Tableau Tips特集(ディメンション・メジャー編)
この記事は、分析ツールであるTableauで分かりにくい部分をピックアップしてご紹介することを目的としております。今回のテーマは、ディメンション・メジャーについてです。
不連続・連続とディメンション・メジャーと混同してしまいがちな部分かと思いますので、
改めて整理してご説明致します。
これからTableauを活用してデータ分析をしたい!という方は是非読んでみて下さい。
■ ディメンションとメジャーとは
ディメンションとメジャーは、Tableauを理解する上で基本的な概念になります。
データを分析する際に、どのデータがディメンションであり、どのデータがメジャーであるかを理解することで、効果的な分析が可能となります。
ディメンションとメジャーについて、まずは表形式で違いをご説明します。
よく利用するそれぞれの意味や具体例、操作、計算の観点で比較しております。
まずはこの表を読んでそれぞれのイメージを掴んで頂けたらと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1723116032767-HTLOpbfgG2.png?width=1200)
いかがでしょうか?何となくイメージが掴めてきましたでしょうか。
ここからはそれぞれの詳しい内容について、ご説明していきます。
・メジャー (Measure):メジャーは、集計の対象となる数値を示します。例えば、売上額、人口、温度などがメジャーに該当します。メジャーは定量的な値であり、数値の計算が可能です。データを見る目線がディメンションで、見たい値がメジャーとなります。
・ディメンション (Dimension):ディメンションは、分析の切り口や基準になる値を示します。例えば、地域、顧客名、商品カテゴリー、顧客名などがディメンションに該当します。ディメンションは定性的な値であり、数値の計算はできませんが、グラフや表を作成する際に、データを区切るために使用されます。Tableauでデータソースに接続したときに自動でディメンションとメジャーに振り分けてくれますので、どれがメジャーでディメンションなのかも確認してみて下さい。
![](https://assets.st-note.com/img/1723116165587-1QPsd4ioxH.png)
今回はここまでになります。いかがでしたでしょうか。基本的な概念的な部分にはなりますが、今後Tableauを操作して上で重要な土台となりますので、是非皆さんも操作してみて下さい。