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2022年12月3日チャレンジカップ(GⅢ)予想

チャレンジカップとは

チャレンジカップとは、JRAによって阪神競馬場で開催されるGⅢのレースです。チャレンジカップは、1950年の11月に3歳以上のハンデキャップで争われる重賞競走「チャレンジカップ」として創設され、1953年に「朝日チャレンジカップ」に改称されました。

コースの特徴

芝2000メートルのコースで、スタンド前スタートから内回りコースを1周するレイアウトになっており、スタート直後にゴール前の坂を通過するして、坂を上り切ってほどなく小回りの1コーナーと2コーナーを迎えるため、前半のペースは速くなりにくいコースになっています。

傾向分析

今回は春の中距離王決定戦と同じ舞台で行われた過去5年の結果を参考に、好走馬に共通するポイントを探っていこうと思います。

年齢別成績

過去5年の年齢別成績を見て、まず目を引かれるのは3歳馬の成績でしょう。目下3連勝中であり、10頭の出走で4勝を挙げ、3着内率は60%と古馬を圧倒しています。優勝馬の残る1頭は4歳馬で、4歳の3着内率27%は4歳以上ではトップの数値です。予想は若い世代を中心に組み立てるのがよさそうですね。

前走の距離別成績

過去5年の前走の距離別成績を調べると、前走も芝2000メートルだった馬は2着と3着が3回ずつあるものの1着はありません。

前走が芝1800メートル以下だった馬は1着か4着以下と両極端な成績ながら、最多の3勝を挙げています。また、芝2200メートル以上だった馬は3着内率40%と安定感があるのが特徴です。その中でも、菊花賞から臨んだ馬が活躍している点は覚えておきたいですね。

前走との間隔別成績

過去5年の前走との間隔別成績を見ると、3着以内馬15頭中14頭は中4週以上のレース間隔で臨んでいました。中3週以下で臨んだ馬は3着内率4%と厳しく、間隔が詰まっている馬は評価を下げる必要がありそうです。

オープンクラスの芝のレースで3着以内に入った経験の有無別成績

過去5年の3着以内馬15頭のうち、14頭は芝のオープンクラスのレースで3着以内に入った経験がある馬でした。オープンクラス初出走での優勝だったレイパパレはまれなケースと言るでしょう。ただし、JRA重賞の優勝経験があった馬は1着がなく、現在の条件で行われるようになったここ5年は、重賞では2着が最高だった馬や、オープン特別までしか勝ち鞍がなかった馬の重賞初制覇が続いています。

出走予定馬

12月2日時点の出走馬と人気、予想オッズ等を確認して条件に合う馬を確認していきます。

予想

過去の傾向から、まず年齢と前走の距離、さらに前走の間隔などから選んでいきます。

◎1番 レッドベルオーブ

〇10番 ソーヴァリアント

▲5番 ビーアストニッシド

△12番 ヒンドゥタイムズ

☆13番 ディアマンミノル

以上のように予想しました。

まとめ

最後にこの記事の要点をまとめました。

  • 3歳馬と4歳馬を中心に選んでいきたい

  • 前走で2000mを走った馬が勝てていない展開が続いている

  • 前走から中4週以上あいている、休暇明けの馬のほうが好走している

いかがでしたでしょうか?

走りの安定感がある馬は人気上位にいるので選びにくいですね。ビーアストニッシドなどGⅠでは順位的には振るわなかった馬にも妙味はありそうです。

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