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東北出身の新人ちゃんに彼氏がデレデレしてるんですけど!!


はじめまして
私の名前は久保史緒里と申します
乃木商事に務めていて
同じ職場の早川〇〇君とお付き合いしています
優しくて面白くて一緒にいて落ち着く所
サウスポーからキレ抜群のピッチングをしそうな
容姿も大好きです!


??∶なんか説明してる所悪いんだけど

史緒里∶あっ!〇〇

〇〇∶俺は、右利きだし野球経験ないから

史緒里∶〇〇なら出来そうだけどな〜

〇〇∶運動神経悪いからな

史緒里∶試しに、今度のデートバッティングセンター行こうよ!

〇〇∶良いよ

史緒里∶やったー!!

史緒里∶(これで、愛しの〇〇のピッチングが見える!グヘヘヘ)




部長∶皆、おはよう!
   いきなりだが、今日から一緒に働く新入社員を紹介する。

部長∶矢田萌華さんだ


矢田∶秋田県出身の矢田萌華です
   よろしくお願いします。




史緒里∶秋田県出身!?

〇〇∶良かったじゃん、東北出身仲間が増えて

史緒里∶やった!

??∶嬉しいですね〜♡




〇〇∶相変わらずあざといね

佐藤∶あざとくて何が悪いの?♡♡♡

〇〇∶はは(笑)



部長∶〇〇!ちょっと良いか?

〇〇∶はい

部長∶〇〇には矢田さんの教育係をお願いしたい

〇〇∶俺ですか?

部長∶よろしく頼んだぞ

矢田∶よろしくお願いします

〇〇∶こちらこそ、よろしくね





佐藤∶〇〇先輩、なんか良い先輩って感じですね〜♡♡♡

史緒里∶うん…

佐藤∶あれ?もしかして嫉妬ですか〜♡♡♡

史緒里∶ち、違うよ

佐藤∶分かりやすいですね〜♡♡♡

史緒里∶からかわないで!




史緒里∶(仕事だもんね、仕方ないよね…)




矢田∶〇〇さん、これどうすれば?

〇〇∶ここは、こうすれば大丈夫だよ

矢田∶ありがとうございます!



〇〇∶矢田さんは、覚えが早くて凄いね

矢田∶〇〇さんの教え方が分かりやすいので

〇〇∶ありがとう、なんか照れるね///






史緒里∶ムキッーーーーーーーーー!!!

史緒里∶なんか、めっちゃデレデレしてるんですけど!!!
私が好きっとか言っても涼しい顔してるのに、ちょっと褒められただけで、照れるね///だって!?
じゃあ、私の好きにも照れてよ!!!



??∶うわっ!びっくりした~
   職場に雪積もってるのかと思った

史緒里∶ねぇ、それ止めて山下





山下∶なにをそんなに怒ってるの?


史緒里∶だって、〇〇が…







山下∶なるほどね〜久保の気持ちも分かるけど
妬きすぎじゃない?

史緒里∶え〜でも、あっ!見て!

史緒里∶なんか、二人の顔近くない?

山下∶同じ資料見てるから仕方ないんじゃない?

史緒里∶近すぎるって、キス出来ちゃうよ!
    最近、あんまり史緒里にはしてくれないのに…

山下∶あんまりって?

史緒里∶前は一日5回はしてくれたのに、最近は3回ぐらいしか…

山下∶めっちゃしてるじゃん…

史緒里∶え、そうかな///

山下∶(結局、惚気けてるよ)

山下∶でも、モヤモヤするなら〇〇君にちゃんと伝えた方が良いよ

史緒里∶そうだね!伝えてみる!





史緒里∶〇〇〜!

〇〇∶ん?どうした?

史緒里∶ちょっと良い?

〇〇∶ごめん!矢田さんに教えないといけない事があるから、後で良い?

史緒里∶あ、うん…

〇〇∶ごめんね






佐藤∶先輩〜!!♡♡♡


〇〇∶どうしたの?

佐藤∶矢田さんには私が教えるので、久保先輩のお話聞いてあげて下さい♡♡♡

史緒里∶璃果ちゃん…

佐藤∶同じ東北出身仲間として困った時は助け合いです!♡♡♡

史緒里∶ありがとう!

〇〇∶じゃあ、佐藤に任せるね

矢田∶久保さん、私も久保さんの味方です

史緒里∶めっちゃ良い子じゃん😭

史緒里∶じゃあ、少しだけ〇〇借ります!









史緒里∶なんか、ごめんね

〇〇∶大丈夫だよ、なんかあった?

史緒里∶えっと…

史緒里∶(自分から嫉妬しちゃったって言うの恥ずかしいな///)

〇〇∶もしかして、嫉妬しちゃった?

史緒里∶えっ!?なんで?

〇〇∶史緒里は妬きもちやきだし、なんか視線感じてたから

史緒里∶恥ずかしい…うん、嫉妬した
    もちろん仕事だから仕方ないって分かってるけど、なんかデレデレしてるように見えて…

〇〇∶ごめんね、矢田さんが緊張しないように優しく接しようとしてたから

史緒里∶ううん、でも史緒里にもデレデレしてほしいな…いつも涼しい顔してるから

〇〇∶涼しい顔しとかないとニヤニヤしちゃうから

史緒里∶え?

〇〇∶史緒里はさ、自分がどれだけ可愛いか分かってる?

史緒里∶え?なに急に?

〇〇∶史緒里はアイドル級に可愛いから一緒にいるだけで、ニヤニヤしちゃうんだ、だから頑張ってクールにしてるだけで

史緒里∶なにその理由!?嬉しすぎる!!

〇〇∶キ、キスとかする時なんか心臓ヤバいからね

史緒里∶だから、回数減らしたの?

〇〇∶う、うん///

史緒里∶可愛いー!!

史緒里∶ぎゅー!!

〇〇∶これからは、素直に感情出すようにするね

史緒里∶うん!〇〇大好き!!

〇〇∶俺も好きだよ

史緒里∶ねぇ?ちゅーしても良い?

〇〇∶う、うん///

史緒里∶照れてる、可愛い♡




二人の距離が縮まり、重な








矢田∶〇〇さん!!部長さんが呼んでます






〇〇∶あっ…

史緒里∶あっ…

矢田∶あっ…









矢田∶ご、ごめんなさ〜い///


矢田は赤面して去っていった






〇〇∶恥ずかしい所、見られちゃったね

史緒里∶そうだね///

〇〇∶とりあえず戻ろっか

史緒里∶うん、あっ!〇〇!

〇〇∶ん?


チュッ

史緒里の唇が〇〇の頬に触れた


〇〇∶///

史緒里∶唇は仕事終わってからのお楽しみね♡












〇〇∶(俺の彼女、可愛いすぎるー!!!)






















 


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