2022年11月6日アルゼンチン共和国杯(GⅡ)予想
アルゼンチン共和国杯とは
アルゼンチン共和国杯とは、JRAによって東京競馬場で開催されるGⅡのレースです。アルゼンチン共和国杯は、1963年に日本とアルゼンチンの友好と親善の一環として、アルゼンチン・ジョッキークラブから優勝カップの寄贈を受け、「アルゼンチンジョッキークラブカップ」として創設されました。
第1回は3歳以上・別定の条件で、5月の東京競馬場・芝2300メートルで行われたが、翌1964年から4歳以上に変更されました。
傾向分析
アルゼンチン共和国杯はジャパンカップや有馬記念の前哨戦に位置付けられていますが、GⅠを目指して出走してくる馬だけでなく、軽ハンデを生かしての金星を狙う格上挑戦馬まで、幅広いタイプの馬がそろうレースです。
今回は過去10年の結果を中心に傾向を調べてみます。
単勝人気別成績
90年代は2桁人気馬の勝利が目立つ波乱の多い重賞として知られていましたが、ここ10年は3番人気以内の馬が9勝を挙げるなど、上位人気馬優勢の傾向が出ています。
ただし、3番人気以内の馬によるワンツー決着は2回しかありません。3番人気以内の馬を軸にして、4番人気以下の馬に流す作戦が有効そうです。
年齢別成績
過去10年の年齢別成績では、3歳馬は出走例が4頭と少ないが全て馬券に絡んでいます。3歳馬が出走してきたら要チェックです。
最も勝利数が多いのは4歳馬で、3着内率も35%と高いです。好走率は年齢が若いほど高い傾向があり、6歳馬になると3着内率は10%を切り、7歳以上の馬は延べ33頭が出走して3着以内が1回もありませんでした。
負担重量別成績
過去10年の最軽量ハンデは48キログラム、最重量ハンデは59キログラムと、幅広いハンデ設定になることが多いです。
その中で、ハンデ54キログラム以下の馬は3着内率8%と苦戦、そして58キログラム以上の馬も同8%と苦戦しています。好走率が最も高いのは57.5キログラムで、それに次ぐのが56キログラムとなっています。
前走別成績
過去10年では、前走でGⅠを使われていた馬が勝率26%、連対率33%、3着内率40%と好成績がでています。
特にここ6年は、2016年シュヴァルグラン、2017年スワーヴリチャード、2018年パフォーマプロミス、2021年オーソリティと4頭が優勝しています。
また、前走が2勝クラスや3勝クラスでした、格上挑戦や昇級初戦となる馬の好走が散見するのも特徴です。
優勝馬の過去1年以内の2400メートル以上の重賞連対実績と父
2014年以降の優勝馬延べ8頭のうち7頭は、過去1年以内に2400メートル以上の重賞で連対した実績がありました。
唯一の例外であるゴールドアクターは、前年の菊花賞で3着と、長距離GⅠでの実績を有していました。
また、ムイトオブリガードを除く7頭の優勝馬の父は、現役時代に2400メートル以上のGⅠを制した経験のある種牡馬でした。
出走予定馬
11月5日時点の出走馬と人気、予想オッズ等を確認して条件に合う馬を確認していきます。
予想
過去の傾向から、まず人気と年齢さらに負担重量などから選んでいきます。
◎5番 テーオーロイヤル
〇6番 キラーアビリティ
▲7番 ブレークアップ
△11番 ラストドラフト
☆12番 マイネルファンロン
以上のように予想しました。
まとめ
最後にこの記事の要点をまとめました。
3番人気以内の馬を軸にして、4番人気以下の馬に流す買い方が有効
3歳馬はこれまですべて馬券に絡んでいるので注目
負担重量が57.5キログラムの馬は好走率が高い
いかがでしたでしょうか?
波乱が多いレースなので下位人気からもなるべく選んでいきたいレースになっています。
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