どうして障害競争有識者たちは10月〜11月に一斉に苦しみ出したのか
ちょっと今回は思考を変える「無料記事」です。
この2ヶ月間ほど「障害競争有識者たち」の多くがなかなか的中に結びつかず苦しんでいた印象があります。※ここでの有識者はなんらかの形で「毎週予想を公開している人」のことを意味します。
私個人の話として大変お恥ずかしい限りなのですが、この2ヶ月の障害競争の回収率は「74%」(11月3週目終了時点)とかなり低調な状態でした。
まずはこの点について「有料予想を公開している身」として誤魔化さずに謝罪したいと思います。
大変申し訳ございません。
ただ、それが今回の記事を書くきっかけです。
「なぜ、いきなり不振が続くようになったか」
「なぜ、個人ではなく多数の方がこうなったか」
この原因を完全に突き詰めることは「不可能」でしょうが、私なりにこれから考察していきます。
⚠️個人の主観を強く含みます。ご了承ください。
(ご不快に思われた方は申し訳ございません)
私(OK)個人的な見解
一言で表すなら「セオリーに反する結果が続いた」ことが最大の要因であると分析しています。
例えば、今年初旬の私に
「クリノサンシャインが新潟で未勝利勝ったよ」
こう言っても全くと言って信じないと思います。
それだけでなく
・「新潟かつ平地力が問われるレース質の中でエンジェルラウンドが2着に食い込んできたよ」
・「パーリーブラックが昇級初戦かつ新潟で勝ったよ」
・「ガンダルフの新潟替わりが全くだったよ」
・「中京使ってきた上位組が軒並み崩れたよ」
挙げるとキリがありませんが未だに何故このようなことが起きたのかが分からないのが現実です。
おそらくこのような考えを持たれる有識者の方はゼロではないはず(希望も込みではありますが)
大抵の障害競争の結果に対しては「レース後に好走理由を処理することが可能」であるからこそセオリーというものが出来ますし、予想スタイルなど「予想軸」が各自皆さんの中で誕生します。
この予想スタイルの基盤となる考え(例 : 〜は置き障害向き、固定障害向きなど)はそう違いはないでしょうし、共通認識の事項も多いはずです。
よって「一斉に有識者達が不調になった」というのが私なりに考え続けた上での答えとなります。
購入券種、印の数(出走頭数)について
次に影響が出ていそうなのがこれらの2点です。
当然ながら有識者の方の中でも「予算」というのは各自の中で大きく差があると思いますし、印を打つ数についても購入券種に起因するでしょう。
当然ながら単勝、複勝<2連系<3連系という順で的中率というのは難易度が増すのでありますが、この2ヶ月間(10月〜11月途中)においては、この的中率の差が顕著に出たように思っています。
例として挙げたいのは11/10のキタノブレイド戦
福島2750m戦史上最遅となった「超低レベル戦」は戦前から本命の印はキタノブレイドとサハラの「2極化状態」となっていたのを記憶しています。
そして結果もその人気通りに2頭で決着しました。
だからこそ単勝、複勝、馬連、馬単など2連系までに留めていた人は楽に的中出来た結果でしょう。
ただし、この次にきたのが
「最低人気のポリトナリティー」でありました。
戦前のポリトナリティーの前走成績は9/8の中京でのトーセンオリジン戦を3:36:0で走破し「8着」。
ただし、走破時計が物語るように勝ち馬に付けられた着差は「14.5秒」と強調は到底出来ません。
「2連系より3連系の方が遥かに難易度が高い」というのが顕著に出たレースであったでしょう。
筆者(OK)は当時何を思ったのか、ポリトナリティーに印を回していたことにより的中したのだが、これも正直「ほとんどマグレ的中」であり、普通の思考回路であるなら買えない馬でしょう。
少し話はズレてしまうが…
マグレなのにも関わらず当時的中したテンションからこのようなツイをしたのを全力で恥じたい。
次は印打つ頭数についての関連性からの考察です
印を打つ数等は私としては「プラスに出来るのであれば何頭打っても良い」という考えですが、なるべくスマートに取りたい心情は常にあります。
先程、例に出したキタノブレイド戦は「9頭」という小頭数であるものの、ポリトナリティーまでカバーしようとするのであれば最低でも5頭か6頭は印を回す必要があると思います(筆者は5頭)。
ただ、この頭数でそこまで回してしまうと「3連系」にチャレンジしに行く以外にプラスになる選択肢はなく(金額張っての強引手法はある)、どうしても自然と難しい券種に挑んでしまいます。
この流れを加速させたのが
「10月〜11月における出走頭数の少なさ」です。
10/5(土)新潟1R 障害OP 出走頭数:12頭
(勝ち馬:パーリーブラック)
10/5(土)新潟4R 障害未勝利 出走頭数:11頭
(勝ち馬:インプレス)
10/6(日)新潟4R 障害未勝利 出走頭数:10頭
(勝ち馬:クリノサンシャイン)
10/12(土)新潟1R 障害未勝利 出走頭数:11頭
(勝ち馬:エターナリー)
10/12(土)新潟4R 障害未勝利 出走頭数:10頭
(勝ち馬:ローディアマント)
10/13(日)東京9R 東京JS 出走頭数:9頭
(勝ち馬:ジューンベロシティ)
10/19(土)新潟1R 障害未勝利 出走頭数:9頭
(勝ち馬:ミトロジー)
10/19(土)新潟4R 障害OP 出走頭数:8頭
(勝ち馬:ハーツシンフォニー)
10/20(日)新潟4R 障害未勝利 出走頭数:7頭
(勝ち馬:サンマルグレイト)
10/26(土)新潟1R 障害OP 出走頭数:14頭
(勝ち馬:インプレス)
10/26(土)新潟4R 障害未勝利 出走頭数:8頭
(勝ち馬:トーセンアウローラ)
10/27(日)新潟4R 障害未勝利 出走頭数:11頭
(勝ち馬:テクネチウム)
11/2(土)東京8R 秋陽JS 出走頭数:8頭
(勝ち馬:サペラヴィ)
11/3(日)福島4R 障害未勝利 出走頭数:8頭
(勝ち馬:トーアモルペウス)
11/3(日)福島5R 障害未勝利 出走頭数:7頭
(勝ち馬:タイセイモンストル)
11/9(土)京都8R 京都JS 出走頭数:7頭
(勝ち馬:スマイルスルー)
11/10(日)福島4R 障害未勝利 出走頭数:9頭
(勝ち馬:キタノブレイド)
11/10(日)福島5R 障害未勝利 出走頭数:6頭
(勝ち馬:ゴールドブリーズ)
11/16(土)福島4R 障害未勝利 出走頭数:14頭
(勝ち馬:マイネルエール)
11/16(土)福島5R 障害未勝利出走頭数:11頭
(勝ち馬:アランデル)
この2ヶ月間は秋陽JSから6レース連続して一桁頭数のレースが続いていることが示すように、メンバーがなかなか揃わず過疎化になっていました。
そして二桁頭数になった途端セオリー外のことが立て続けに起こったことによりなかなか結果に結びつかなかったというのがプロセスに思います。
よってまとめると
・一桁頭数時=馬券妙味等からの「馬券的要因」
・二桁頭数時=セオリーを破壊するイレギュラー
これらが有識者が苦しんだ理由ではないかと個人的に分析した次第であります(勿論その他も有)
お恥ずかしながら私自身この期間の成績としては計20レース中的中は5レースの的中率25%でした。
その6レースの内訳としては
10/5(土)新潟4R 障害未勝利 出走頭数:11頭
(勝ち馬:インプレス)
1人気→2人気→4人気
10/26(土)新潟4R 障害未勝利 出走頭数:8頭
(勝ち馬:トーセンアウローラ)
1人気→2人気→4人気
10/27(日)新潟4R 障害未勝利 出走頭数:11頭(勝ち馬:テクネチウム)
5人気→6人気→2人気
11/9(土)京都8R 京都JS 出走頭数:7頭
(勝ち馬:スマイルスルー)
1人気→2人気→3人気
11/10(日)福島4R 障害未勝利 出走頭数:9頭
(勝ち馬:キタノブレイド)
2人気→1人気→9人気
の計5レースでありました。
人気の内訳も含めて見てみると基本的に上位人気決着が多いながらも、10/27は推奨度も高めにしてnoteを出していましたし、11/10についても同様で「取れる所はしっかり取ったつもり」です。
言い換えると「難しそうな所を全く拾いきれなかった」というような表現方法、見方もあります。
その裏側としてはやはりこのパートの題にもあるように、「購入券種、印の数(出走頭数)」が直接的かつ深く関連しているように思いました。
この状況下からの打開案はないのか?
ここが解決出来ないようなら意味がありません。
ただ、競馬は「外的要因(1)」が結果を大きく左右するため劇的な改善は見込めないと思います。
このパートでは私自身が今週からどのように不調の状況から打破するかの計画について触れます。
対策としてはシンプルに1つです。
「難易度の高い券種をなるべく避けることです」
私の予想は比較的印を広げて3連系を取りに行くスタイルであるだけにどうしてもこの2ヶ月は上手くいった回数が少なかったのが結果で出てました。
だからこそ初心に戻って2連系をメインに馬券を購入して、その延長上に3連系を買うようにします。
ようは「基盤となる券種を変える」ということ。
イメージとしては
馬連を3点以内、3連系を6点以内といった感じでこの買い方なら馬連に比重を置くことによって回収も出来る、3連系がハマれば跳ねるというような「期待値を追いつつも、堅実に回収出来る」ように少し改善されるのではないかと考えています。
それか「3連系に比重を振り切る」という案もありますが、的中率を完全に無視するやり方となってしまうだけに「忍耐力」、「己を貫く強い心」が必要になってくるだけに推奨する方は少数です。
ましてや私は有料でnote販売をさせて頂いている身でありますので、「的中率」というのが求められやすい立場でもあるため合わないなと思った次第です。ただ、立派な打開案の1つではあります。
※(1)→展開のあや、天候、アクシデント等
最後に
ここまで長々と書いてきましたが少しまとまりがなく、伝えたい内容が浮ついてしまっている状態で申し訳ございません。(無料なのでお許しを)
読み手の方の中には「ハズレたことを美化しようとしてるだけじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが決してそうではありません。
世の中のいわゆる「悪徳予想家」と呼ばれる人たちのように「自信度SSS!」、「〜レースは〜についてこい!」など威勢のいい一丁前なことだけ言ってれば儲かる世界の中で、わざわざ無料で「私の馬券下手エピソード」を暴露して得することなんて1ミリもありませんからね…(笑)
しかし、近頃、予想を公開している方(無料、有料問わず)に対して外したことにより文句を送っている方が居るのを見て自分事のように腹が立ったのは事実であります(なんなら私自身被害者)
予想を外した事実は何も変わりません。
だからこそ!!!
「振り返り、分析など出来る限りの努力をして今後どのように調子を上げるかを考えませんか?」
私が伝えたいのはこの1つに尽きます。
予想を書いている身を代表して伝えます。
「皆さん自分の予想に誇りを持っているだろうし、積んできたキャリアや知識の下で常に最高の結果を掴めるように一生懸命書いています。」
継続するのは非常に大変なことですし、そんな中で馬券の結果は伴わず、文句を言われる状況下を是非「批判する前に一度考えて欲しい」です。
(あくまでも馬券の購入は自己責任であります)
皆さんで楽しく障害の予想をしていきましょう!
ということで今回の記事では
・障害有識者たちが一斉に不振になった理由考察
・予想を書く身として思っていること
主にこれら2点についてお話させて頂きました。
今は私自身とてももがき苦しんでいる状況です。
だからこそやれるだけの努力をするつもりです。
そのプロセスの中での考えを今回のように記すことによって何方かの助けになることが出来れば、これ以上に嬉しいことはありません。
最後までご覧頂きありがとうございました!!!