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村上春樹デビュー作の聖地巡礼をしてきた

こんにちは。主婦です。
聖地巡礼してきました。やったー!

村上春樹といえばノルウェイの森でしょうか。
それとも海辺のカフカ?

私は上記のもの、全て読んでおりません。
まだまだハルキストとは名乗れません。
でも愛は深いんです…。

とにかく初期の作品がもう好きで好きで
そこから動けないという感じなんです(?)

初期作品について

こちらが初期作品の、青春三部作と呼ばれている作品たち 

  • 風の歌を聴け

  • 1973年のピンボール

  • 羊をめぐる冒険

それからここにダンス・ダンス・ダンスが続きます。
え、四部作じゃない?!って思いますが、私もよく分からないので気にせず進みます。

今回、聖地巡礼したのはデビュー作『風の歌を聴け』。

主な登場人物は、どこか無気力な主人公と親友の鼠。それから小指の無い女の子。この女の子を巡って話は進んでいきます。

この主人公と鼠、めっちゃ仲良くてめっちゃビール飲みます。
主人公が帰省した際、鼠とビール飲みながら語り合ったり、事故ったり動物園行ったり…なんだか楽しそうです。

でもなぜか、ずーっと切ない感じがあるんです。
鼠は心の中で何かと葛藤しているような…?

青春を感じさせる爽やかさと、
なんだか切ない…むしろ寂しいような雰囲気が漂っている作品です。

ちなみに、1981年には映画も出ていて、
私はサブスクで何十回も観ました。
しこたまバドワイザー飲んでます。
ちなみに、声だけですが阿藤快も出てます。

紹介でだいぶ長くなってしまいました…。

やっと聖地巡礼の感想です。

いざ聖地へ

打出公園(兵庫県芦屋市)

主人公と鼠の車が事故る場所です。
大丈夫なのかよ…と思われますが、
すごく印象に残る有名なシーンです。

奥に見えるのがもう使われていない猿の檻。
実はこの猿の檻、もうすぐ撤去されちゃうんです。涙涙涙

そのかわり新しいモニュメントができる予定だそうです!楽しみ!!

けっこうデカい

公園には家族連れが何組かいて、
砂場で遊んだり、ベンチでハンバーガー食べてたり、レジャーシートを敷いてお花見してる方もいました。

こんな無機質なデカい檻の前で、村上春樹×ユニクロのコラボTシャツを着て、作品とバドワイザー(ノンアル)を持って嬉々として写真撮影しているのは私だけでした。

『ちょっと恥ずかしくなってきた…もう撮影いいかな…』
という私に、付き添いの夫が
『せっかくここまで来たのに、いいのか?!』
と喝を入れてくれたので無事撮影できました。

ちなみに夫は全く興味ありません。
村上春樹以前に、本に興味がありません。
でも公園のベンチでおやつ片手にご機嫌だったので安心しました。
(明太子チーズうまい!って言ってた)

ちゃんと書かれてました
もぬけの殻
映画で出てきたバドワイザー
(これはノンアル)
ノンアルビールとして普通にめっちゃ美味しかった


すごくちょうどいい、居心地の良い公園でした。
家の近くにあったら通っちゃうな〜というようなちょうど良さ。


あぁここで、主人公と鼠が
事故してチームを組んだんだよね…

と、しみじみ。まるで作品の中にいるかのような気分になりました。

それを夫に言ったら、
どうゆうこと…?と言われました。


おまけ

芦屋市立図書館 打出分室


公園の隣にある雰囲気のある建物。
これ図書館なんです!
めっちゃシブい〜素敵〜!

村上春樹がよくここに通っていたそうです。
『風の歌を聴け』にもちょっとだけ登場します。

図書館を撮影したあと、北に少し歩くと国道に出て、ちょうど目の前にガストがありました。
すごくちょうどいい。ちょうど良すぎる。
ガストのランチ、美味しかったです。

#村上春樹  

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