧頂ければと思います。


◎4、マックス

本命は4番のマックスにしました。
昨年の同競走3着馬でありますが、注目したいのは「昨年よりも劣るメンバー構成」である点です。
勝ち馬のギシギシは後に東京盃でドバイゴールデンシャヒーンの2着馬のドンフランキーから0.6秒差、リュウノユキナからは0.4秒差と1200のJRA交流重賞のトップ層とも勝負し合えるような実力馬ですし、2着のジャスティンはJRA所属時代にカペラステークスを制する他、南関東移籍後は今年の東京スプリントで中央馬たちを撃破して勝利を挙げていることから昨年のアフター5スター賞のメンバーレベルは辛かったということが分かります。
今回上位人気馬を見ると比較的「新興勢力」と取れるような馬たちが多くいるメンバー構成であることから昨年より相手関係が楽なのは明確です。
昨年のマックスはサジタリウス賞、アフター5スター賞トライアルを連勝しての臨戦でしたが、今年は今回がまだ3戦目と順調さを欠いております。
ただ、4/23の神田川オープンを感冒で取消になった後に前走オーガスト賞で1つ叩けたのは今回においてプラス要素として働くように感じています。
その前走は脚部不安明けかつ直線では前をカットされるような窮屈な競馬を強いられましたが、直線で外に出されるとグングン追い込み2着に好走。
「試走」のような仕上げであったことや勝ち馬のパワースレイヴとは「斤量差が5キロあった」背景を考えるとこの敗戦には同情の余地があります。
一度叩かれての状態面の上澄みには期待したいですが、実際に追い切りの動きを見てもしまい重点だったとはいえ、短距離馬らしく豪快に動けていましたし、非常に好感持てる動きに見えました。
調教師からは「(前走は)斤量の5キロ差や休み明けというのもあったと思います。レース後も順調で、最終追い切りはしまい重点でしたが、躍動感のあるいい動きでした」と評しているように、今年初の順調に連戦出来た今回は魅力的なタイミングですし、昨年よりメンバーレベルが落ちた今回でも馬柱の見栄えから目立つほどの人気にはなっていないため、積極的に狙っていきたい馬です。

◯9、ローウェル

対抗は9番のローウェルにしました。
中央時代は「外枠かつダート1400m」の舞台で安定した成績を残していた馬ですが、南関東へ移籍後は8戦して計4勝、2着2回、3着1回、着外1回と1200&1000を使われて結果を残しています。
ただ、レースっぷりや時計面を見ていくと、5走前の閃光スプリントで1:00:3と好時計で勝利していますが、次走4走前の習志野きらっとスプリントではキモンルビーから0.7秒差の6着と大きく崩れているようにやはり1200mの方が向くと思います。
前走のジュライ賞では今回も出走するブラックストームには0.1秒先着を許しての6着という内容であるものの、ローウェルは5ヶ月の休養明けだったという背景を考えると悲観する敗戦では決してなく、ブラックストームと再戦の資格があります。
今回はジュライ賞からさらに2ヶ月間隔が開いていますが、調教師からは同厩のスワーヴシャルルと同様に「2頭とも期待しています」と前向きなコメントを出していることからも、特に今回に向けての不安要素というのは無いのだと思っています。
外よりの枠順自体も悪くないと思いますし、先手わ主張しそうなエンテレケイアが内枠に居ることから外から過度に被されることも無さそうであるのはローウェルにとってプラス材料となります。

▲10、ブラックストーム

3番手は10番のブラックストームにしました。
4走前の'24ウインタースプリントではスワーヴシャルルからアタマ差の2着、マックスには0.2秒先着、2走前のジュライ賞ではローウェルに0.1秒差先着して連覇と今回の上位人気馬を相手に差のない競馬をしていることからも「人気が無さすぎ」の存在であり、「その舞台が全て大井の1200」であることからこの条件がハッキリベスト条件であるのが分かっている点が評価するポイントです。
今年の計4戦のうち崩れた2戦を見てみると、1.2秒差の7着に敗れた3走前のフジノウェーブ記念は1400の距離、そして前走のスパーキングサマーカップは川崎の1600であったことからも、近2走は好走レンジ外での大敗だったと片付けられます。
4走前の'24ウインタースプリントより以前にも、6走前のトパーズ賞でスワーヴシャルルにアタマ差先着されていることからもスワーヴシャルルよりかは評価を下げましたが、大井1200の舞台を考えるならブラックストームのこの人気には狙う価値を感じされておりオススメしたい馬となります。
なお、昨年のアフター5スター賞でもギシギシから0.2秒差、3着のマックスからは3/4馬身差と僅差の成績を残しており、今回はその時以来の今野騎手とのタッグというのも魅力的な要素であります。

△5、スワーヴシャルル

4番手は5番のスワーヴシャルルにしました。
中央時代から「重いダートの1200」という舞台がベスト条件であったように、南関東に移籍してから5戦3勝、負けた2戦が1000mと1400mというのも納得がいくような成績に見ただけで思います。
勝ち馬から2.3秒差の10着と大敗した3走前のフジノウェーブ記念の内容を見るからに、距離適性としては1200>1000>1400というように判断出来ますし、今回の1200替わりは魅力的な要素です。
前走の習志野きらっとスプリントでは、今回も上位人気に支持されるエンテレケイアに1.2秒差2着と力差がハッキリとしているような着差ではあるものの、1200への距離延長、馬場が「重馬場」から「良馬場」に替わること、斤量差が1キロ出来ることの3点により「逆転の芽」があると思います。
中間は牧場の坂路コースで3F37.8、1F12.1としっかり負荷がかけられているのも好感が持てます。
調教師からは「抜け出すとフワッとするところもありますが、相手が来ると勝負根性を発揮してくれます。いい状態だし、ここは得意の舞台なので頑張ってほしいですね」とコメントが出ているように、気持ちがフワッとする面があるのであれば内枠でタイトな形で流れに乗る方が気を抜かずに競馬が出来そうにも思うため、「得意舞台替わり」や他条件を味方にしての好走に期待します。

☓12、ジゼル

5番手は12番のジゼルにしました。
デビューから14戦して計12勝と派手な戦績ではありますが、2走前のナデシコスプリントでは1.3秒差の4着と初めて3着以下の凡走に終わりました。
ただ、間隔を詰めた前走のアフター5スター賞トライアルでは、初の右回りコースという課題がありながらも難なく突破しての勝利と好内容でした。
過去唯一の重賞挑戦が「初黒星」となった3走前のしらさぎ賞ということからも、今回でも「重賞の壁」というものにぶち当たる可能性はあるのですが、そのしらさぎ賞で敗れたツーシャドーは4走前の'24ティアラカップで0.3秒差を付けて負かしていることからも「しらさぎ賞は走りきれていない上での結果」であるように私は思っており、重賞で勝ち負けの力は十分持っていると判断します。
また、今回魅力的なのが「52キロの斤量」です。
トップハンデのエンテレケイアとは「5キロ差」もあるのは非常に魅力的な要素であると思います。
なお、ゲート周りの危うさを見せているだけに、今回「最後入れが予想される大外枠」という枠は魅力的ですし、出負けした場合でもリカバリーが効きやすい外目というのも評価の材料の1つです。
前走勝利後に森泰斗騎手からは「ここ数戦は牝馬特有の気難しさを出して、ちょっとピリピリしていましたが、今日は我慢していました。このくらいは走れる馬だし、もっと突き放してもいいくらい。難しさを出さずに走れれば、能力はすごいものがあります」と絶賛コメントを残しています。
さらに、今回において調教師からは「前走の連闘は予定通り。今回は放牧を挟んでリフレッシュできています。スピード、エンジン、心臓のいい馬。五分のスタートが切れたら、ここでもやってくれると思います」と力強いコメントが出ているのと同時にやはりゲート不安にも触れています。
その辺りをこなし斤量利を活かしての対応からどれほど結果が付いてくるのかに注目したいです。

☓2、ラヴケリー

6番手は2番のラヴケリーにしました。
中央時代は1200、1400の距離で好成績を残していましたが、全3勝が1200の距離だったことからも前走の浦和スプリントオープン(1400)から今回の距離短縮というのは魅力的な要素であります。
前走は中央時代は格上で1400をベスト条件としているカセノダンサー相手に0.6秒先着していることからも、地方のダート適性というのは高いものがあるのが分かりますし、転入初戦という背景を考慮するのであれば好内容の2着だったと思います。
なお、前走は重馬場での好走だったものの、中京&阪神の重いダートでの好走が目立っていることからも今回の良馬場替わりはプラスに働きます。
差し脚質の馬でもあるので、エンテレケイアなど前が引っ張るような形で展開利を受けられそうですし、内枠からスタートを決めて好位置を取り、インで脚を溜めて捌いてくることが可能なら…。
一度使われたことの状態面のアップと人気妙味が十分であることも狙いたい要因の1つであります。

★3、エンテレケイア

7番手は3番のエンテレケイアにしました。
戦績からも近走の充実感を感じさせる馬です。
その裏付けとして、3年連続の出走となった2走前のスパーキングスプリントでは過去2年の成績(2年前:2.1秒差 11着、1年前:0.6秒差 3着)よりグッと着順を上げる勝ち馬のプライルードからアタマ差2着という好内容を披露したのが挙げられます。
前走の習志野きらっとスプリントではスワーヴシャルルに1.2秒差を付ける圧勝で、上がりも最速の36.1ということからも人気するのも分かります。
ただ、前走の強さを見てしまうと1200の距離延長というのは歓迎材料には思えないのが事実です。
確かに3走前の五月特別、4走前のプリムローズ賞、5走前の梅花賞、6走前の新春賞と今年に入って既に1200以上の距離でも安定した成績を残しているのは事実ですが、勝ち切れたのがメンバーレベルの低かった五月特別と新春賞の「2戦のみ」ということから地方の名だたるスプリンターが出走する重賞の舞台では足りない可能性を感じます。
なお、右回りコースに出走するのは約3年2ヶ月振りと経験しているのは悪くはないものの、あまりにも間隔が開いていることは気になる要素です。
恐らくこの枠を引いたことからも先手を主張してくるでしょうが、当然ながら有力馬と評されているだけにマークが厳しくなるのが想定されます。
1000mからの距離延長を歓迎としない立場であることからもこの点には気になる要素であります。
当然ながら過去走から控える形も問題ないように思えますが、揉まれるような形は経験が浅いため脆さを出してしまうパターンも考えられるため、いくら吉原騎手を持ってしても乗り方は安易ではないように思うため「危険な匂い」を感じます。
ほんの抑え程度評価に留めておきたい存在です。

以上が今回印を打った7頭の見解でした。
ということで次に買い目を公開します。

〜買い目(推奨)〜

3連複フォーメーション
4→9、10→2、3、5、9、10、12 (9点)本線

3連単フォーメーション
4→9、10→2、3、5、9、10、12 (10点)

9、10→4→2、3、5、9、10、12 (10点)

以上の29点で私は勝負しようと思います。
もし3連単が予算の関係上厳しい方はマックスの単勝とワイドや馬連といった組み方が無難かなとは思いますが、そこは各自アレンジしてください。

ローウェルとブラックストームの2頭は人気がかなり甘く見られていますし、マックス自身も4番人気という評価(執筆現在)は妙味十分に思えます。

ということで久しぶりの無料記事はこの辺りで。
最後に告知だけさせて頂きます。

〜告知〜

今週の9/14(土)にアイリッシュチャンピオンステークス(アイルランド:レパーズタウン競馬場)が行われますが、予想note販売を行います。

サンプルとしてこの前のインターナショナルステークスのnoteを「期間限定で無料公開」します。
以下のリンクをイメージにご利用をご検討頂ければなというように思います(好評頂き感謝です)

見解に関しては馬券を購入すること以外にも、レース観戦のお供としても役立つとのお言葉を頂けたのでそのような利用のされ方もオススメです。

現在情報収集を行っていますがご期待ください!

また、期間限定で障害戦予想をXで公開しています(無料期間は今週含む残り2週となっています)

無料期間終了後もお得にnoteをご覧頂けるように「新しい試み」を準備している途中ですので、この無料期間に見解を読んで頂ければと思います。

ということでお知らせはこの2点でした。
最後までご覧頂きありがとうございました!!!

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