河井寛次郎記念館
今日の日曜美術館は河井寛次郎。
去年の3月に訪れた。
開館が10時で開館直後に入ればほとんど人がいないかなと思っていたら、すでに5、6人もお客さんがいてびっくり。
松本の民芸館なんていつ行っても誰とも会わないのに。
河井寛次郎記念館の素晴らしさは言わずもがな。
しかし、今回も小野正嗣先生の感覚と言語化力に脱帽。
数年前に井浦新さんが降板したときはすごく残念で、
なんでフランス文学者になっちゃうんだよと思ったことを懺悔せねば。
小野先生と柴田さんの関係性もすごく良くて、二人のロケの時に外れが無い。
前にどこかの美術館のロケで、柴田さんが小野先生にカレーが食べたくなりますね。みたいなコメントをしたら、「やめてよ。まさにそう思ってたんだから。」みたいなやり取りがあって日曜美術館らしく(?)なくて楽しかった。
今日も、最後の茶碗蒸しにテンションあがりまくる小野先生が最高だった。
でも終盤に、「時と記憶がこの家のあらゆるところに刻まれている。」なんてコメントをサラッと出してくる。
この人、本当凄い。