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MAP of JOURNEY 番外編〜写真の撮り方〜

みなさんは普段、カメラで写真を撮ることはありますか?

スマートフォンでは写真を撮るけど…という方が多いと思います。

MAP of JOURNEY番外編の第3回目ではみなさんにカメラを使って写真を撮ることの魅力を伝えたいと思います。


ということで今回はいつもとちょっと雰囲気を変えて「写真の撮り⽅」をテーマに、 カメラが得意な⽅にインタビューしてきました。

協⼒していただいたのは“ひろきさん”です。

ひろきさんは山形大学のOBで現在は某メーカーに勤務し、品質管理を行なっています。


今回は共通の知⼈からひろきさんがカメラが得意だという情報を聞き、インタビューの依頼をさせていただきました。


記事は対談形式となっております。

それではインタビューについてまとめましたので、ぜひお読みください。



今回はインタビューにご協力いただきありがとうございます。よろしくお願いします。


>よろしくお願いします。

まず訂正がひとつあって、「カメラが得意な人」っていうのは誤解です。恥ずかしいので「写真がちょっと好きな人」くらいにしておいてください。どこにでもいるアラサ―のサラリーマンです(笑)


わかりました(笑)

それでは「写真がちょっと好き」なひろきさんにインタビューを始めていきます。

最初に、普段使っているカメラについて教えてください。


>カメラ本体はFUJIFILMの『X-S10』、 レンズはCarl Zeissの『Makro-Planar 50mm F2』をよく使っています。お気に入りです。


カメラ本体:FUJIFILM『X-S10』
レンズ:Carl Zeiss『Makro-Planar 50mm F2』

持ってきていただいてありがとうございます。

カメラのメーカーはたくさんあると思うのですが、なぜFUJIFILMを選んだのですか?


>写真の色味がなんとなく好きだから(笑)

X-S10 は特に本体の軽さとグリップの深さがちょうどよくて。

⼿持ちでの撮影が多いので、グリップが深い⽅が安定して撮りやすいんです。

コンパクトで持ちやすいカメラって意外と少ないんですよ。


(実際にカメラを持たせていただきました)

軽い⽅だと⾔ってもかなりの重量感がありますね。

カメラを選ぶとき、特に⼥性の場合は軽さや持ちやすさがポイントになりそうですね。


>せっかく買っても持ち出すのが億劫になってしまうと勿体ないですからね。使うレンズによっても大きさとか重さが結構変わります。


レンズについても教えてください。


>主に3本のレンズを使⽤しています。

さっき紹介した Carl Zeiss のMakro-Planar 50mm F2 と

FUJIFILMの XF 33mm F1.4、XF 90mm F2 ですね。


50mmとかF2とか、なんの数値ですか?


>“○○mm”っていうのはレンズの焦点距離のことで、写真に写る範囲を決めるのに関わる数値です。この数値が小さいほど広い範囲を映すことができます。

“F○○”というのはカメラに取り込む光の量のことで、数値が小さいほど優しい表現になります。誤解を恐れず言えば、よくボケます。


(この辺はカメラの本体側の影響もあるそうなので、気になる人は調べてみてください!)


>この焦点距離とF値を使い分けていくと、写真の雰囲気や伝えたい情報をコントロールできるようになります。


そうなのですね。

ちなみに、お気に入りのレンズは今付けているレンズでしょうか?


>はい。お察しの通り、Maklo-Planarです(笑)

ものすごく寄れるんですよ、このレンズ。

 

 


ものすごく寄れますね!細かい部分までとても鮮明に写っています。


>でしょ?

写真を撮っていると「もっと近くで撮りたい」と思うときがよくあるんです。

普通はそういうときにレンズを交換するんですけど、めんどくさいじゃないですか。レンズも2個持ち歩かなきゃいけなくなる。

このレンズは引いて良し!寄って良し!なので、迷ったらこれですね。テーブルフォトなんかもいけます。


確かに、レンズを取り替えるとなると時間がかかってしまいそうですね。

その面でこのレンズは優れているのですね。

それでは次に、写真撮影のポイントを教えてください。


>ポイントって難しいですね。

「撮りたい!」と思ったときに何枚か撮ることですかね。パターンは変えて。

被写体を動かすだけじゃなくて、どこから光が来ているのか確認して自分が動いて撮ってみるとか。


なるほど。光と被写体と撮影者の位置関係が大事ということですね。


>はい。順光、逆光、サイド光、あと被写体の斜め後ろからの光を半逆光なんて言ったりするんですけど、立体感とか全然変わります。


ひろきさんが撮影するときはどの光で撮ることが多いですか?


>サイド光と半逆光ですね。

この写真とかはサイド光です。

 

 


これがサイド光ですね。確かに、横から光が当たっていることがわかります。


>被写体が違っても同じ光の当たり方で撮影することで、撮った写真の雰囲気が統一されるような気がします。


(ひろきさんが今まで撮影した写真を見せていただきました)

確かに、いろいろな写真がありますが全体的な統一感がありますね。

ところで気になったのですが、植物がお好きなのですか?


>はい(笑)

家でもたくさん育てています。


いいですね!

少し脱線してしまいますが、どこで植物を購入しているのか教えていただけないでしょうか。


>いろんなところで買うけど…

おすすめのお店は「Rana」です。



(ということで教えていただいたお店の情報を少し紹介します)

『花と雑貨Rana(ラナ)』

住所:山形市飯田西4-4-17

営業時間:月〜土10:00~20:00 日曜日10:00~19:00

定休日:火曜(年末年度末繁忙期は無休)

最寄駅:蔵王駅

山形駅から車で15分、東北芸術工科大学から車で7分


後日実際に行ってみたのですが、外まで溢れる植物がとても素敵なお店でした。

店前にサボテンや多肉植物が置かれ、店内に花や雑貨が置かれています。

観葉植物の種類が豊富で少し変わった、個性的なものに出会うことができると思います。

みなさんもぜひ行って、お気に入りの植物を見つけてみてください。

Instagramもあるのでチェックしてみてください!



次に、芸工大近くのおすすめ写真スポットを教えてください。


>これはもう「悠創の丘」一択ですね。


一択なんですね(笑)実際に悠創の丘で撮った写真はありますか?

見せていただけないでしょうか。


>はい。これは悠創の丘で撮りました。


>ポートレートもやりたいなと思っていた時期があって。

3年前に「写真撮らせて!」と声をかけて撮ったものです。

もともと知り合いだったんですけど、このときから仲良くなって、今は妻です。


ええ!すごく素敵なエピソードが詰まった写真ですね。

悠創の丘はお二人にとって思い出の場所ということですね!一択なのも納得です。

最後に、今までたくさん写真を撮ってきたと思いますが、特にお気に入りの写真はありますか?


>そうですね。それっぽいことを話してきましたが、ふと写真を見返していて「やっぱりいい写真だな。」と思うのは、自分にとって大切な人を収めた写真ですね。友人とか。頻度で言ったら植物が断然多いんですけど。

 

 


すごくいい写真!

最初の2枚はご友人の結婚式でしょうか。とても幸せそうな雰囲気が伝わってきます。

どちらの写真も柔らかくて暖かい感じがしますね。


>写真を撮るだけじゃなく、披露宴から二次会までの間に急いでレタッチしてアルバムを作ったり、後日プリントしたものを届けたりもしました。その場のノリや思いつきだったんですけど、人に喜んでもらえたことって鮮明に覚えてるもんですね。


とても心温まるエピソードですね。

実は私、先日父からカメラを譲り受けました。

まだ使い方もよくわかっていないのですが、私も自分の友人が結婚したときには、素敵な写真を撮ってあげたいな、なんて思っています(笑)


>お、いいですね。

じっくり写真を撮れるときにいろいろ試行錯誤しておいて、ここぞというときにバチっといい写真を撮れるとかっこいいですよね。自分もまだ修行中です。


なるほど。カメラは私が思っていた以上に奥が深そうですね。

今回は貴重なお話をありがとうございました。

それでは以上でインタビューを終了します。

ご協力いただきありがとうございました。


(インタビュー終了)



今回のインタビューを通してカメラの魅力をたくさん知ることができました。

まずは撮りたいと感じたものを好きなように撮ってみる。

するとどんどん自分の撮りたい感じがわかってくる。

そして撮りたい写真をどうやって撮ることができるのか勉強する。

時間をかけて自分のペースで続けていく趣味としていいかもしれないですね。

みなさんもこの記事をきっかけにカメラの魅力に気づいていただけたら幸いです。


今回は写真の撮り方についてインタビューさせていただきました。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。



文:山形R不動産 2年 立花美和

写真:ひろきさん

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