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2022年11月13日 エリザベス女王杯(GⅠ)予想

エリザベス女王杯とは

エリザベス女王杯とは、JRAによって阪神競馬場で開催されるGⅠのレースです。エリザベス女王杯は、晩秋の京都競馬場を華やかに彩る“3歳以上の女王決定戦”として親しまれています。

コースの特徴

芝2200メートルのコースで、ホームストレッチを4コーナー方向に延長したポケット地点からスタートして内回りコースを1周するレイアウトでになっています。

傾向分析

エリザベス女王杯は1975年にエリザベス女王が来日したことを記念して、翌1976年にビクトリアカップからレース名を変更しています。

1996年からは古馬も出走できるようになり、3歳馬と古馬が対決する秋の女王決定戦となりました。今回は、過去10年のデータから結果を中心に傾向を探っていきます。

単勝人気別成績

過去10年の単勝人気別成績を見ると、1番人気が1勝、2番人気が1勝で、2番人気以内の連対率が25%と、上位人気馬がアテになりません。

勝率ベースだと3番人気から5番人気の方が優秀で、6番人気から10番人気の馬も十分に勝負になっています。昨年も10番人気のアカイイトが勝利して3連単は300万円を超える大万馬券となりました。予想をする際には、上位人気馬を過信しないようにしたいですね。

年齢別成績

年齢別成績をみると3歳馬と4歳馬の好走率が高いです。4歳以下の馬が3着以内を独占したことも過去10年で5回あります。逆に成績が振るわないのが6歳以上の馬で、過去10年で19頭が出走して馬券に絡んだのが一度だけと、6歳以上の馬は評価を少し下げるべきでしょう。

前走の着順別成績

過去10年のエリザベス女王杯では前走で8着以下に負けていた馬が巻き返した例がありません。2013年の1番人気馬で同年のヴィクトリアマイルを制していたヴィルシーナ、2014年の2番人気馬でGⅠ・3勝のメイショウマンボといったGⅠ馬も巻き返すことができませんでした。

前走別成績

過去10年の優勝馬は全て前走が重賞でした。前走で重賞以外のレースを使われて3着以内に入ったのは、2012年3着のピクシープリンセスと2013年2着のラキシスだけで、それ以降は8年連続で馬券に絡んでいないので、前走で条件クラスやオープン特別に出走していた馬は評価を下げたいところです。

前走が重賞だった馬の主な前走別成績

続いて、前走が重賞だった馬について、どういったレースから臨んだ馬が好走しているのかを調べてみると、府中牝馬Sから転戦してきた馬が5勝を含む3着以内13回と突出しています。

その他で連対馬を複数出しているのが秋華賞とオールカマーで、軸馬は前走がこの3レースだった馬の中から選ぶようにしたいところです。その他で3着以内に入っているのは夏競馬の重賞から臨んだ馬と、上半期のGⅠから休養明けで臨んだ馬となっています。不振が目立つのは京都大賞典組で、13頭が出走して1頭も馬券に絡んでいません。

優勝馬の主なGⅠ連対実績

過去10年の優勝馬10頭のうちGⅠ出走経験があった馬は8頭、その内の7頭にはGⅠで連対した実績がありました
混戦模様になることが多く、なかなか勝ち馬を絞りづらいレースですが、GⅠの連対実績をひとつの目安にしたいです。

出走予定馬

11月12日時点の出走馬と人気、予想オッズ等を確認して条件に合う馬を確認していきます。

予想

過去の傾向から、まず単勝人気と年齢、さらに前走の格と着順から選んでいきます。

◎11番 ナミュール

〇18番 ジェラルディーナ

▲10番 スタニングローズ

△13番 ウインマリリン

☆8番 アンドヴァラナウト

以上のように予想しました。

まとめ

最後にこの記事の要点をまとめました。

  • 上位人気の馬よりも下位人気の馬が勝利することも多い

  • 3歳馬と4歳馬の好走率が高い

  • 前走で8着以下に負けていた馬が勝った前例はないので評価を下げたい

いかがでしたでしょうか?

上位人気が当てにならないレースなので下位人気に旨味がありそうですね。

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