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あなたと違うんです

「私は自分自身を
 客観的に見ることができるんです。
 あなたと違うんです。」

覚えている人がどれだけいるか知らぬが、
我が国の、時の総理の言葉である。

残念ながら あれは嘘だ。
どうしたって、本人に自身の客観視はできぬ。

それは
「客観的には こう見えているのだろう」
という、紛れもない「主観」なのである。

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