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【ご報告】2024.03.24 飯能地図読み講習会
毎年恒例の飯能地図読み講習会は今年も満員御礼となりました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
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私が地図読み講習会を開催しようと思った目的は二つあります。
一つ目は遭難対策としてです。
登山中の遭難原因は道迷いがトップにも関わらず、地図読みができずに山に入る人が大勢います。
今ではスマホなどGPS機能がついた端末を持って山になることが多くなりましたが、それでも等高線を読んで適したルートを決定していくには地図読み技術が必要になります。読めると読めないでは危機管理に大きく影響します。
そこで私はアドベンチャーレースで培ってきた地図読み技術をここに還元しようと思いました。
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二つ目は地図読みの楽しさを広めたいことにあります。
地図読みは山歩きを100倍楽しくするポテンシャルを持っています。
ルートを想定し、その通りの風景が現れると楽しくなるし、ルートを維持する緊張感も格別です。
また、地図読みには自分の性格とか心理状態も関わってきます。
おおざっぱな人と慎重な人では地図読みの仕方もミスをする要因も変わってきます。
自然の中を行動するということは、常に自分自身が問われているように感じます。
それがもっとも体感できるのが地図読みだと思うからです。
地図読みは冷静なマインドコントロールも必要になり、そこが奥が深くて面白いんですね。
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デジタルが普及し、備品も簡略化、軽量化になってきています。
便利な部分もありますが、万が一の時にはアナログが必要になることもあります。
これからのアウトドアが安全で楽しくなるように、デジタルとアナログ、双方をうまく取り入れた講習を行っていきたいと思います。