第30話 本場のサウナ体験 SAUNA BASE TRIP.
お盆が明け、まだまだ暑さが残る中ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回は、青春通りにある、「SAUNA BASE TRIP.」さんにお邪魔してきました。
青春通りを下った先に見えてくる、ウッドフェンスで囲まれた特徴的な外観は、青春通りを通る際に見たことがある人も多いのではないでしょうか。
「SAUNA BASE TRIP.」 かっこよく、オシャレな店名。
さっそく、店名の由来についてお店の荒木さんに聞いてみました。
荒木さんは、「まちの中で北欧の場所を感じてほしく、「TRIP」=旅行のように、たくさんの人に訪れてほしいという思いがある。また、その中で、サウナの良さを知って欲しい」とのこと。
サウナを見させていただくと、その由来がはっきりとわかりました。
木で囲まれた開放的な空間になっていて、まちの中だけども、森の中にいるようで、まさに北欧にいるかのように思わせてくれる空間でした。
次はサウナについてお伺いしました。
いきなりですが、記事の中に「北欧」という言葉が出てきています、なぜだかわかりますか?
サウナ好きの方たちはすぐに分かったかも知れません。
なぜかというと、サウナの本場は、北欧「フィンランド」なんです。私も荒木さんに教えていただきました。なので、「北欧」という言葉が出てきているんです。
本場のサウナ体験ができる場所。それが、「SAUNA BASE TRIP.」なんです。
近年のサウナブームにより、落ち着いたサウナ空間がないという思いから、サウナは完全予約制の貸し切りになっており、プライベートの利用だからこその落ち着いた場所になっているのだそうです。
サウナは3種類があります。薪サウナ、電気サウナ、蒸気サウナです。
スモークサウナも北欧では楽しまれていますが、日本の建築関係でできないそうです。
また、温度にもこだわりが。
通常、私たちが普段はいっているサウナの温度は、90~100度、一方、こちらのサウナは85度と低めです。
実は本場のサウナは、リラックスするために利用されるため、汗を流し、水風呂に浸かるといった、日本のサウナとは違うのだそうです。
サウナは暑い中で、汗をかき、一気に水風呂ヘと浸かるという風に思っていたため、本場のサウナの入り方を知り、驚きました。
このような、本場のサウナに近づけることができるのはなぜなのか。
お伺いすると、荒木さんが、コロナ前に年に1回程度、フィンランドへ行っていたのだそうです。
だからこそ、より本場に近づいたサウナが出来上がっているのです。
本場でのサウナに入るルーティーンも教えていただきました。
通常は7分程度で繰り返すが、時間にとらわれずに長く入って欲しいとのこと。
本来は20分程度だが、とにかく自由に入ってもらうのが1番なんだそうです。
取材後には実際にサウナを利用させていただきました。どのサウナもすごく良く、ゆっくりと汗をかき、リラックスでき、今までとは全く違うサウナだと感じました。まさにこれが本場のサウナなのかと驚きました。
その中でも私は、薪サウナが1番好きでした。
最後に大学生活(建築学科)でやっておいた方がいいことについても伺いました。
荒木さんは、「色んな建築物を見てほしい。ぜひ、日本から出て、実際に見に行ってほしい。そして、たくさんのことを吸収することが大切」
と教えてくださいました。私も、色々な建築を見に行き、たくさんのことを吸収していきたいです。
今回はお忙しい中取材にご協力いただきありがとうございました。みなさんも日々の疲れをサウナで取ってみてはいかがでしょうか。
(文章) 白旗健太
(写真) 白旗健太
店名 SAUNA BASE TRIP.
営業時間 平日 1.9:00~12:00
2.14:00~17:00
3.18:00~21:00
土日祝 1.9:00~11:00
2.12:00~14:00
3.15:00~17:00
4.18:00~20:00
どちらも要予約
住所 山形県山形市飯田3丁目1-17