甘えん坊な彼女の裏の顔を知ったので、ストーカーしてみました。
僕の名前は森下〇〇、大学1年生
僕には超可愛くて甘えん坊な彼女がいるんです!!
名前は冨里奈央、2歳年下の高校2年生
僕が高3の時、不良に絡まれてた1年の奈央を
助けたのが、きっかけで付き合いました。
ここからは、普段の僕達の様子をご覧ください!
奈央∶ねぇ、〇〇〜
〇〇∶ん?
奈央∶今日、気温低いよね
〇〇∶そうだね
奈央∶だから、ギューしよ♡
〇〇∶おいで
奈央∶ギューッ♡
〇〇∶奈央、可愛すぎ
奈央∶えへへ(//∇//)
僕の彼女可愛すぎません?
でも、こんなんじゃ終わりませんよ!
奈央は定期的に僕の家に泊まりに来るんですけど…
奈央∶〇〇〜お風呂終わったよ!!
〇〇∶じゃあ、僕も入ってくるね
奈央∶ちょっと待て〜い!
〇〇∶ん?
奈央∶ドライヤーしてほしいな〜
そう言って、僕が座ってる足の間に
座ってきました。
〇〇∶奈央は甘えん坊だな(笑)
奈央∶だって、大好きな人には甘えたいもん!
〇〇∶可愛すぎ!大好き!
思わず、バックハグをする〇〇
奈央∶私も〇〇大好き!!
〇〇∶奈央大好き!!
奈央∶〇〇大好き!!
〇〇∶奈央大好
??∶私もいるんだけど?
〇〇∶ごめんごめん、史緒姉
史緒里∶もう…
史緒里∶イチャイチャするのは、良いけど
自分の部屋でしてくれない?
私も社会人ルーキーイヤーだから
疲れてるの
奈央∶史緒里ちゃん、ごめんなさい…
奈央が申し訳無さそうに謝ると
史緒里∶全然大丈夫だよ!奈央ちゃんはなにも悪くないよ!逆に謝る姿が可愛すぎて元気出た!
初回に6点援護点貰ったぐらい!!
奈央∶史緒里ちゃんが元気になってくれて嬉しい!
史緒里∶可愛いーーーーーーー!!!
奈央の可愛さは合法のドーピングレベルで元気になります!
しかし、ある日事態が急変します…
───────────────────────
僕が大学からの帰り道を歩いていた時のこと…
??∶あの、もしかして〇〇さんですか?
〇〇∶?
??∶私、奈央の同級生の五百城茉央といいます
〇〇∶あ〜うまいおきちゃんだよね?
茉央∶なぜ、それを?
〇〇∶奈央に教えてもらったんだ
茉央∶もう…奈央
〇〇∶それより、茉央ちゃんと会うの初めてだよね?良く僕の事分かったね?
茉央∶だって、毎日奈央に写真見せられてますから
〇〇∶(奈央…なにしてんの恥ずいよ)
茉央∶でも、イケメン紳士奈央の彼氏って大変じゃないですか?
〇〇∶ん?イケメン紳士奈央?
茉央∶奈央といえば、行動がイケメンで紳士じゃないですか?
〇〇∶???
茉央∶イケメン紳士すぎて、女子の間でファンクラブが出来てるんですよ?
〇〇∶(あの、甘えん坊奈央が紳士?ファンクラブ?)
茉央∶あ、茉央そろそろ行きますね!さよなら〜
そこから、〇〇の頭の中はイケメン紳士奈央でいっぱいだった…
奈央LINE∶〇〇〜会いたいよー!次デートどこ行く?
いつものように奈央からLINEが来る
やっぱりイケメンの雰囲気なんて無いな…
でも、イケメン紳士奈央を見てみたい!!
〇〇の好奇心が爆発した。
奈央∶茉央〜コンビニで何か買おう?
茉央∶ええで〜
奈央∶やっぱりガリガリ君かな〜
茉央∶ガリガリ君はうまいおきやからな!!
チラッ
奈央∶?
茉央∶どうしたん?
奈央∶なんか、視線が…
茉央∶なにそれ、怖いねんけど
奈央∶あっ!猫ちゃん!
茉央∶奈央ちょっと待って!!
|д゚)チラッ
〇〇∶友達と帰ってるだけで、可愛い
でも、まだ紳士感は無いな
お気付きの通り、〇〇はストーカーをしています。
奈央∶ガリガリ君ハズレちゃった…
茉央∶どんまいおき!!
茉央∶ハックション!
奈央∶!!
奈央∶茉央大丈夫?
素早く自分の上着を茉央に掛ける奈央
茉央∶あっ///
奈央∶ほらよ
さらに、マフラーも茉央の首に巻く
茉央∶あ、ありがとう///
〇〇∶で、で、で、出たー!!!
あれが、イケメン紳士奈央!
奈央∶茉央はマフラーが似合うね
段差あるよ気を付けて
私が車道側歩くよ
〇〇∶世の中の紳士を制覇してる…
こんな奈央見たことない
奈央∶ん?
茉央∶どうしたの?
奈央∶やっぱり視線を感じる
〇〇∶やべっ
奈央は視線を感じる方に猛ダッシュする
奈央∶え?
〇〇∶はは…(笑)
奈央∶〇〇?なにしてるの?もしかして視線の正体って…
〇〇∶ごめん…これには事情がありまして
〇〇は全て正直に奈央に話した
奈央∶なんだ〜そういう事か〜
〇〇∶ごめんね
奈央∶そんなにイケメン紳士奈央見たかったの?
〇〇∶うん
奈央∶〇〇は甘えん坊とイケメン紳士
どっちの奈央が好き?
〇〇∶そんなのどっちも好きに決まってんじゃん!
奈央∶本当!?じゃあ、これからは色んな奈央を見せてあげるね♡
〇〇∶うん!でも無理しなくて良いからね?
自然体の奈央が一番好きだから
奈央∶じゃあ、甘えん坊奈央しか見れないかも
〇〇∶なんで?
奈央∶だって、〇〇に甘えてる時が一番幸せだから!!
〇〇∶奈央ーーーーー!!!
こうして、甘えん坊彼女の裏の顔を見るためのストーカーは終わりを迎えた
それからの奈央はというと…
奈央∶〇〇〜アーンして
〇〇〜一緒に寝よ
〇〇〜ん!
チュッ
今まで以上に甘えん坊になったそうだ…
茉央∶私も一緒に帰ってたのに、最後全然セリフ無かったやん!!
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