左心耳閉鎖術当日


自分らしくなく緊張したのかあまり眠れず。睡眠時間は4時間半ほど。
5時半に起床し洗顔、整髪、髭剃りを行う。
6時半から点滴開始。手術当日の為、食事はない。

8時50分に病室を出て歩いてオペ室へ向かう。

オペ室は4部屋ほどあり、他の患者も入室を待っている。幸い2番目に待っていたので5分ほどで入室できた。

手術台の上に横になる。ゆっくり麻酔のお薬入れますよーと言われてから数秒で記憶がない。

目が覚めたのは麻酔が切れて11時40分だが、とにかく痛みが強い。合併症の影響で肺に水が溜まってしまっているとの事で、ICUに入れられる。

無気肺と言って肺に空気が入らず膨らまない状態らしい。

理由は様々だが、オペ中は麻酔などの影響で血管から血液以外の水分が血管の外に出てしまうとの事。これが原因で肺の周辺に水が溜まっているのだ。

これは全く予想外で説明も受けた記憶がない。

ドレーンと呼ばれる管が左の脇の下あたりから入っていて、これが胸膜などに触れると激痛である。

とにかくとにかく痛かったとしか言いようがない。呼吸も痛い、動くと痛い、挙句の果てに肺に空気を入れて膨らませるなどと言った極悪非道な治療もされた。とんでもなく痛かった。圧が強くむせてしまうのだ。むせると咳き込む為、当然痛む。

1日程度で一般病棟に戻れると思っていた考えは儚くも崩れ去った。

18日までICUにいることになる。

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